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2023年7月現在の国際線移動レポ(ANA往路編)

7/14~7/17で台湾へ行ってきたのでその往復移動の状況についてのレポです。
国際往来が本格的に再開して2度目の夏であり水際対策が撤廃されてから初の夏休みを目前に控えた日本出国の現状について。

まず行きはセントレアから羽田乗り継ぎで台北松山へ。
全てANA便でセントレアでスルーチェックイン済み。

羽田空港のANAの国内線は全て第2ターミナル発着、7/14時点では羽田空港の国際線は全て第3ターミナル発着となっており、乗り継ぎの際にターミナル間移動が必要となっていた。
これについては7/19からANA便の国際線の第2ターミナル利用が再開されるためターミナル間移動が不要になる便がいくつか出てくる予定。
今回利用した台北松山便も7/19からは第2ターミナル発着となるため、今回のような移動は不要となるが、第3ターミナルへ行く必要のある便もまだ多数あるためその場合に参考にしてもらいたい。

羽田空港の乗り継ぎ乗車票

まず羽田空港に到着後移動が必要になるが、その際ほとんどの人は無料連絡バスを使うだろう。
ただこのバスは現在とんでもない混雑になっているため、あまりオススメしない。そこで使うのが上記画像のような乗り継ぎ乗車票。
これはあまり知っている人が居ない穴場ルートだが、羽田空港内での乗り継ぎが証明できる航空券を持っている場合は空港のインフォメーションでこの乗車票を貰うことができる。
これがあれば無料でモノレールもしくは京急を使うことができるため混雑で乗れないこともまず無い。
ちなみに、モノレールだと第3ターミナルの2階が改札になっているので上下移動も少なく楽だ。

ANAの場合はコロナ前はランプ内乗り継ぎバスというものがあり、国内線の制限エリア内から直接第3ターミナルへ行けたが、現在休止中で再開する気配も無い。
到着ルートを歩いていると途中でこのバス乗り場が見える。

第3ターミナル保安検査場

そんなこんなでなんとか移動して8:50に第3ターミナル駅に到着。
今回の乗り継ぎは定刻でも8:25着、9:50発なのでターミナル間移動があるとすんなり行ってもあまり余裕は無い。
こんな状況なのですんなり行くわけもなくかなりギリギリ。

羽田空港ではANAとJALのみFaceExpressという顔認証システムが導入されており、このシステムを使うと保安検査場の行列をショートカットすることができるので必ず使うようにしてほしい。
これは当日カウンター前にある機械で顔写真を登録して使う。
ただこの機械も並んでいたり故障していたりで、登録するまでに10分くらいかかった。
登録後は保安検査に行くのだが、なんとこの朝のラッシュに4レーンしか開いていないという酷い有様。
待っている間に2レーン追加で開いたが、遅いだろという…
ちなみにコロナ前は各航空会社の上級会員向けの優先レーンがあったが、現在そのレーンは運用されておらずしばらく再開しなさそう。

第3ターミナルに着いてから制限エリアに入るまでに30分。
出国審査は日本人は自動なので一瞬であり、ほとんどが保安検査のための時間だった。
FaceExpressが使えるANAでこれなので使えない会社だとこの大行列じゃ下手したら1時間かかるんじゃないか。

既に出発30分前だが喉が渇いたのでせめてジュースだけでもと、ラウンジへ行きジュースを飲んで出てきたが、ラウンジ内で全員の案内中コールがかかったところだったのに、その数分後の9:30時点にはファイナルコールがかかり焦ってゲートに向かったところなんとバスゲート。どうりで早いわけだ。
もう第3ターミナルはキャパオーバーしてしまっているので788ごときにPBBなんて付けられないというわけだ(要出典)。

機内食はカルビ丼を選択

乗ってしまえば天国。
やはりANA(エアージャパンだったが)はサービスも行き届いていて機内食も豪華。
プラチナ会員でも名前を呼んで対応してくれて、こういう小さな気遣いでも嬉しい。

今後更に乗客が増えるであろう羽田空港はこのままだと本当にどうにもならなくなり遅延が多発するなどの問題が出てくるように思う。
ANA便が第2ターミナルに移行すると言っても数便であり、雀の涙にもならないだろう。
いつになったらこれは解消されるのだろうか…

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