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【ミニアップデート】詳細レポートにOS別ディメンションが加わりました!

こんにちは。DATA STRAP編集部です!
この度、詳細レポートにてOS別レポートが見れるようになりました。
こちらの記事ではOS別ディメンションを追加した背景、詳細な設定周りについてご説明したいと思います。

背景

ここ数年騒がれている「ITP」というiOS側の仕様変更の影響により、広告主サイドの市場が大きく変化しました。

ITPとは?

ITP (Intelligent Tracking Prevention)とは、Apple社のiOS11からブラウザ「Safari」に搭載されているトラッキング防止機能です。ITPは複数回のアップグレードを経てCookieの規制が強化され、2020年3月にAppleのWebKitエンジニア、ジョン・ウィランデル氏より、3rd Party Cookieが全面的にブロックされるようになったことが発表されました。

https://service.plan-b.co.jp/blog/ad/32109/

サードパーティCookieを活用した代表的なWeb広告であるリターゲティング広告の配信量の制限や、コンバージョン(成果)の減少によりiOSの広告主パフォーマンスに打撃が走りました。
事実、OS別(iOS、Android)で広告主効果に差が出ていることは間違いありません。

このようなことからOS別パフォーマンスの可視化をしていただくために、ディメンションを付け加えることが決まりました。

詳細レポートの仕様変更後
詳細レポートにて「広告枠」「OS」をチェックしクエリ実行したもの

機能説明&設定方法

OS別で見れると言っても、自動でOS別に振り分けられるものとそうではないものがございます。

自動化されているもの:GAM系デマンド(AdX,Open bidding, PMP,Prebid,TAM等)
自動化されていないもの:上記以外のデマンド

OS設定が必要な広告枠は、「設定->広告枠管理」にてラベリングの対応をお願いします。
※事業者側でそもそもOS別に広告枠が分かれていない場合は、DATA STRAP側でも振り分けができないような仕様になっています。

デマンド広告クリエイティブ管理にて

簡単な設定方法として、「名前で絞り込み」にOS情報を記載の上「対象枠の一括選択->OSを変更する」がおすすめのやり方です。

クリエイティブ名にOS情報がない場合は、各事業者の管理画面にてご確認いただくようお願いいたします。

その他、ご不明点等ございましたら担当者までお問い合わせください。

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