哲学に終止符を

哲学は病だ。危険な麻薬だ。
あれこれ湧いてくる疑問を考えるのは楽しい。
そして答えが出たらそれから出てくる疑問を考えて答えを出すという階段みたいな思考をすると真理に近づいた気がしてくる。

しかし、これを永遠と繰り返していくと現実世界から乖離した話になっていく。

善のイデアとか、老荘とか、突き詰めすぎて何言っているのか分からないようなものが出てくる。

哲学はすればするほど狂う。

ではどうすればいいのか?

哲学をすると、この世界が実は存在しないという錯覚に陥る。でも、この「自分」、自分自身が考えていて今ここに存在しているということは生まれてからずっと変わらず続いてきた。世界がどうであれ自分という存在は絶対にある。この意識を忘れないことだ。

そして、生き残ること、より良い生活を追い求めること、そして創造すること。

それだけを考えていればいいのでは無いか。

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