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20240131 今さらの明けましておめでとうございます!

2024年の1月さいごの日。もはや明けましておめでとうはとっくに過ぎたけど、そして1年の始まりの日にはもう大きな出来事があったので手放しでおめでとうという気分にはなれないけど。それでも2024年を迎えたことにおめでとうと言いたいです。


さようなら2023年、ようこそ2024年!

2023年の10月から更新していなかったので思い出をざざっと。


10月は勉強していることの実習があって、だいぶ大変でした。仕事、実習、ボランティア、スクーリングを繰り返すうちにあっという間にひと月が過ぎました。

その間にハロウィンイベントで仮装したり、ボランティアでパートナーになっている子に会いに小旅行したり。

実習があった日は、帰ってきてから報告書というか日報を書く。書きたいことがたくさんあってまとめるのにすごく時間がかかったけど、これは私が一番最初に福祉の現場を体験して感じたことだから、おろそかにはしたくなかった。

あとから読み返したら「こんなことも知らなかったの?」と思うかもしれないけど、それを恥ずかしく思うくらい成長しなくちゃいけないんだよな、と1年後の自分をはげます意味でも小さな気付きすら残しておきたくて。


あーそうだ、10月後半ヘロヘロになりながらのボランティア帰り、よしお君に道端でばったり会って飲みに行ったんだ!(手帳を見返しながら書いてます)

ボランティアをしている中で知ったことは守秘義務があるから誰にも話すことはできない。出会った人たちやその場で起こったことの中には、たのしいエピソードもあるが、もちろんそうでないこともある。そこで時間を共有した人たちの胸の中にだけ、それがあるということだ。

自分がいま勉強していることに繋がる実践の場でもあるから、すごくたのしい。でも表向きはおだやかな時間を過ごしていても、何かに触れないように、傷つけないように気を張っている時間でもあるし、守られた場所だからこそお互いに安心して話せる場でもある。そして、それぞれの人生の幸せを祈る場でもある。

そういうあれこれをぼーっと考えながら駅までの道のりを歩いていたら、なんか見たことのあるようなロン毛のシルエットが目に入ってきて、あれ?と思ってじーっと見たら、やっぱりよしお君と後輩の大きい男の子だった。

ぐうぜん会った記念によしお君に一杯だけごちそうになったあと、すぐにわかれて別のお店で「パンみたいなビール」を一杯だけ飲んで帰りました。ボランティア帰りに一人好きなお店でビールを飲みながらクールダウンする時間を楽しみにしているんだ〜。王様の耳はロバの耳をやる、みたいな感じ。



11月は軽井沢に住む友人の家に泊まりに行きました。10月は目一杯忙しくなることがわかっていたので、慰労旅行のつもりで。

かわいい犬とすてきなお家で二泊三日、とにかくのんびり過ごしました。彼女も仕事に勉強と忙しくしているのに快く迎えてくれて、ペンションの一室のように完璧なゲストルームまであって!

いわゆる観光地へ出かけることもせず、家でご飯を食べて本を読んだり昼寝をしたり、浅間山を見ながら犬と散歩したり、おしゃれな本屋さんへ行ったり美味しいカレーを食べに行ったりしました。思ったより気温も下がらず、ポカポカあったかい天国のようなリビングでの昼寝は最高だったな。


彼女ががまだ東京に住んでいたころ、出張や旅行のたびに愛犬を預かっていました。犬を飼っていない私たちにとっても家族のようなかわいい犬です。私のことを覚えていたかわからないけど、久しぶりに小さくてふわふわの生き物と過ごせてすごく嬉しかった!


