特典航空券の変更が無料ではなかった話
今回はANAマイルでの特典航空券の話なので他の航空会社は知りません。無料ではなかったと言うと語弊があるかもしれないが変更をしたら実際に追加で料金を払う必要があったのでそのことについて。
今回のルートはセントレア→シンガポール(チャンギ)→バンコク(スワンナプーム)
変更前はお支払い総額が9000円となっている
しかし、変更後に9100円となってしまった。
なんだこれと思ったがよくよく料金を見てみるとその謎が分かった。
まず、税金・料金は以下となる。
・旅客保安サービス料
→セントレアが徴収
・旅客サービス施設使用料
→セントレアが徴収
・国際観光旅客税
→日本の出国税
・AIRPORT DEVELOPMENT LEVY
→チャンギ空港が徴収
・PASSENGER SERVICE AND SECURITY FEE
→チャンギ空港が徴収
・ADVANCE PASSENGER PROCESSING USER CHARGE
→スワンナプーム空港が徴収
・INTERNATIONAL ARRIVAL AND DEPARTURE FEES
→スワンナプーム空港が徴収
・旅客サービス料
→スワンナプーム空港が徴収
このうち海外空港での料金が若干上がっているのである。
そのカラクリは単純だが為替の影響で上がったようだ。
特典航空券の変更に手数料が追加でかかることは無いが、為替の影響で料金が上がってしまった場合には差額が請求される。ということは逆に円高になると返金されるのだろう。
ということはこの先日本でハイパーインフレが起きるなどしてハイパー円安になった時に特典航空券の変更をすると追加で1万円支払いとかもあり得るというわけだ。実際そんな状況で旅行なんてしてられないが。
正直これは初めて知った。
ちなみに軽く探した感じではANAのサイト上にはこれについて案内は無い。
ただ燃油サーチャージが変わることについても案内は無いのでそれと同じ扱いをされているだけだろう。
そんなことより日本の出国税高すぎ。
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