過去の発言を発掘されていた「この指とめよう」代表の小竹海広氏、謝罪声明を出す

ネット上の誹謗中傷を止める為に結成された社団法人「この指とめよう」代表の小竹海広氏が、「〇〇死ね」等の過去の不適切発言を発掘されて鍵垢になっていた騒動ですが、昨日(2021/05/30)謝罪声明を出した様で。

小竹海広氏の謝罪

過去の私の不適切なツイートについて お詫び

私が過去に、SNSで傷つけてしまった方や、
その家族、関係者様、支援企業・運営関係の皆さま、
全ての方に心からお詫びを申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。
今回の件で、過去のツイートが再拡散してしまったことにより、
さらに傷を深めてしまった当事者の方・ご関係者様につきましては、
何とお詫びを申し上げていいか分かりません。
この度は多大なる心傷とご迷惑をおかけしてしまい、
心の底から申し訳なく、幾重にもお詫び申し上げます。

自分の未熟さを後悔し、反省しております。
皆様に頂いた多くのご批判を真摯に受け止める所存です。
投稿を削除し、アカウントに鍵をかけ、
謝罪が遅れた事も誠に申し訳ありませんでした。

今後の活動につきましては、猛省を深め、
「SNSでの誹謗中傷を減らす」という理念のもと、
方向性の見直しを含めて、関係各所との熟議を重ねて参ります。

今回の事案に関しまして、重ねてお詫び申し上げます。

2021年5月29日 小竹海広

しかしながら、社団法人この指とめようのアカウントでは、何の声明も出していません。
また、5月30日のツイートなのに、5月29日の日付になっている事。
そもそも、画像での謝罪文は検索避けではないか。内容自体も具体性に欠けている、返信はフォロワー限定にしているなど、気になるところも多いです。
ちなみに、小竹氏に言及していた方の中には、ブロックされた人もいるとの事。

この謝罪声明の前に、アドバイザリーボードの佐々木俊尚氏もツイートしていました

内容をまとめますと。
・「この指とめよう」の理念に賛同して参加した
・小竹氏には「ダブルスタンダード」の問題を無視しない様に忠告していた。
・キャンセルカルチャーの問題も大きく、小竹氏が謝罪すれば受け入れるべきではないか。
・「アドバイザーの党派性が強すぎると多くの人に受け入れられない」と忠告していた。自分はアドバイザリーボードの人選に関わっていない。メンバー構成を知ったのもリリース直前。
・辞退すると党派的な行為になる為、辞退しない。

実際のところ、ダブルスタンダードもキャンセルカルチャーも、このアドバイザリーボードの面子を見ると、自分の好きな様に定義するんじゃないかと信用できないのですが。
それに、党派性という言葉を使っていますが、党派性以前に信用できない面子だからこそ、ここまで反発を生んだのだと思いますね。
ただ、こういう声明を出すだけでも素晴らしいですし、内情も知れたので良かったと思います。
そもそも他のメンバーは発言すらしていませんし、公式Twitterもだんまりです。

津田大介氏も発言していたのでメモ

そう思っていたら、津田大介氏が発言していました。
栗原氏へのリプライという形なので、気付きにくかったのですが。
一旦、Togetterにまとめました。
初めてやってみましたが、アジテーションに利用できそうで怖いですね。
無駄な煽り文や文字のデコレーションなどは、敢えてやってません。

まあ、津田氏もメンバーについては聞かされていなかった様ですね。
小竹海広氏ともあまり面識が無かったとの事で。

今後、誹謗中傷と認定されても、この様な謝罪で良いのかな

今後、「この指とめよう」がどう動くかはわかりませんが、もし今後誹謗中傷と認定された場合、この様な謝罪文で許してくれるのかなと、考えてしまうわけです。
そういう部分もあり、これからも生暖かく見守っていこうと思います。

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