あー、軽井沢に行く前後は、六本木のギャラリーに書家の方のお手伝いに行ってましたね。その書家の方とは2022年の年末くらいに銀座の小さなギャラリーで出会いました。家が近所であることがわかってからたまに家に遊びに行ったりお手伝いをしたり飲み会に誘ってもらったり、ちょこちょことお付き合いが続いています。

とにかくエネルギーがある人生の大先輩でもある女性で、強くかしこく今を精一杯生きているなという感じです。コロナ前は海外でも個展やパフォーマンスをしていたので、彼女を慕って来る外国からのお客様も多いです。ギャラリーのようにぜいたくに改装された家で過ごす時間も好きだし、何よりものづくりをしている人の近くにいることが私は好きなんだと思います。そのひとの作品はもちろん、生き様のようなものが見たいという欲があります。


後半には次男の誕生日がありましたね。18歳、立派な成人男性になりました。次男は今挑戦したいことがあって、いろいろ模索している時期なのかなと思います。中学を卒業したあとオンライン高校への入学と同時に働きはじめて、翌年には家を出てシェアハウスに住み始めて。

長男に続き次男までもいわゆる一般的とはいえない道を進んできたわけだけど、うまく順応できた部分もあるし、ちょっとしんどかった時期もあったと思う。ぎゅっと濃い経験をする中で、個性の純度がより高まってきた感じ。

次男の良いところは、自分と人を比べたりしないこと。そしてどこでどんなふうに過ごしていても、次男らしさを失わないことです。自分が18歳の頃はやさぐれていたので「心も身体も健康でいてくれるだけでいい」と本気で思っています。

思春期といわれるこの時期に、次男のように心が凪いでいることって案外むずかしくないですか?そりゃあ次男なりにいろいろあるのだろうけれど、それでもその芯に「スッと一本通った」ようなものを感じて、それがとても好ましく感じます。


誕生日には、次男が生まれる前から通っている焼肉屋さんへみんなで行きました。日本愛石協会のおじいちゃん達と相模川の河川敷で拾ったすてきな石をたくさん見せてくれて、そのうち5つをくれました。


次男が焼肉屋さんでじいじに話していた「いい石の話」が忘れられないんですよ。「石はただずっとそこにあるんだよ。いい石を自分が見つけたような気持ちになるけど、本当は見つける前からずっとそこにあって、それを見つけた!と価値があるように思うのは自分だけで、石からしたらそういうのは関係ないっていうか」そういうようなことを言っていた。


私からの誕生日プレゼントは表参道のMOMAショップにあったカリンバです。18歳おめでとう次男!


12月はボランティアのクリスマス会があったり、忘年会もあったな。美味しい日本酒もたくさん飲んだ。


銀座で書道の個展をしていた実母に会いに行ったあと、そのまま横浜の元町へ行ったり。私のお母さんは何かというと「元町へ行こう」という。元町には昔、パン屋のポンパドールがあって、そこのフランスアンパンが好きだったな。ポンパドールは表参道にもあったよね。今はディオールとかのポップアップがある辺りだったかな?なつかしいな・・・。


前職のパート仲間である美人妻2人とランチもできたしクリスマスイブの24日は関口教会のミサに行った。初めての体験で、行く前はクリスチャンでもないのにどうなのかな?と迷ったりもしたけど、行ってよかった。してみたいと思ったことはしてみようと思っています。


その帰り道にクラフトビール屋さんへ行き、チャリティーをしてきた。ママやマスターにも久しぶりに会えてよかった。立派なことをしている人は大きな声をあげたりはしない。静かに応援し、楽しませながら誰かにとどく支援をするのだ。


25日にはばあばの家でクリスマスをした。夏に長男が帰ってきた時にビーフシチューを食べたので、メニューは豚肉とキャベツのドイツ煮にした。長男とビデオ通話もして。ばあばのレシピのバリエーションは決して多いとはいえないが、その一品が定番化している分、重みがある。その感じがなんか外国っぽいんだよな〜。


よしお君も仕事帰りに自家製のローストビーフを作ってきてくれた。ものすごく贅沢なお肉を使っていてびっくりするほどおいしい。じいじも2023年は病気と闘った大変な年だったから、元気になって自分の息子が作った好物を食べられるようになって、すごく嬉しかっただろうと思う。じいじをずっと支えていたばあばにも心からのお疲れ様をつたえた。


そのあとは夜中までカラオケをしたり四ツ谷にケーキを売りに行ったり新宿の武蔵野座で映画納めをしたり本を買ったりボランティアをしたり友達から相談を毎晩のように受けたりしているうちに2023年が終わった。


2023年は本当によくやったなと思う。ふりかえってみると、ぜんぶ必要なことだった。


2023年もよく生きたし、2024年もよく生きたい!


今年もどうぞよろしくね。


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