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実録!パパ活顔合わせ

その日は通っているジムの時間まで少し時間があったので、歌舞伎町の入り口のドトールで一人で茶をしばいて時間を潰していた。
隣にカップルが横並びに座ってきて。一見普通のカップルだった。
最初こそ気にもせずスマホに夢中になっていたけど、途中聞こえてくる会話から、『あれ?これは?もしや?』と私の中のジャーナリズムはビンビンですわ!

登場人物を紹介しよう!


男:30代、IWGP時代の西島千博をものすごくキモくした感じ。
女:川瀬智子風の金髪ロング。川瀬智子を二日酔いにして浮腫ませた感じ。

結論、パパ活アプリの顔合わせ現場だったのだ!
歌舞伎町リアルを追う者として(なんやそれ)パパ活アプリの存在についてはもちろん把握はしていたけれど、生々しい実際の交渉現場を目撃するのはこれが初めてのことだった。
もうここからの私は耳をダンボのように大きくし、目がちぎれて飛び出ちまうのではないかってくらい横目で彼らを観察した。マジで目玉出るかと思ったわ…

最初の会話はなんてことないマッチングアプリのそれと同じだった。
どうしてアプリやってるの〜?だとか、これで何人目〜?だとか。
最初は私もマッチングアプリの初めてのデートかと思っていたので、「もっと面白い話せんか!」くらいに思っていたのだけど、会話の途中で突然男が千円札の束(おそらく3000円)をそっと女に差し出したのだ!
そしてさも当たり前の如くスッとその束を受け取っていたのでこれまた私はおったまげてしまったわけだけど!

ここで、これは粉うことなきパパ活の顔合わせのお手当だと確信した。

世間話をしながらちょいちょい交渉を織り交ぜていて、これが交渉術なのか〜と関心したりもした。
その中で、男がしきりに、
『俺彼女はいるから〜』
『彼女とこういうのはまた別って思っているから〜』
とやたらと自分には特定の彼女がいます、リアル充実していますがこういうちょっと危ない大人な遊びも嗜むんですヨ!感を出してきて。
それがものっっすごいキメェ!!!!!!!!!!!!!笑
勝手に話を聴いてただけのくせに申し訳ないけど、途中まじで顔を覆いたくなるほどにこちらが恥ずかしくなった。共感性羞恥的なそれか?

実際のところはもちろんわからない。
本当に彼女がいて、いっときの暇つぶしでパパ活のパパとなったのかもしれない。
もしくは、お金という対価を支払わないと遊ぶことができないという自分を恥じるあまり、そうじゃないんだ俺は!という自己暗示を兼ねての防衛のための虚言だったのか、それを知るのはまだずっと先のお話(童話)

その後、1回(2時間)(クソ生々しい)あたり3万で折り合いがついた様子。
1時間ほどの顔合わせミーティングののち2人はLINE交換をし解散していた。

最初のアポは5月の頭らしい。

新宿は職場の人が多くいるため池袋での待ち合わせを希望していたよ。池袋ってところもさらにキメェ!ってしちゃった!笑

需要と共有のそれができているのであれば、部外者が色々言う必要はないのかもしれない。
ただ、表現の自由を最大限に使って私の感想を述べるのであれば、

どっちもクッソキメェ!!!!!!!!!!!!!!!笑


やっぱり新宿歌舞伎町おもろおもろ。
これからも観察は続く。

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