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はじめてのF1ベルギーGP観戦記③


前回のおさらい

 ついにリエージュにたどり着いたはじめて夫婦
 雨は降ったりやんだりを繰り返すものの、雨景色もまた美しい古いヨーロッパの街並みをノープラン散歩で堪能したのです。

リエージュ2日目(7/26)

まずは朝ご飯

 今回は(も?)朝食のないホテルなので、朝ご飯を食べに出かけます。
 昨日、リエージュ大学の前を通りかかった時に見かけた「Darius Café」で朝ご飯を食べることに。
 いや、あこがれますやん? ヨーロッパの街角のカフェで朝ご飯って!

ホットチョコレート!

 ホットチョコレートはマストです!
 だってベルギーですもの!

ベーグルサンドとなんだろ?

 冷蔵ケースからベーグルサンドと何かよくわからなかったけど、おいしそうだったものをセルフで選んでレジへ!
 そのまま店員さんにお預けしたら暖かいチョコレートと一緒に半分にカットしてくれたベーグルサンド。
 うれしいサービスです。
 ただ朝からなかなかのボリュームだったのでお腹はパンパンになりました!
 ホットチョコレート、最高においしかったです。
 甘すぎず、程よくこってりしていて。
 実は7月とはいえ、リエージュはそこそこ涼しいというか寒いというか。暖かい飲み物がとてもおいしい時期だったのです。
 カフェ朝ごはん、とてもとてもおいしかったです!

てくてく歩いて教会めぐり

 お腹の準備も整ったので、リエージュ散歩二日目の始まりです!
 観光マップや昨日の予習お散歩で気になったところを巡ります。
 まずは朝ご飯を食べたカフェのすぐ近くにある「聖ポール大聖堂

聖ポール大聖堂

美しいステンドグラス

 ホテルの窓から尖塔が見えていた教会です。
 朝8時から見学可能でした。
 なぜか外観の写真を撮っていなかった…。
 ステンドグラスの美しさと天井の植物と天使の模様がとても印象的でした。

高い高い天井
明るく美しく静かな回廊

聖ジャック教会

 続いては昨日のお散歩で前を通り過ぎた聖ジャック教会
 こちらは朝10時から見学可能
 聖ポール大聖堂も美しかったのですが、なんて言ったらいいか。
 敬虔、静寂、調和
 信者ではない私もなにか厳かな気持ちになりました。

見学者の入り口

 中に入って右手にあるパイプオルガンの荘厳さ。
 ターコイズブルーに彩色されていて美しい

荘厳なパイプオルガン
装飾の精緻さにひたすら見入る

 特に関心を持ったのは祭壇の奥にあるステンドグラス。
 聖人?の周りに様々な職業を表す紋章が描かれています。
 入り口で英語のリーフレットをもらったので、そういうことだとはわかったのですが、その意味合いとは?
 とりあえず自己流で神様はあらゆる人を護ってくれているということをあらわしているのかな?と思いつつしばらく見入ってしまいました。
 二重らせん階段でテラスに上ってじっくりと見物してきました。

様々な職業の紋章が描かれたステンドグラス

 もしリエージュを訪れることがあるのでしたら、聖ジャック教会は本当におすすめです。

本当に素晴らしい教会でした

ふらふら街歩きからのお昼ご飯

 この先はチョコレート屋さんめぐりをしたり、予想以上に気温が低かったのでサーキットでの防寒に不安が生じたのでちょっと厚手のシャツを買ったり、ワッフルを食べたりと街歩きを楽しみました。

本当においしいワッフル
なんとなく撮った写真
道路標識にはドイツの地名も

 そろそろお昼ごはんにしたいなあと思いつつ、ふらふら歩いているととあるお店からなんだかサンドイッチのようなものを持って出てくる人がいる。
 これはなんだかおいしそうな予感!
 そこは「André Charcuteries」いうハム屋さんでしたが、注文するとバゲットにチーズやハムを挟んでサンドイッチにしてくれるのです。
 地元の人が次々に吸い込まれていくお店はおいしいに違いないと思い、我々もチャレンジすることに。
 何しろフランス語なんてわかりませんからw
 「ジャンボン!(ハム)サンドイッチ!」と大変な笑顔で申しますと、お店の方がまあでっかいバゲットを半分にスコンと切って、半分にパカッと切り開いて、ぶっといハムからズバッと分厚く削いだハムをこれでどうだ!とばかりに挟んでくれました。

でっかいハムサンド!

