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なぜ経済格差は広がり続けるのか

こんにちは!よしだです。こちらでの初投稿となります。

本日のテーマは「なぜ経済格差が広がり続けるのか」です。(最初から重たい。。。)

個人個人の才能の差も然り、教育の差も然りですが、今回は簡単に一般論としてなぜ金持ちはより金持ちになっていくのかという論点で書き連ねていこうと思います。

現状の経済格差の度合いがわかる一例
世界の個人総資産額ランキング(2018年3月/Forbes) 
1位:ジョフ・ベゾス【アマゾン】【11兆8720億円】
2位:ビル・ゲイツ【マイクロソフト】【9兆5400億円】
3位:ウォーレン・バフェット【バークシャー・ハサウェイ】【8兆9040億円】
4位:ベルナール・アルノー【ルイヴィトン】【7兆6320億円】
5位:マーク・ザッカーバーグ【Facebook】【7兆5260億円】
6位:アマンシオ・オルテガ【zaraなど】【7兆4200億円】
7位:カルロス・スリム・ヘル【テレフォス・デ・メテコ】【7兆1126億円】
8位:チャールズ・コーク【コーク・インダストリーズ】【6兆3600億円】

この上位8人の資産の合計は実は世界人口の半分※¹の人々の総資産額と同等となっているのです。
※¹資産の少ない人から数えた人数
※日本人はそこには含まれていません。

そしてこの差は日に日に広がっています。

なぜお金持ちはお金持ちであり続けられるのか?もともと稼ぐ力があったのはもちろんですが
その答えは投資でよく耳にする「複利」というシステムがものすごい力を発揮しているからなんです。

複利というのは例えば年利5%で増え続ける投資商品があるとした場合、
100万円まず入れたものが2年目には105万円になり、3年目にはその105万円に5%掛けられた数値(110.25万円)となり、徐々にグラフで言うとカーブの角度が上がっていく状況になります。

これが金持ちが金持ちであり続ける簡単な説明です。

また、かの有名なフランスの経済学者ピケティの著書「21世紀の資本論」で出てくる格差論の中で提唱されたのが以下の法則です。

【r>g】

なんのこっちゃって感じですよね。解説します。

r(リターン):資本収益率→不動産などによる資産運用によって得られる利益率
g(グロース):経済成長率→働いて得るお金、所得の伸び率

つまりただ働いているだけでは投資をする金持ちにはほぼ勝ち目はない。ということです。

ほぼ、この等式が崩れたことはありませんが、この不等号が逆転するときは一体どんな時でしょう。ぜひ考えてみてください。



それは戦争が起こったときです。

すなわちここ70年近く戦争が起こっていないことが実はこの経済格差を生んでいるともいえることになってしまいます。

もちろん戦争は必ず繰り返してはならないことなので、
いかに政策として経済成長と同時に格差の是正に取り組むかが大切になってきます。

個人的には国がもっと若者に投資していくべきではないかと日々感じる次第です。

この事実の中では昔のロールモデルの生き方ではあまりに違いすぎます。
もっと個人で、お金も含め必要な知識スキルを資産として身に着けていくことが今後の時代にとって特に大切なことなのではないでしょうか。

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

よしだ