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【番外編】NHK放送センターでの「私の食事情」

食堂企画はおかげさまで好評を頂きました。特に現役の職員からの反響が大きく予想外でした。

私は食堂も好きではない

が、実は私は滅多に食堂には行きませんでした。

それには理由があります。まず、そこまで自分好みの味ではないこと。そして何より職員同士混み合っていて落ち着かないことが私は嫌でした。

また、周辺の飲食店も暇な職員がうじゃうじゃしていてあんまり好きじゃなかったんですよ。思わず「働けよコラ!」って蹴飛ばしそうになる自分を自制するのが辛かったからです。

という訳で私が放送センター内で主にどんな食生活を送っていたかを今回は紹介します。プライベートに近い内容で気が引けますが、食堂活用法としても役立てて貰えるかもしれないので…

基本的には“弁当”持参だった

私は料理が人並みには作れる、というか料理番組も作ってましたので食べたいものは自分で作って持参していました。

中でも特によく持って行ってたのがパンです。

私が焼いたパン

最初はこんなクッペ風のパンを持って行ってました。気に入ったオリーブオイルも持参して、14時ごろ5食が空いた頃に出掛けて食べてました。

居室のオーブンレンジで焼き直す事もあったんですが、あんまりパンの香りが広がるので止めました。

バゲット作りにハマる

次第に簡単なクッペとかリュスティックでは飽きたらなくなってきた私は、バゲットを作り始めました。

初期の自作バゲット

こんな感じで、夜に生地を仕込んで、朝バゲットを焼いて持ってくるようになりました。

食堂だったら幾ら散らかしても良いし、オリーブオイルを醤油皿に注げるので本当に楽だったんですよね。

派手にクープを入れたバゲット

そのうち、本格感のある見た目にしたいと思うようになりました。んで、こんな風に毎日焼き続けました。

ただ、クープが派手に入ってりゃ良いってものでもないと気付きました。必ずしも食味が良くなる訳でもないすから。「俺はクープを開かせる事が目的化していないか?」と気付いて考えを改めました。

結果として行き着いたのがこの辺です。

私が好む自家製バゲット

ちょっと上新粉をサービスしすぎですけど、このくらいの加減に落ち着きました。これは多分、自家製のレモン酵母で作った分かな?

ちなみに、粉は大体VIRONのものを使っていました。成形難しいけど、エッジが立った本格感のある仕上がりになるんですよね。

このくらいの仕上がりになった頃からは名うてのシェフの皆さんからも「まぁまぁやるじゃん」とお世辞を頂くくらいになりました。

今もパンはしょっちゅう作ってますが、NHKより忙しい仕事についているので朝に焼くのは厳しいです。でも、休日は大体何かしらのパンを焼いています。

私好みの配合

私は加水率75%くらい(エビアン)で、15%くらい全粒粉(スーパーファイン)かライを混ぜるのが好きです。塩は控えめに1.5%くらいですね。本場フランスより塩味は薄いです。

自分の口に入るモノは管理しよう

メディアの仕事をしていると局内外の様々な人に恨まれるリスクがあります。ですので、リスクマネジメントの観点からすると、よく火が通った料理を自作して食べるに尽きます。

現役職員の皆さんも、くれぐれも食事には気をつけましょう。ウンコ混ぜてくる職員とかマジでいますから。

もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。