 近くの公園のベンチに座って思いっきりかぶりつきました!

まだまだ続くリエージュ散歩

 腹ごしらえを済ませて、続いては昨日見かけて入れなかった聖バルテルミー教会を目指します。
 ただし、ここからはとても遠いのですがww
 なんとなく街を歩いているだけでもなかなか楽しいのです。

フラっと見かけたお店でベルギーフライ(フリッツ)!
もちろんビール付きです!

 リエージュもサーキットもそうですが、雨は降ったりやんだりします。
 降っていると肌寒いくらいですが、止むとちょっと暑くなります(と言っても23℃くらい)。
 少し陽気が戻ったところで、外でフリッツとビール。
 最高!
 フライドポテトのことをフレンチフライと言ったりしますが、実は本場はベルギー、ベルジャンフライです!

こんな裏道もあえて通ってみたりして

聖バルテルミー教会とバルテルミーの洗礼盤

装飾が幾分シンプル

 そしてたどりつきました聖バルテルミー教会
 また外観忘れたw
 ここにはベルギーの秘宝と呼ばれる「聖バルテルミーの洗礼盤」があります。

聖バルテルミーの洗礼盤

 面白いことに教会内にある各国語別のQRコードをスキャンすると各国語別の説明のPDFがダウンロードできます。
 日本語版もありました!
 それによると5つの洗礼のシーンが刻まれているそうで、じっくりと見学してしまいました。
 物語性があるとこういったものもさらに面白いですね!

是非拡大して見てください

リエージュ最後の夜の晩ごはん

 朝から歩き通しでさすがに疲れたので、いったんホテルに戻って休憩します。休憩直前に入ったチョコレート屋さん「Darcis」で見つけたその名も「mochi glacé」…要するに餅アイス…つまり「雪見大福」
 思わず店員さんに話しかけちゃいました。
「Is this Japanese Mochi? In Japan, There is an icecream like this. Name "Yukimi Daifuku"」
 相変わらず適当英語ですが、なんとか通じたようで
「Our shop's owner likes Japan. So he try to use Mochi.」
 と教えてくれました。
 適当英語でもお話ができると楽しいですね!

ベルギー版雪見大福

 ちょっと休憩して元気を取り戻したので晩御飯を食べに出かけることにしました。
 2日間の散歩の間に何度も前を通って気になっていた「La Brasserie」
 聖ポール大聖堂のすぐ近くにあって、テラス席からは大聖堂が見えます。
 とはいえ、テラス席は鳩も同席しちゃうようだったので店内に入りました。
 陽気でにぎやかなおっちゃんに2人だぜ!とピースすると、歌うように席に案内してくれました。
 英語メニューをもらって、とりあえずビールを頼みます。
 おすすめはこれだ!と言われたものをいただきます。

tripick blonde

 爽やかなホップの香りが最高!
 食前にぴったりですわ。
 とにかくベルギーはビールがおいしい!

リエージュボール再び

 そして、今夜もリエージュボール!
 これだけでおなか一杯になる強力な一皿!
 少し甘くてこってりしたソースが本当においしい!
 そして、もちろん当然なベルギーフライ! ビールが進まないわけはない!

Leffe Ruby

 次の一杯は「Leffe Ruby」
 原料に「エルダーベリー、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー」のベリー類が入っていて、フルーティで濃厚でミートボールに負けないうまさです。
 フルーツ系ビールもたまらなくおいしいのがベルギー!
 本当に素敵なディナーになりました。
 お腹も膨れてそろそろお会計にしようかという頃にはお店もすっかり忙しくなってきたのですが、店員さんは賑やかなおっちゃんとテラス担当のイケメンさんしかいないw
 忙しいのか、会計をしたくて呼んでも来てくれないw
 来ても「カードを使いたい」と言っても首を振るだけw
 表の看板にはカード使えますって書いてるんだけどね。忙しすぎて急に愛想が悪くなるところが一周回っておかしくなってきました。
 お会計は48€だったので50€札を出しても、お釣りを変えそうという気もなさそうだったし、まあチップだと思ってお店を出ました。 
 ここまで来ると嫌な感じがしたというより、忙しさで豹変する素直さが面白かったです。
 そんなこんなでリエージュ最後の夜は更けていったのです。
 明日はいよいよスパの街に向かって移動します!
 待ってろ、スパ!


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