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ヌーラボナイトにおけるヌーラバーによるライブ演奏企画の舞台裏

はじめに

はじめに 2024年3月13日から3日間、ヌーラボではGeneral Meetingという全社総会を開催しました。(「ヌーラボは創業20周年!5年ぶりとなるGeneral Meeting 20th Anniversary Editionを開催しました」)様々なイベントが行われましたが、私は目玉イベントの1つであるヌーラボナイトの実行委員および、その中で行われるヌーラバーによるライブ演奏プログラムの主担当として動きました。今回は企画から本番までの様子をまとめてみました。

企画

General Meetingではヌーラバーが同じミッションに向かっていくため、ワールドカフェ、ハッカソンアイデアソン、ブランドストラテジーワークショップなど、共通認識を持つための様々な企画が実行されます。そのような企画に加え、ライブ演奏のような一体感が生まれる非日常的な強烈なイベントをセットで行い、みんなで体験することで、覚えやすく、思い出しやすいものになるのではないかと考えています。興味がある方は、橋本の記事「ANDで考える働き方:情報と体験の両方を獲得できる働き方を選択する」もご参照ください。また、General Meeting全体のリーダーからは、ヌーラボナイトの最後にはヌーラバーみんながハイタッチしているような体験を作りたいという思いも伝えられました。そのような経緯から今回の企画が始まりました。

準備

演者候補からのヒヤリング

前回の開催から数年経っています。企画したとして本当に演者が集まるのか若干の不安がありました。数名バンド経験があるメンバーを知っていたので、事前にミーティングをさせてもらい、そもそもライブ演奏をやっていただけるのか、開催にあたっての懸念点はないかヒヤリングしました。遠方からの参加の場合、楽器をどうするか、どれくらい楽器ができるメンバーがいるかなどの質問があがりつつ、幸い皆さん前向きに考えてくれたのでやる気が高まってきました。

楽器ができるメンバーを探す

バンドを組むにあたり、まず楽器ができるメンバーを把握する必要がありました。社内チャットで募ったところ、10数名のメンバーが集まりました。ギター、ベース、ドラム、ピアノ、キーボードなど、概ね揃っており、福岡と東京で1バンドずつ組めそうな予感がしました。ただひとつ福岡についてはボーカルが不在という懸念点がありましたが、前に進んでみることにしました。

ヌーラバーの楽器スキルセット

バンド募集開始 ~ 結成

ひと通り企画の準備が整ったので、Google Formで受付を募る形式で正式にバンド募集を始めました。ただし、僕は知っていました。こういうものは草の根活動がとても大事だと。なんとなくバンマス(バンドのリーダー)になりそうな福岡のメンバーにDMして、旗を振ってもらえないかとお願いしました。するとやはりボーカル不在の懸念を感じていたようで、忘年会で作戦会議をすることになりました。

福岡の忘年会で作戦会議を行っていたところ、周りに複数の楽器経験者が吸い寄せられるように集まってきました。なんと懸念であったボーカルに関しても、そこにいた2名のメンバーが未経験ながらも「やってみる」というTry Firstの精神で立候補してくれました。また、東京の忘年会でもバンドができあがったようです。オフラインではこういうことが突発的に発生するので、面白いなと思いました。このような小さな奇跡も起こり、無事に開催できることが決定し、更なる準備を進めていきました。

個人的にはバンド結成が最重要なタスクだったため、あとは会場での機材の手配についてやり取りをしたり、Cacooでセットリストを作成して共有するなど細かい仕事を進めていきました。本番を迎えるだけになりました。

Backlogで機材の手配
Cacooでセットリストを作成

本番

福岡のバンドはとにかく盛り上げることを意識してくれたようで、選曲が最高でした。経験あるメンバーに加えて、初ステージとは思えないボーカルメンバーも含めて、会場のボルテージが上がりまくりです。

福岡バンド

東京のバンドは代表の橋本からのリクエストもあり、メッセージ性のある楽曲を数曲披露してくれました。アンコールも起き、会場のテンションは最高潮のままヌーラボナイトを終えることができました。

東京バンド

無事に2つのステージが終わりました。演奏中周りを見渡していると企画当初期待していた一体感、そしてハイタッチしている様子が見えました。感無量です。声を出しすぎて喉がガラガラになりましたが、燃え尽き症候群にはならず、その後のイベントも思う存分楽しめました。出演者、裏方の皆さん、そして当日一緒に楽しんでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

おわりに

General Meetingやヌーラボナイトの実行委員は、社内の有志で組織されています。エンジニア、バックオフィスのスタッフ、マネージャーなど、いろいろな職種のメンバーが参加しました。僕たちは今後もORではなくANDでチャレンジし続ける文化を大切にしていきます。エンジニアリングもマネジメントも実行委員もコミュニティ活動も全部本気で取り組みたい、そんなヌーラバーからの開催報告でした。


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