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学芸大学店の営業時間について

学芸大学店、4月1日より平日ランチ営業をお休み15時〜24時までの営業に変更させて頂きます。土日祝日は今まで通りぶっ通していきます。

一応そんな話です。

学芸大学店はコロナ禍の流れで昼から夜まで休憩無しの通し営業を始めました。多くのお客様が応援してくれた事はもちろんスタッフが頑張ってくれたという事もあります。おかげ様でコロナが落ち着いた今現在も日に日にゲストの数は増えている状態です。じゃあなんでやめるねんってなるので一応記録しておこうかなと思い。

①当たり前だけど色々爆増した
好評が故の嬉しい悩みなのですがあらゆるものが爆増しました。作業量、商材、スタッフ、備品。開業当時、これら全てをまかなえる設計にはしていなかったので店舗を構えているビルの上階に事務所と倉庫を借りました。それで一時は解決したように思えたのですが最近はそれもキャパオーバー臭が漂ってきました。

②労務管理
弊社では該当店舗だけではなく会社全体で労務管理の徹底に取り組んでいます。該当店舗では4年くらいあらゆる形で運用を試みたんですけどどうにも効率よくいかない。新しいスタッフの教育、内部的に作業が集中する時間やゲストで混み合う時間。スタッフの通勤事情、希望勤務時間帯、残業のバランス、有給休暇、家族事情など。なんとか非効率でも続けようと思っていたのですが社員さんの殆どがココの調整にかなりのエネルギーを持っていかれてしまう状態が続いていました。

③若返り
この数年、弊社は若武者達が増えて全体がグッと若返りました。これはひどい人材不足に悩む外食業界においては凄く良い要素で私自身が一番投資してきたコトでもありそれの成果を実感できるモノです。だからこそ自分や古いメンバーが競争厳しいこの業界を生き抜いてきた技術や矜持をキチンと伝えたい。この仕事に誇りを持ってもらいたい。そして戦力になってもらいたい。どの業界であっても最初の親鳥が大事だと思うからこそ今ここに力を注ぎたい。そういう仕事が二勤、三勤交代だとめちゃくちゃやり辛いなと思った事。

④エネルギーが分散する
二勤三勤交代+新人さんの増加でどうしてもチーム力が分散してしまう。結果的にイージーミスが目立ちクレームを頂く事が増えました。頂くクレーム内容に目を通すと少し前の自分達からすると有り得ないような内容が多く、自分の力不足はもちろんのこと内部調整作業に意識が行き過ぎてゲストと向き合えていないのがわかるものでした。その都度修正していましたがこれもなかなか時間がかかってしまう。 

おまけ①系列店の昼営業が忙しい
系列店は開業当時からコンセプト的に昼も大事にしたい想いがあり(最初から諸々の事情を読んで設計している)こちらも良い成果が出ているので昼間のスタッフをこの店舗に集中させたいなとも思いました。


まとめ

そう遠くない未来。新しく入ってきた若いスタッフさん達が中心になって現場を回していくようになると思います。そのメンバーがまた次の世代に...となればいいなと常々思っています。

その為には自分も含めて今一度全員で足並みを揃えて何が大事な事なのか改めて考えながら仕事に取り組みたい。初心に返り夜営業を繁盛させて居酒屋稼業の楽しさや熱狂を感じてもらいたい。基本的な事から一から見直したい。

そういう理由でしばらく夜営業に集中しようと思った次第です。

おわります

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