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【ここにもDari K! vol.7】Purple Spoonのヴィ―ガンアイス

インドネシアのカカオの流通量を増やすためにDari Kでは、自社店舗でチョコレートを販売するだけでなく、カカオ豆やカカオマス、チョコレートと様々な形で素材を提供しています。そのDari Kの素材が入った商品をご紹介する「ここにもDari K!」、第8弾は、今現在、Campfireに挑戦中のPurple Spoonさんのヴィ―ガンアイスです。

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広報・中崎には、この仕事に関わる以前から、食に対する執着があります。
それは単に食いしん坊というだけではなく(もちろん、そのことは否定できないものの)、皆で食卓を囲んでいるときに誰にも悲しい思いをさせてはいけない!という強い、強いこだわりです。

今から20年前のまだ私が若い編集者だった頃、姪と甥が立て続けに生まれました。が、歯が生え揃い、離乳食を始めてしばらくして、甥のアレルギーが判明。といっても卵白のみで、そんなにひどくはなかったのですが、知らなかっただけで卵白が含まれている食品のなんと多いことか! ハムやかまぼこといった練り製品、お菓子も食べられないものがたくさんありました。

甘いものが大好きになり始めていた彼のために、食品の表示を熟読する日々が続き、そして卵不使用と書いてあるお店巡りをし、ついには手作りを始めました。
まだお菓子作りも本格的に始めていない頃で、大して美味しいものはできていなかったと思うのですが、姪が食べられるのに、甥だけ食べてはいけないものがあるというのは、彼にとっては非常に悲しい出来事らしく、その度にポロポロと大粒の涙をこぼして大暴れをするので、お菓子作りの頻度が上がっていきました。

三児の母となり、子供のお友達が出入りするようになってからは、さらにアレルギーの子どもたちの数が周囲に増えていることに気付きました。小麦粉、乳製品、卵なしで、美味しいお菓子を作るために色んな本を読み漁りました。皆で一緒にテーブルを囲んで、同じスイーツを食べられる時の子どもたちの笑顔が嬉しくって、お菓子を作り続けて、今に至ります。

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前置きがすごく長くなりましたが、そんな私の来し方を振り返りながら、ウンウンと頷いてしまったのがCampfireでクラウドファンディングに挑戦されているPurple Spoonさんのヴィ―ガンアイスのストーリーです。

”Purple”は、ヴィーガンの方が好む、栄養価が高い紫色の野菜(紫玉ねぎ、ビーツ、紫にんじんなど)を象徴しています。”Spoon”には、食の志向に関係なく、誰もが一緒に同じ食卓を囲める社会へ。という想いを込めました。

というのがブランド名の背景にあります。

そう。一緒に美味しいものを囲んだら、大抵の問題は解決してしまいます。特にお腹を膨らせるわけでも、栄養補給が目的でもない、おやつとなれば特別です。食べ終わった時には少し優しい気持ちになってしまう、それがスイーツの魔法です。

そんな不思議な力を持つ甘いものの中でもPurple Spoonさんが作られたのは、皆が大好きなアイスクリーム。試食品をいただいたのですが、植物性100%と思えないほどコクがあって美味しい! 羅漢果からとれた甘味料を使用して、糖質も少ないのにちゃんと甘くて、アレルギーでも、食事制限があっても、宗教上の食制限があっても食べられてしまうなんて、最高じゃないですか!

そんなアイスのチョコレートフレーバーには、なんとDari Kのカカオマスとカカオバターが使われています(えっへん!)。アーモンドミルクはアンチエイジングのために飲み始めたものの、個人的にも大好きなので、本当に嬉しいです。

Purple Spoonさんの“究極の”ヴィ―ガンアイスクリーム、社会問題と向き合うクラウドファンディング「Good Morning」で応援購入ができます。是非こちらからご覧ください。

https://camp-fire.jp/projects/view/398665

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