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【未来シグナル✴】私が想像する未来③〜社員評価のオープン化〜

FACT

周りから評価をされているにも関わらず自身を過小評価してしまう症状「インポスター症候群」になる人が増えているようです

インポスター症候群とは、自分の能力や実績を認められない状態を指します。仕事やプライベートを問わず成功していても、「これは自分の能力や実力ではなく、運が良かっただけ」「周囲のサポートがあったからにすぎない」と思い込んでしまい、自分の力を信じられない状態に陥っている心理傾向のことです。

https://www.adecco.co.jp/useful/work_style_34

一般的に会社における社員の評価方法は複雑かつ不透明だと感じます。「えっ?どうしてわたしが部長に?」と疑問を持たれても仕方がない現状です

この症状は女性が発症するケースが多いとの事ですが、女性活躍の流れの中、女性は男性以上に戦略的に昇格・昇進なされる機会もあり、より一層「評価の納得感」が薄くなる傾向があるのではないかと予想します

未来予想

これを解決するには、「評価の納得感」を高める必要があり、納得感を高めるうえで重要なことは評価についてフィードバックが継続的に起きる仕組みです

よくあるのは上司との1on1meetingを月に1回のペースで行うことで評価を伝える仕組みですが、月一回では少なすぎるし社員は上司から見えない頑張りもしっかり見てフィードバックをしてもらいたいと感じるものです

現在「unipos」をはじめとするピアボーナスツールが人気化しています

ピアボーナスとは、仲間や同僚を表す「peer」と報酬を表す「bonus」を組み合わせた言葉で、従業員同士が互いに報酬(ボーナス)を贈り合うことができる仕組みのことを指します。米Google社が従業員の評価指標として導入していることで話題を集め、国内でも導入企業が増え続けています。
業務の成果や貢献に対して、従来のように上司が部下を評価するという形ではなく、従業員同士がお互いに評価をし、少額のインセンティブ(成果給)を贈り合うことができるのが大きな特徴で、新しい人事評価制度、報酬制度として注目を集めています。

https://www.noc-net.co.jp/blog/2020/02/column_333/

また、Microsoft社では社内SNS「Viva Engage」のサービスを導入しています


ピアボーナスツール「Unipos」やMicrosoft社の「Viva Engage」といったサービスの共通点は上司ではない同僚からリアルタイムでフィードバックを受けられる点にあります

社員一人ひとりにスポットライトが当たり、自身の日々の頑張りに対する感謝やフィードバックがリアルタイムで行われるような職場であれば、「インポスター症候群」を抱える社員は減ると感じます

大事なのは「評価の納得感」であり、オープンにそれが伝わり、社員が実感を得られる仕組みが求められています

皆さんはどんな未来を予想しますか?

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