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ステップメールの基本

 こんにちは!データサービスマーケティングチームの柳田です。

メールやSNSでのマーケティングが当たり前になってまいりました。広く情報を拡散できるSNSに比べて、よりお客様のプライベートな領域に情報を届けられる性質を持つメールは、SNSとの役割を分け、今でも有効に活用できるツールとなっています。

そんなメールの中に「ステップメール」という機能を持つメルマガ配信サービスもあり、データサービスでもお客様にお問合せいただくことがあります。今回のブログは、「ステップメール」についてのお話です。

そもそも「ステップメール」とは何?

 通常のメールマガジンは一斉配信が基本です。「12月10日の午前8時に送る」設定がされていれば、その時刻に一斉にメールサーバーから配信されるものです。これに対して「ステップメール」は、「登録した日から何日(何時間)後」に配信するメールとなります。つまりそれぞれの購読者によって受信するタイミングが異なるメールということができます。

たとえば、ステップメール設定が、以下のように設定されているとします。

【ステップメールの設定】
1通目)購読登録直後
2通目)1日後 18:00
3通目)2日後 18:00
4通目)4日後 18:00
5通目)6日後 18:00
この設定状況で、12月8日15:30に登録したAさんと、12月10日8:00に登録したBさんがいつメールを受信するかを表すと、以下のようになります。

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つまり、ステップメールとは、購読者個人ごとの時間軸で配信できるメールということができます。

「一斉配信」と「ステップメール」、どちらを使えばいいの?

 一斉配信のメルマガとステップメールの意味はお分かりいただけましたでしょうか。このような仕組みがある背景を考えていただくとお分かりになるかと思いますが、ステップメールは段階的に理解していく必要がある内容であったり、お客様の製品の理解度や購買意欲に合わせて内容を深めていくような場合に有効な手段といえます。

また、こういった仕組みを持つからこそ、メールコミュニティー(メールマガジン購読者の集団)内の専門用語などを作ったり、前提事項を共有していったりと、購読者がそのコミュニティに入りやすくするという役割もあります。

一斉配信メールで、いつもコミュニティー内の専門用語が出てきていたら、分からないだけでなく疎外感を持つでしょう。
ステップメールの役割はコミュニティーへの入門をサポートする部分でも大きいと言えます。

一方で、一斉配信メールでしかできないこともあります。新商品やセミナーなど日付がかかわる内容、時事的な話題や季節の話などは、「その時」に送ることが大事になりますので、一斉配信が向いている内容のメールです。
ステップメールの意味や活用方法について、お分かりいただけましたでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回のブログでまたお会いしましょう。

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