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ベンゾチアゼピン系の睡眠薬の離脱作用の恐ろしさについて

女子を幸せにする男子力研究所のたかたんです。

今日は睡眠薬のお話についてしたいと思います。
私は不眠症のきらいがあって、心療内科でベンゾチアゼピン系の睡眠薬を出してもらっています。

種類は、マイスリー、リボトリールの2種類なのですが、マイスリーは超短期の睡眠導入剤で、非ベンゾチアゼピン系のお薬なのですが、ベンゾチアゼピン系とほとんど同じような作用をします。

リボトリールはベンゾチアゼピン系でも一番効力が強いお薬で、普通のベンゾチアゼピン系の睡眠薬の20倍の力価という、ベンゾチアゼピン系の一番強力な睡眠薬なのです。リボトリールは本来は抗てんかん薬なのですが、不眠症に出されることが多いです。長期にわたって眠れるのはいいのですが、起きてもな日中の眠気にさいなまれるほどの強力な睡眠薬なのです。

マイスリーは睡眠導入剤なので、それほど、効用が長く続かないので(4時間ぐらい)、翌日の活動には影響は及ぼしません。

リボトリールは効用が57時間ほど続くので、飲んでしまえば、その時間は眠気にさいなまれてしまいます。

活動をしようとしても、頭がぼーっとしたり、眠気と戦ったり、リボトリールの正の作用でも生活に大いに支障がでるのです。

リボトリールの眠気に抗うために、たかたんはエナジードリンクを飲んでいます。また、リボトリールは少量の2.5mgでも十分効くのに、30mgを出されていて、通常の方の12倍を最大量として出されていました。

そりゃ、日中の眠気も引き起こされるなと、妙に納得したものです。
眠くて眠くて、なんでだろう、この眠気はと思っていたのですが、リボトリールについて調べてみて、なるほどなと思ってしまいました。
日中の眠気にどんなに抗ってみても、この強い睡眠の作用はなくならないのは当然です。人工的に57時間も体内に睡眠作用のある物質が、血液中、脳内にあるのですから。

ベンゾチアゼピン系の睡眠薬なのですが、不眠の症状が治まったら、漫然とそれから服用を続けるのではなく、ゆっくり減薬をして、飲まなくすることが必要と厚労省もアナウンスをしています。ベンゾチアゼピン系の睡眠薬は不眠治療をするのではなく、一時的に眠れるようにするなのだけですから。
その後漫然と飲んでも、ベンゾジアゼピン系のお薬は強い依存性と、すぐに耐性といって、効果が出なくなるお薬なのです。効果を求めて、もっと増量すると相当悪いループになってしまいます。

リボトリールは悪魔のお薬と言われています。そのゆえんは、力価が高い、ベンゾジアゼピンの成分がたくさん入っているので、リボトリールをやめるときに、ものすごい離脱症状の地獄を味わうところにあります。

たかたんもものすごい眠気があったので、減薬中で、急ピッチで30mgから3.75mgに減らしたのですが(1週間程度で)、本来ならばこの量は10年間ぐらいかけて1か月に0.5mgずつゆっくり減らさなけらばならない、危険な減薬なのです。

奇跡的に1週間程度で、1/6に減らしても、離脱症状は今のところ、大きく目立つものはないのですが、もちろん心療内科の先生には減薬について診察の時に相談しています。自己判断で減薬を行うと、地獄を味わうことになります。

リボトリールの服用と離脱症状なのですが、

大量連用により薬物依存を生じるおそれがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。
呼吸抑制、睡眠中の多呼吸発作、眠気、ふらつき、意識障害、めまい、運動失調、神経過敏(不機嫌、興奮等)、無気力、情動不安定、筋緊張低下、頭痛、構音障害、寡動(活動低下、運動抑制等)、運動過多、不眠、頭重、もうろう感、注意力低下、眩暈、振戦、しびれ、行動異常、歩行異常、不安、幻覚、筋緊張亢進、知覚異常、うつ状態、攻撃的反応、喘鳴、呼吸困難、気道分泌過多、喀痰増加、咳、複視、目がかすむ、羞明、唾液増加(流涎等)、食欲不振、悪心、嘔吐、口渇、嚥下障害、口内炎、腹痛、便秘、下痢、吃逆、食欲亢進、尿失禁、排尿困難、血小板減少、好酸球増多、白血球減少、貧血、肝臓のAST(GOT)、ALT(GPT)の上昇、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇、過敏症状、発疹、性欲減退、脱力、けん怠感、体重減少、疲労、ほてり(熱感、顔面潮紅)、発熱、体重増加、いびき、月経不順

と、離脱症状と副作用のオンパレードなのです。しかも命と生活、社会生活に関わるような重篤なものもかなり含まれています。

まず、内科や心療内科、精神科で、睡眠薬というワードが出たら、安易に飲まないでくださいね。人生の転落への第一歩なのです。そして、もし出されても、まずはそのお薬の情報を調べて、ベンゾジアゼピンのお薬なのか、調べてくださいね。強力なベンゾチアゼピン系の睡眠薬はそれだけで人生を破綻させる力があるので、本当に本当に気を付けてください。

この中で、自然な睡眠を導いてくれる、ロゼレムとベルソムラはベンゾジアゼピン系ではないのでそれほど危険性はないと思われますが、その他のお薬を出されたときは、飲むかどうかをよーくよく検討してから、もし飲むのであれば、1~2週間程度で減薬を始めるようにしてください。もし減薬を始めない医師なのであれば、それはベンゾジアゼピン系の恐ろしさを認識していない医師なので、心療内科であれば、その医師は信用できないと思ってもいいと思います。

たかたんのリボトリールの離脱症状の話に戻るのですが、奇跡的に上記の副作用、離脱作用のうち、目のかすみ、口渇、頭重、食欲亢進、無感動だけで済んでいます。多分他の方だったら、もう寝たきりになるほどの、体の震えや腕や足のしびれ、歩行困難、排尿困難などに見舞われていることでしょう。本当に特異例として、これだけの減薬を行っていて、無事でいられるのはありがたいです。ただ、リボトリールもゼロにすると多分この症状が出て、社会的生活を行えなくなるので、ゼロにはできず、ちょっとだけ飲み続けないといけないのです。

たかたんは命を削って、ベンゾジアゼピン系の減薬を急ピッチで行っているのですが、それは聡明な医師の指導に従って行っています。どうぞみなさん、ベンゾジアゼピンというものすごい落とし穴に嵌って、人生を無駄にされないよう、睡眠薬で安易に眠ろうとせず、注意深く、睡眠薬を疑ってかかってくださいね。

これから、たかたんにはベンゾジアゼピン、リボトリールの減薬という、ものすごい重いタスクがもっと待っているのですが、それにも負けず、日中活動をしていきたいと思います。

下のページはもっともっと大変な思いをされて、ベンゾチアミン系のお薬を減薬、断薬されてきた方のお話があります。皆さん、人生を削って、ベンゾチアゼピン系の薬の離脱作用と戦ってこられている方です。皆さんの注意喚起をぜひ胸にしまって、ベンゾチアゼピン系のお薬の落とし穴に嵌らないように、気を付けられてください。

以上、たかたんのベンゾチアミン系のお薬への注意喚起と、今離脱作用や副作用と戦っている話でした。

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