見出し画像

仕上がった40代独身同士で結婚すると【出生前診断編】

どうも。産院も無事決まり、つわりも収まり、ちょいちょい仕事で発狂しながら中の人の育成を体内オートモードで頑張る41歳のダースベイ子です。
ママの深夜残業や早朝勤務にも付き合ってくれて、いつもありがとう中の人(・▽・)
※中の人=胎児

《前回》

さて、何度でもいうが、41歳妊婦ということで、超高齢出産である。リスクなど枚挙に暇がない。
多くの人がすなる「出生前診断」といふものを、ベイ子もしてみんとてするなり、ということになった。
何しろ母体もオットも高齢なので、中の人のコンディションが気になって仕方がない。

広義の出生前診断というと、定期健診なんかで行う超音波検診なんかも入ってくるわけだが、ここで私達が追加で受けようかと考えたのは、いわゆる染色体疾患に関わる検査。ざっくりいうと、ダウン症の可能性を探る検査だ。

●新型出生前診断(NIPT)

これは非確定検査と確定検査に分かれており、非確定検査で陽性がでた場合、確定検査を実施してさらに可能性を判断するというもの。
非確定検査にもいくつか種類があるが、今回私達が実施するのは
「新型出生前診断(NIPT)」というもので、
・13トリソミー
・18トリソミー
・21トリソミー(いわゆるダウン症)
の3つの可能性がわかるというもの。これで陰性と判断された場合、99.99%の確率で陰性であると言えるという。
陽性だった場合は、本当に陽性かを確定するため、確定検査へ。羊水検査や絨毛検査と呼ばれるものでさらに検査する。
詳細知りたい方は専門サイトを検索してみてくださいまし(・▽・)←素人

こういう検査を受けて、では陽性だった場合はどうするのか、というのが常に問題になってくるわけだが、うちの夫婦の場合は、
「陰性だったら安心を得られる(もちろんその他の先天性疾患がある可能性は残る)、陽性だったらどうするかはその時考えよう」
と、結論は先送りにして受けた。

自分たちがしっかり育てられるのかどうか検討し、産み育てると決める場合はどのように準備していくのか、というのをキチンと話合おう、検査する前にウダウダ考えるのは止めよう、という構え。
よく「生命の選別なのでは」という点が話題になるけれど、夫婦の生活の持続可能性と赤子の人生の最適解を考えるために受けよう、というスタンス。

採血して検査して、数日で結果出た。
結果は「陰性」。
さすがに検査から結果が出るまでの数日は、気が気ではなかったな。。。

●胎児ドック

その後、NIPTを受けた病院で受けられる「胎児ドック」なるものも受けてみた。
これは、NIPTでは分からない無脳症や全前脳胞症など脳の大きな異常、心臓の大きな異常、 内臓逆位、腹壁欠損、臍帯ヘルニア、大きな脊髄髄膜瘤、手足の欠損などの大きな形態異常がわかるというもの。ざっくりいうと、産院での定期健診よりも時間をかけてじっくりエコーで見ていく検査だ。
(なお、これを受けてもやはり、先天性疾患の全てがわかるわけではない)

うちの夫婦的には同様に、「とりあえずやってみよう。なんか見つかったらどう準備するか考えよう」スタンス。

チェック項目それぞれを様々な角度から確認できて、これはとても面白かった。ただし、やってることは現場猫。

脳の左右バランス、よし!的な

なお、本当はお顔も4Dエコーでリアルに見えるはずだったのが、中の人は覗かれて不快だったのかなんなのか、手で顔を隠して見えなくされた。

「慎み深いなんてきょうび、流行んねーんだよヴォケが」と私の中のゴノレゴが叫んだ瞬間

性別も判明したし、異常もなし。どえらく元気に動いていたので、安心した。産院の定期健診は4週間に1回で、その間どうなってるか分からないのが不安でもあったので、胎児ドックも受けて良かったわー!と思いつつ、その後出勤したのであった(中抜けしてた)。


なお、出生前診断に関しては、うちの場合は夫婦そろって迷わず深く考えずにGOだったけど、費用も掛かることだし、「NIPT陽性後の中絶率9割」という話もあるので、先ほど挙げた「生命の選別をする気なのか!」と拒否反応を示す方もいらっしゃるでしょう。
うちはやって良かったと思ってるけど、まずは夫婦でよく話し合うことをオススメします(・▽・)

楽しい記事が書けるよう、コーヒーブレイク代をプレゼントしたい!と思ってくれた方はこちらから(・▽・)