- カナダの日常 vol.9- "夢追い人"の情熱と"Baseball"の安心感
今回は割と気が向くままに・・・。こんな回があっても・・・
そもそも、冒頭のBaseball=野球ですが、まあ、好きか嫌いか言うと好きですが、すごい好きって訳ではないです。経験者って訳でもない。(私はバスケ)それでいて、昭和生まれのおじさんなので、巨人ファン!な訳でもなく(偏見!)、 子供の頃に川崎にいたのでロッテに好意を寄せつつ過ごしてました。(無くなっちゃた川崎球場に行った記憶があります)ロッテは基本強くないので、薄〜く興味くらいで。ただ、こんな私ですら、好きなチームがあるくらい野球ってのは日本で根付いていると思います。文化的にも。最近も高校野球で、時代に合ってないだなんだって、話題になったり。
翻って、カナダでBaseball!と言えば、トロント・ブルージェイズ!!なんでしょうが、私がいるのはバンクーバーなので、空気感的には、一体感びみょう~という気がします。ないわけじゃない、ありますけどね。ただ、約3,300キロ離れてますし。
で、実は、バンクーバーにも野球チームがあるんです。マイナーリーグ。A+(ハイAというそうです。マイナーで一番上のトリプルAの下の下。メジャーの下の下の下)。バンクーバー・カナディアンズ。ブルージェイズ傘下。
マイナーリーグ Northwest Leagueの試合
先日試合を観戦する機会がありました。なのですが、子供の友達の誕生日のイベントってことで、お呼ばれして行ったというのがあり、基本全く余裕がありませんでした。ガヤガヤしたところで、ネイティブスピーカーの話なんて全然聞き取れなくて、しんどかったしんどかった。それはさておき。
この日はチケット売り切れ、満員御礼。(空席はありましたが)お呼ばれだったので、値段は正確ではないですが、30ドル=約3,300円 ~だそうです。テラス席みたいなのもありました。
なんていうか、Baseballの安心感
マイナーリーグってことで、レベルはもちろん日本のプロ野球には及ばないのは素人の私でもわかります。高校野球よりはレベルは上だと見ていて思ったので、大学・社会人ってとこなんでしょうか。
にしても、Baseballっていいですね。そうは言っても人生40年以上観ててルールわかってるから、得体の知れない安心感に包まれます。ヒット!わぁ~!点入った!わぁ~!ってやってればいいわけですから。親同士の会話もその時はシンプル。これがアメリカンフットボール(カナダは微妙にルールが違うのですが)とかアイスホッケーだったら、ルールなんかが訳わからなくて心細くなること必然。そして、何を話せばいいのかわからない緊張感も常にあるし。
Take Me Out To The Ball Gameやストレッチタイムもある
さて、メジャーリーグの試合同様、マイナーリーグにも試合前の国歌斉唱(この試合の場合、アメリカとカナダ両方)から7回のTake Me Out To The Ball Game、ストレッチタイムもあります。試合後のキッズ・ラン・ザ・ベースもありました。なので、メジャーリーグっぽさは味わえるということです。メジャーの方がそりゃ、何倍もエンターテイメントですが。
アメリカン・ドリームってのを実践している
各チームの選手たちがアメリカ人なのかカナダ人なのか、他の国から来ているのか、わかりませんが、彼らがプロフェッショナルとして「夢を追う」ってのは、カッコイイなと思いました。学生スポーツとは違った形で、必死に実力をぶつけ合うっていう。もちろん、わずかな可能性なのでしょうが、それでも「これで勝負!」と決めたことでガツンとやってるわけですから。パッション感じます。
試合後に相手の選手たちとすれ違いましたが、2mくらいある選手が多くて、デカくてガタイよくて、強そうでした。彼らはシリーズが終わるとバスで帰っていきます。(いわゆる観光バスみたいなので)今回はそんな遠くないところのチームでしたが、遠いと大変だなと思いますよ、乗ってる人も、運転する人も。果たして、ここから這い上がっていく人がいるのか、いないのか。
ということで、秋。新生活が始まります
8月も下旬になると、気温が下がってきて、9月早々すっかり秋です。私も夢追い人って程ではないですが、学校が始まって、挑戦しようと決めたことを、今のところまだくじけていません。正直、大変なことは多くて、まあ、大変で、しんどいと思う瞬間はありますけど、せっかく挑戦するパッションを感じたんだし、いけるところまで頑張りましょうよというところです。
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