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【2023.09.02】RWAトークンのメリットとリスク

こんにちは。danskです。
ようやく続きです🙇‍♀️これまでの記事はこちらから読んだいただけますと有難いです。

さて、RWAトークンは利用すると、どんなメリットがあるんでしょう?現実のものは実際手に取って購入できるので、わざわざトークン化する必要はないのでは?トークン化するメリットがあるはずです。今日はGoogle BARDさんに聞いてみました。


RWAトークンのメリット


1.資産の所有権を分割できる

RWAトークンは、現実世界の資産をデジタル化したトークンです。トークン化することで、資産を小さな単位に分割して売買することができます。これにより、高額な資産もより多くの人が購入しやすくなります。

例えば、不動産を1単位のトークンにして売買することで、誰でも10万円程度から不動産の一部を所有できるようになります。また、アート作品やスポーツチームの株式なども、RWAトークン化することで、より多くの人々に投資の機会が提供されます。

2.取引が容易になる

RWAトークンは、ブロックチェーン技術を活用することで、取引を簡単にします。ブロックチェーンは、中央管理者を必要とせず、取引の記録を分散して管理する仕組みです。そのため、RWAトークンの取引は、銀行や証券会社などの仲介者を介さずに、直接行うことができます。

これにより、取引手数料が安くなるだけでなく、取引の透明性や信頼性が高まります。また、24時間365日いつでも取引が可能になるため、市場の流動性も向上します。 

3.新たな金融商品やサービスを創出できる

RWAトークンの活用により、新たな金融商品やサービスが創出される可能性があります。例えば、不動産やアート作品などの資産を、分散型金融(DeFi)の仕組みで管理することで、より効率的な資産運用が可能になります。

また、RWAトークンを活用した保険や融資などのサービスも開発されており、金融業界の新たな可能性を切り拓いています。

このように、RWAトークンは、資産の所有権を分割し、取引を容易にするなど、さまざまなメリットをもたらします。今後、RWAトークンの活用はさらに拡大し、金融業界や経済全体に大きな影響を与えることが期待されています。

私が思うRWAトークン

以上がAIさんの回答でした。
ほんとその通りだなぁと思いましたが、RWAトークンのリスクと、その必要性について、少し考えてみたいと思います。

1.裏付資産問題

これは、前回の記事にも書きましたが、RWAのトークンがどのような形で裏付資産と紐付いているのかは非常に大事な着眼点になると思います。

恐らくきちんと法整備がされたTradFiのほうが安全ではありますが、DeFiでどうしても投資したい場合は、裏付資産の保管方法と証明方法は非常に重要になるはずです。

もう一点、預けている資産がどのような類の資産なのか、という点も大事ですよね。現実世界にあるものだとはいえ、株式や有価証券など価格変動のあるものなのか、もしくは不動産のように比較的価格が安定しているものなのか、あるいは値付けの難しい商品なのか。これによってリスクは全然変わります。

最後に、裏付資産の正しい評価額を知る必要性もあると思います。

私は不動産は仕事の関係で詳しい方なので、恐らく裏付資産の評価額はある程度分かります。ですので、仮に不動産トークンが売りに出ていたとしても、そのトークンが裏付資産より評価が高いのか低いのかの判断が可能です。一方、アート作品については、全く疎いので、価格については検討もつきません。モナリザのような公共財のようなものに値段がつくことは恐らく無いでしょうが、もし販売されたら、どのくらいが割安なのか?割高なのか?という視点を持つべきと思います。

もちろん、これは株式投資と同じで、会社の評価額通りに株式の価格が動くかと言えばそうではありません。ですが、なんの基準も持たずに売買するのは非常に危険な行為だと私は思います。

2.流動性の問題

まだ、セキュリティトークンであれば、ある程度の流動性は保てるかもしれません。普通の株式や債券市場などで売買されるよりも、より効率的でコストも安くなるはずですから、一定の需要はあるものと思います。ですが、まだまだ新しい領域なので、すぐにひとが入ってくるとも限りません。ですので、買いたい時に買えない、売りたい時に売れないリスクは考えておかなければなりません。

更ににいうと、有価証券以外の現物がトークン化された場合はもっと注意しなければいけません。例えば、ワインがトークン化されたとして、そのトークンを買う人ってどの程度いるものなんでしょうか?美術品も同様です。超有名なゴッホやモネやダビンチなどの絵画であればまだしも、さほど有名では無い画家の作品でほんとに買い手・売り手は現れるでしょうか?

史上が拡大するまでは、流動性は少ないものとして考えておくべきだと思いました。

 
3.そもそもブロックチェーン技術でトークン化する必要があるものなのか?

今後は様々なプロジェクトが増えて、新しく斬新なアイデアを多く見ることが出来るのだと思います。それはとても楽しみではあるのですが、本当にそれがブロックチェーンで管理する必要があるのか、という所まで深堀りをしていきたいと思います。

確かに取引が高速化され、コストも下がるかもしれませんが、わざわざセキュリティトークンで買わずに、ETFやREITに投資したら、それで同じ効果が得られるかもしれません。

わざわざBTC買わなくても、BTCの先物ETF買った方が税金が安くて取引がスムーズで良いと考えるのと同じ考えです。

 セキュリティトークン買うために、めんどくさいメタマスクを用意して、ハッキングのリスクに晒すのも考えものですよね。より安全な代替案があるのであれば、そちらを検討すべきです。

3.異常なボラティリティ

まだセキュリティトークンは監視されているかもしれませんが、DeFiで触るとしたら、投機勢が多くいるので、ボラティリティはかなり激しくなると思っています。memeコインみたいな動きをするものもあるかもしれません。現物資産が裏付されているからと言って、値動きが安定するかは関係ないですよね。

ということで、いま思っているリスクについて記載してみました。個人的には、仮想通貨に投資するくらい、あるいはそれ以上にリスキーな投資だと感じています。

極力銘柄の中身を見極めて慎重に投資すべきだろうと思います。とはいえ、新しい概念ではあるので、今後どんなプロジェクトが生まれてくるかはとても楽しみです。
 

おわりに

一応これで書きたかった内容は完結しました。もう少しいろんな記事の引用を載せて、より分かりやすくしたかったんですが、探す手間を省いてしまいました。一日の限られた時間で完成させて、投稿させようと思ったらこれが限界かもしれません。

まぁそれでもアウトプットが定着してくると、インプットする際に自分の意見を持ちやすくなりますし、より深く細かく読もうとするので、非常に勉強になります。あとは時間や量のバランスを調整しなければいけません。

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