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街頭インタビューはヤラセか? NHKでのロケの実例

今日はTwitterなどでよく話題になるテーマ「街頭インタビューはヤラセ?」について。

結論を言えば、街頭インタビューにおけるヤラセは、私のレベルでは一度もありません。というのも、衆人環視の街中でヤラセを行うのは大変リスキーだからです。通報されたらアウト。また、そのためにエキストラを雇っても、街頭インタビューは数の勝負なので金銭的にも管理の上でもコストが嵩んでしまいます。

用意したとしても、エキストラは実質素人と変わらないので「あの街頭インタビュー、台本・カンペ読まされたよ」と暴露されたらオシマイです。

仕込みは日常だが、ヤラセは無い

確かに、店のロケで背景代わりに家族や友人を置いておいたりする事は、許可取りの問題からよく行われています。賑やかしに使う「楽しい!」レベルの一言なら、そういう「仕込み」の人に流れで聞く事も実際あります。

しかし、街頭インタビューは、ある程度内容を語るものです。それを言わせようとしたら台本・カンペが必須です。そんなものを用意したら足が付くばかりか、結局、想定の範囲内という事で面白くならないんですよ。だからヤラセをする意味がありません。

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