親知らず抜歯経験記①【対処法あり】【予約のポイントから前日準備まで】
皆さんは親知らず、生えていますか?抜きましたか?それとも元々生えてないですか?
私は4本親知らずが生えそろっていて、下の2本はすでに抜き終えました。
難抜歯といわれる親知らずの抜歯を実際に経験して気を付けた方がいいこと、やっておいた方がいいことなどをお伝えしていこうと思います!
そもそも編
なんで親知らずを抜かないといけないの?
そもそも、なんでわざわざ抜かなきゃならないの??というところからですよね。
抜歯って普通の歯でも緊張するのに親知らずを抜くなんて怖すぎるからできるだけ抜きたくないなと思いませんか?
私も抜きたくなさすぎて初めて親知らずを抜く前日まで抜歯回避の方法をずっと調べていました笑
でもそんな親知らずにも抜いたほうがいい理由がちゃんとあるのです。
理由① 虫歯になりやすい
親知らずって奥歯のさらに奥に生えるのですごく磨きづらいんですよね~
ただでさえ磨きにくい親知らず、磨きにくさだけでなく超変な生え方をしがちなんですよね。
超奥に生えてる&変な生え方のせいでしっかりと磨けなくて虫歯になるリスクが他の歯よりも格段に高いんです…
私も虫歯まではいかなかったんですけど、がっつり真っ黒に色素沈着が起こっちゃいました。
理由② 他の普通の歯に対して悪い影響を与えがち
親知らず単独で変な生え方するだけならまだマシ。
親知らずが変な生え方をすると近くの歯を押したりすることもあるんですよ!
私は幸いにも隣の歯を押すようなことはなかったんですけど、経験者に聞いたらめちゃくちゃに痛いみたいです。
親知らずに歯が押されたせいで骨格まで変わっちゃったりするとさらに大変!
結論:ほとんどの場合は抜いちゃった方がいい(特に34歳未満の方)
ネットで調べていくと「抜かなくてもいい!」みたいな意見をよく見かけますが、私はやっぱり抜いたほうがいいと思います。
その理由は「歯の磨きにくさ」。
私が歯磨きが結構好きで奥までちゃんと磨けないのが気持ち悪いというのもあるんですけど、それより磨き残しによる口臭とか虫歯リスクがすごく嫌で。
あと、これは高校の時の英語の先生からが言ってたんですけど、歯って年を取るごとにどんどん固くなって(?)抜歯をするのが大変になっていって、親知らずの抜歯の苦痛が少なくて済む限界が33歳みたいです。
ただでさえ大変な抜歯の苦痛を増やしたくないこと、しっかりと歯が磨ける環境にしたいこと、この2点のおかげ(?)で痛みによわよわ人間の私が抜歯することを決意しました。
(ちゃんと親知らずまで磨けているし、歯もまっすぐ生えているのに本当に抜歯の必要があるの?という人は是非お近くの歯科を受診して先生と相談をしてください。場合によっては抜歯不要となる場合もあるみたいなので!)
前日より前の準備編
歯医者の予約
予約の段階ですでに抜歯・抜歯後を少しでも最適に過ごすためのポイントがあります。
それは
寒い時期は避ける(目安:お風呂に入らないとやってられないぐらい寒い)
出来るだけ遅い時間(夕方ごろ)で予約する。
です。
まず最初の「寒い時期は避ける」について解説します。
これは、抜歯後2-3日お風呂に入れなくなってしまうことに由来します。
抜歯してすぐにお風呂に入っちゃうと血行が良くなりすぎて出血が止まらなくなってしまうのでNGになってしまいます。
「冬の日にお風呂に入れないなんて耐えられない!!」という人は絶対に寒い時期の抜歯は避けましょう。
逆に、冬でもシャワーで済ませてるよって人は寒い時期に抜いても全然問題ないです👍
次に「できるだけ遅い時間に予約を入れる」についてです。
抜歯直後は本当に口が血まみれで患部も不安定なのですごく食事がとりにくい状態になります。
そういう状態になる前にその日の食事をできるだけ終えておこうという算段です。
親知らず抜歯という一大イベントをクリアして家に帰ったらあとは寝るだけ!!という状態を作っておくと、精神衛生上もとても良いと思います。(実際私はこの状態で抜歯に挑んで抜歯直後の気持ち悪さなどを感じる時間を減らせたのでお勧めの方法です。)
休みをとる/長期休みの間に抜歯の予定を立てる
抜歯後はすごく腫れるのでできるだけ長い休みの間に抜くのがGOODです。
長い休みが難しそうなら土日休みの時に金曜夜or土曜に抜歯がBETTERですね。
感染症も怖いので無理はしないようなスケジューリングにしていただいた方がいいです。
前日準備編
おいしいものをいっぱい食べよう
冗談じゃなくて!笑
なぜなら抜歯を終えてから1週間ぐらい抜いたほうの側の口は上手に使えなくなり、食事が満足に取れなくなることが多いからです。(特に抜歯当日、抜歯翌日翌々日は口の中の血が気になりすぎて食事が普段の5倍の時間がかかります。)
なので最後の晩餐のつもりでいっぱい好きなものを食べておきましょう。
しっかり寝る
抜歯は体調が悪いとできません。
人によると痛みがマシマシになることもあるみたいなので前日の夜更かし厳禁です。(特に私のように痛みに弱い人)
抜歯後の食事確保
抜歯後は固いもの、すするものを食べるのが困難です。
ストローなどで吸うことも患部を覆う”血餅”が取れてしまう恐れがおるため出来ません。
また、辛い物や酸っぱい物といった刺激的な食べ物も患部に刺激を与えるので避けた方がいいです。
ですので、食べやすいゼリーやおかゆの準備をあらかじめしておくとよいです。
私はウィダーをお皿に絞り出してスプーンですくって食べていました。
今回は前日準備までについてをお話しさせていただきました!
次回は抜歯当日から患部が安定するまでについてをお話しします。
次回のお話のポイントは”血餅”です。
お楽しみに!
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