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アルファポリス歴史時代小説大賞に応募

 6月1日から始まるアルファポリスの歴史時代小説大賞に応募することにしました。前回も応募しており、結果は69位でした。

 前回は5話×5000字=30,000字程度での応募でしたが、今回はもうすぐ書き終わる10話×6500字=70,000字ほどもあるので、少しは勝負になりますでしょうか。

 10話で1章。4部構成でここは起承転結の起に当たります。第一章の見出しは「動乱前夜」。

 動乱というのは、大物崩れを引き起こす原因となった香西元盛誅殺事件からの大物崩れです。この大物崩れで細川高国が滅ぼされ、細川晴元に政権が代わり、その政権内で三好元長と三好政長・木沢長政らが対立、最終的に三好元長が一向一揆に斃れるという利休と三好長慶の幼少期に起こる最大の事件です。

 この動乱の出鼻である香西事件を描くことになる第二章に対して、第一章はどうしても説明的にならざるを得ず、群像劇形式として武田元光、細川高国、畠山義宣畠山義堯を中心に据えて話を始めました。利休の父である田中与兵衛と祖父である田中与右衛門(作中名・田中道悦)も登場しています。

 畿内周辺の国の地理や歴史、そこにいたそれぞれの地域勢力の攻防なども簡単に紹介し、あとに続く物語の予備知識になればと書いた部分も多く、少々説明文が長くなりすぎました。

 完結した際に付ける序章も書き上げてありますし、どんどん書き進めていきたいと思います。

https://www.alphapolis.co.jp/novel/489170066/547609113

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