中国渡航当日の流れ

2020年11月27日時点での渡航の様子です、規制も運用も日々変わるので今はもう違う、ということもあると思いますが、どなたかのご参考になればうれしいです、

1.成田空港で
13:50成田発の便なら成田到着は11時前が望ましい。11:30を過ぎるとお昼を食べる余裕がない。開業している店舗はマック、スタバ、セブンイレブン程度で保安検査の中入ると飲食店は営業していない。

成田到着以降隔離ホテルへ入るまで、何度も手書きで書いたり、アプリへ入力したりになるのは次の項目で、事前にスマホメモにテキスト入力してあると良い。特に住所の中国語表記。
名前、生年月日、パスポートNO.、飛行機の便名、中国での住所、中国で通じる携帯番号、中国にいる緊急連絡の相手の名前と電話番号

成田チェックインと保安検査は長蛇の列。待ち時間がいつもより長い。並ぶためにまず検温を受け、陰性証明書コピーを提示。
成田チェックイン時に税関アプリで健康登録を求められる、Wechatでスキャンし登録。登録の都度、QR画面をスクショし、以後はスクショの提示でよい。子供の分も人数分の登録が必要なため、スクショしたら画面を戻り、入力内容を編集し再登録してスクショ。

2.飛行機への搭乗と搭乗後

13:50成田発の便は常に出発遅延で15時以降出発。搭乗前に何時間も待たされるので保安検査を通っていればあとは焦らなくてよい。搭乗前に必ずトイレを利用すること。上海空港のトイレは利用可能状態のところが少ないことがある。搭乗ゲート付近に自販機がある。ここで必ずペットボトル飲料を買い求める。上海についてから空港での待ち時間が長いが、飲料を購入できない(子供のお菓子なども持参すべき)。
搭乗が開始したら、検温されいつも通りに並んで搭乗。
搭乗後に税関アプリ登録が済んだか聞かれスクショを見せる。
上海着陸後、飛行機を降りるのに税関アプリのスクショを見せる必要がある。
機内食はケーキ、肉パイ、ジュースの軽食が提供された。


3.上海のPVG空港へ到着後
(1)問診
飛行機を降車後、ブースで税関アプリのスクショしたQR読み取りと問診があり、PCR検査への同意書をとられる。お粗末だが英語が通じる。聞かれる内容は税関アプリに登録した内容の確認。ここで子供は「喉(日本の唾液検査のこと」にしてくれ、と懇願すれば口の中に軽く綿棒をつっこまれ唾液を採取されるだけで済む。同意書に「鼻」「喉」「血」とあり丸をつけて指定されるので、中国語や英語で指を指して懇願すればよい。子供に鼻検査は無理!!!子供の年齢を聞かれることがある。年齢は検査方法を決めるにあたり、実際には関係ないようだが、かわいそうだからという温情をここで勝ち取る。
(2)PCRの容器作成
再度税関のスクショQR提示を求められる
(3)PCR検査
外に設置されたコンテナが検査場。鼻を指定されていたがここで娘が泣き叫び嫌がるので喉を懇願して娘だけ喉に変更してもらえた。
(4)入国審査
従来と異なり入境カードの下の方の空欄に中国の電話番号を書かなきゃいけない。入国審査場でそのことを指摘されて初めて知る。
(5)バゲージクレームが済んで出口を出るとバス待ち所へ
出口で、「上海に家があるかorその他の省か」と問う看板がある。(漢字の雰囲気でわかるから大丈夫)。その他を指して「湖南省フーナンチャンシャー」と答えればよい。
(6)バス待ち所
まずはパスポートを預ける(バスを降りるときまで返却されない)。QRコードのポスターがあり、読み取らされる。これは上海の建康QR?で、登録後にスクショする。再度ポスターのQRを読み込んで子供の分も人数分の作成が必要。ここで一緒になった人達は基本的にはホテルが同じになる可能性が高い。中国語のわかる日本人(もしくは日本語のわかる親切な中国人)がいれば、中国語ができないことをアピって、助けてもらえるように仲良くなっておくべき。なんならWeChatを交換する。
(7)バスに乗り込む
バス待ち所から、バスへ乗り込むために移動する途中、検温と先ほど作成した上海の健康QRの提示を求められる。
バスへ乗る際は、荷物は自分でバスの下へ積み込まなきゃいけない。


4.ホテルへ到着
(空港を出発して1時間強、他省の人は虹橋空港付近のホテルになることが多いもよう)
何個かのホテルで何グループかに分けて降ろすこともあるらしい。ついたら、百度アプリで地図を確認し、ホテルの名前をコピーして旦那さんにWechatで送るとよい。
バスを降りる前に紙でいくつかの基本情報などを書かされる。パスポートナンバーなどを覚えてないと子供の分も書くので大変。英語の記載もあるので大丈夫。
荷物を自分でバスから降ろし、地下駐車場へ連行されてそこに特設されたスペースでチェックイン手続き。
(1)チェックイン手続き&宿代の支払い
バスを降りるときに書いた紙を提出し、部屋代(14日分の宿泊費6300元)を払うと紙の上に部屋番号が書かれて、カードキーを渡される。ホテルによるが、VISAなどの国際カードの利用が可能であった、WechatPayかAlipayがあることが望ましい。ここで、一切のワイマイを禁止する張り紙があった。(注意事項なども中国語で説明があったりするので、親切な人に聞きまくるべき)
(2)健康チェック&食費の支払い
その後検温、血圧検査エリアへと向かい、書類はそこで提出。朝の9時と14時に検温があり、食事代700元を払う。子供の見た目から1食で足りるわよ、と言われて1人分しか食費は払わず。朝食が少なめなので、子供を2人連れている人は2食あったほうがいい。当ホテルは食事手配は外部業者への委託であったため、食費だけは支払いにWechatPayかAlipayが必要。無い場合は遠隔で家族などに支払いを依頼する。ビニール袋を渡されて、その中に消毒液などのセットが入っている。
(3)部屋へ移動し入室
部屋まで荷物は自分で運ぶ。到着した全員でグルチャを作らされて指示がそこで飛び交う、親切な誰かが日本語訳を流してくれる、と聞いていたがこのグループはそれが無かった。ホテルとの連絡も基本的に室内の電話で行うことになる。
この夜は夕飯の提供がなく、「今夜の夕飯のみワイマイしてよい」旨が渡された書類に書いてあった。成田で買っておいたおにぎりで夕食を済ませた。
石鹸やスリッパなどは室内の黒いゴミ袋にまとめて入れられていた。

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