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ChatGPTとショートショートnoteでアイデアを出してみる

やっぱり相談相手に良いのよね。ChatGPT。
なにを聞いてもとりあえず何らか返してくれる。
知識レベルで誤っていることが結構見られるけど、まあそういうもの。ツールは仕組みを理解して使いましょう。

今回は、絵本のアイデア出しに使う方法を考えます。

ChatGPTは幅広い、というか広大な普通を提供してくれる。

相談相手として良いと冒頭書きましたが、つまりは自分の曖昧な記憶や意見を、大量データで学習した一般的な幅広い知識の中から、適切に近い言葉遣いで返してくれる。なので自分の意見と普通の意見をぶつけることが簡単にできるんですね。

たとえばですよ。
「あーくまのぬいぐるみで物語を作りたいなー」
と思ったとしたら「くまのぬいぐるみで物語を作って」というと、まあ普通の物語を返してくれます。

この普通のが大事で、普通のことに頭をつかうのはChatGPTで、われわれはその土台の上に独自の考えを乗せればよいということになります。
ということは、われわれが普通以下の知識しかもっていない部分はChatGPTが補ってくれるということです。
広い普通の知識、普通と言っても一般人からしたらかなりの知識量、、なので広大、を持って適切に疲れずに嫌がらずに返してくれる。とことん付き合ってくれる。

ほら便利。

くまのぬいぐるみの物語も、普通の物語がまずあって、そこから改良するとか発展するとかインスピレーションを受けて別の物語を作ることができます。
下駄を履いた上で、自分独自の創造力が使える。

今後、これらのツールを使わない未来は想像しづらいので今のうちに慣れておくといいかもしれませんね。

アイデア出しに使ってみる

じゃあ次の段階ね。
「くまのぬいぐるみ」などの絵本では当たり前ワードとなっており、幅が広がりません。新人の方には新人らしい発想でと期待されている(?)部分もあるのでちょっとストレッチを目指しましょう。
普通の範囲のアイデア出しからちょっとはみ出す方法です。

というわけで一つのアイデア出しの方法、こんなのを買ってみています。

以前イベント動画を見てほしかったんですが、一旦ペンディングして最近ようやく買いました♪
これは最終的にランダム要素を含みつつ2つのカードに絞りそこからに書かれたワードからショートショートを作るというものです。思いがけない組み合わせになり、これが頭を使います。おもしろいですよー。
(わたくしも試してみています。今後こちらにもアップしますが、絵本になりにくいものはショートショート的にテキストで消化したいと思います。)

さてこのカードでひいたワード。
これをどうショートショートにするかというと、リンク先の動画にくわしいのですが、簡単に言うと、「言葉についてきちんと向き合う」ということになります。その言葉はどういう意味を持つのか、どういうものなのか、いい面は?悪い面は?と考え続けるのです。

引いたキーワードがちょっと物語になりづらいな・・・とおもってもすぐに引き直さないほうが良いと思います。ちょっと粘ってみましょう。

一見、絵本ぽくないなと思ってもそれはストレッチチャンスです。
粘りも大事。

でも、引いたワードに対してなかなかいい情報を持っていないときや自分の中から出てこないときがありますよね。ふくらませにくいことがあると思います。
そこでChatGPTにそのキーワードについて、掘り下げる手伝いをしてもらいましょう。

例えばわたくしがためしに引いた1枚目が「宝くじ」。
ChatGPTに以下のように聞いてみます。
・宝くじのいい面と悪い面は?
・宝くじでおこったびっくりするニュースは?
・もし宝くじが役に立つ方法は?
などなど。
こうして、もう一枚のカードについても掘り下げる。
2枚を組み合わせて掘り下げてみたり。

こうしているうちに、あるときピンときます。

ここからは前々回くらいに書いた記事のとおりですね。情報をたくさん集めて考えて、放置する。この「集める」「考える」ところをChatGPTに手伝ってもらおうということです。

やってみよう!


ショートショートnoteをお持ちであれば、ぜひ↑をやってみてください!
なければ、ショートショートnoteよりクォリティは数段落ちますが、わたくした作ったキーワード生成ツールをショートショートnoteの代わりにしてやってみてください。

キーワード生成
これChatGPTで作りました。古の言語とかGASとかくらいしかやってなかったのですが、初めてjsとか扱ってみました。
キーワードはChatGPTにあげてもらったものです。

やってみるとこんな感じ。


ふつうにありそう。


なにを?洗剤?w


ジーンマイクの悲観的バージョンかな?w

こんな感じ。

このキーワードをChatGPTと一緒に掘り下げます。

なんやかんやで、できたのがこちら。
「宝くじ」「2人用」

「宝くじあるんだけど、どう?」
もうどれくらい前の話だろうか。
われわれふたり、永遠の命を得てからこの星でずっと暮らしている。
この星には、いまや二人だけだ。

ここにある数少ない娯楽、宝くじ。
今回も俺とあいつで1枚ずつ購入した。300円。
今朝も新聞を見る。「さて、あたったかな・・・」。
やった、1等あたってる。今回は俺だ。
売り場に行き当選を確認して、銀行に行き当せん金を受け取る手続きをしてそして億単位のお金を受け取った。

もはや何回目の当選かもわからない。

俺とあいつは、当せん金から宝くじを1枚ずつ買う日常に戻っていった。

ChatGPTで還元率とか、宝くじの共益性とか、当たる興奮度合いとか。
二人だけの利点、困る点など、いろいろ調べました。
それらを踏まえて創作した結果が、上です。

さて「なんだこの程度か」と思われたらわたくしの実力不足によるところなので申し訳ないのですが、ChatGPTは考える幅を広げてくれるのね、と思っていただけたら幸いです。
それにこの程度の感じのやつを出しておくとあとで続く人が楽ですからねw(という言い訳をかきつつ・・・)

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