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- 英語を学ぶ vol.6 - ついに! 英語で'英語'を学ぶ! ①

語学学校で「夢」を1つ実現できるかも・・・

英語を勉強する過程で、オンラインのクラスを経験したことはありましたが、現地に通って、授業を受けるということは、ありませんでした。そしてこれまで、インプット系(覚えたり、聞いたり、1人でできること)は地道にやってきたので、どっかのタイミングでアウトプット系(話したり、書いたり、誰かとやりたいこと)をやらないとなというのと、もっとアカデミックで使うスキル(ディスカッションを通じたロールプレイングとかプレゼンテーションのお作法)を身に着けておかないと秋からの授業についていけないなと考えていて、語学学校を探しました。

で、いろいろな学校(バンクーバーにはたくさんあります)のウェブサイトを見ていると、授業風景とか集合写真とか、すご~く憧れというか、イイ感じじゃんと、ピュアに思ってしまった訳です。だって「おじさんの夢」の1つに「ダイバーシティ~!な感じのミーティング」がある訳で。想像してみてください。僕はこう考える、私はこう考える、どうしてそう思う?だってこうだから、みたいなのを、いろんな国から来てるであろう人たちと一緒にやるのって、雰囲気含めてスパイシーじゃないすか?ちょっと色めき立ったということです。

希望を満たすフレキシブルな学校はそうそうないのだが・・・

ただ、そうは問屋が・・・というのがあって、だいたいどこの学校も、
■ 基本は月~金、朝から午後3時くらいまで
 授業のフレキシビリティはない。
 (この日のここだけ出たい、とかできない)
■ 授業料も、まあまあ高い。6週間で20万円前後
 フレキシビリティを持たせるとマンツーマンになって、値段は上がる。

そりゃ、故郷をあとにして、ここカナダで英語をガッツリ勉強しましょうって人を対象にしているので、しっかり授業やるわけです。空いた時間でサクッとみたいな緩いプランってなかなかないのです。(日本だとありそうな気もしますが) 私の場合、9時と3時に学校の送り迎えがあるので、通いの時間を考えるとうまくハマらないんです。オンラインだとギリなんとかなっても、雰囲気が味わえない。
そんな中で、キタ~!これピッタリじゃん!って学校がありました

その名を、ISS Language and Career College of BC (LCC) 。移民サポートの非営利団体が運営しているんだそうです。特徴としては、
■ 午前のみ、午後のみ(もちろん午前午後もOK)、夜と選べて、不規則な人にやさしい!
■ 授業料が安い!! (午前のみ 6週間で540ドル=53,000円くらい)

という願ってもないところでした。朝もちょっと遅めでありがたい。で、ここの午前のみコースに通ってみた訳です。

学校が入居するビルの外観

どんな学校かと言うと・・・

ここには一般英語コースと、アカデミック英語コース(ほかにもいくつか)があって、最初は一般英語コース(私のクラスは一番上のレベル)に通いました。その後、アカデミックコースにも通います。
完全に個人の感想ですが、
■ 授業はレベルは易しめ、そしてトーンも全体的にマイルド
 (一番上のクラスでIELTSだと目安5.0-5.5とかそれくらいな感覚)
■ 1クラス、20名くらい。週毎に出入りあり。
■ 話す、聞く、書く、読むという基本的な技能をカバーしてくれる
■ 先生はわかりやすく教えてくれる、質問ウェルカム
■ ただ文法は、英語でもピンとこないことはある
  日本で習った文法を思い浮かべちゃって、それとのギャップがたまにある
■ グループで何かテーマについて考えて発表する回もある
■ 宿題もある、やってこない人結構いるけど・・・
■ カリキュラムはあるんだろうけど、途中から入ってくると、個々の単元をカバーする全体感がつかみづらい。

ということでした。(まあ、完璧なところなんてないんでしょうが)が、何より、「何を言ってるか分かるから、授業がよく分かる、そしてよく分かると楽しい!」です。インプット系をシコシコやってたので、多少、リスニングはなんとかなってるので、これはよかったです。先生も聞き取りやすいよう意識して話してくれますし。もちろん、たまに何言ってるか分からない時もあります(日本語でも聞き取れるけど意味が分からんってことは多々ある)が、それでもほぼほぼ分かると、全然違います。
それゆえ、語学学校から勉強をスタートするのではなく、学校入る前に、リスニングやボキャブラリーはやっておいた方がいい、と思いました。そりゃ、スピーキング以外できることはやった方がもちろんいいんですが。

授業の1シーン。右側は各お国自慢(これはブラジルだったかな)の発表。

どんな国から生徒が来ているのか・・・

生徒はどんな国から来ているか、ですが、私のクラスは、
日本が一番多くて、韓国、中国と合わせて、東アジアで2/3くらい。韓国の人は多い印象です。他のクラスも鑑みて。毎週生徒は少しづつ入れ替わっていきますが、あとは、ベトナム、イラン、スリランカ、メキシコ、そして、コロンビアの人が結構いました。で、ブラジルと。あとはヨーロッパは数は少ないですが、すごく印象的なのはウクライナから避難してきた子。お母さんと来たんですって。世界で起っていることを実感しました。
日本のクラスメイトはワーキングホリデーで来ている人が多いっぽいですね。韓国もかな。大概ワーホリって言ってました。授業のあとは仕事とかね。頑張ってますよ。来た理由なんかはそれぞれあって、興味深いですね。あと、仲良くなると連絡先のやり取りもするんですが、そんな時、「インスタのアカウントでいいすか?」「え、俺やってないよ。」「マジすか、若者はみんな今インスタっすよ。」って話はありました。そっかー、おっさんもインスタやらんとなのかなぁ、けど、使い分けとかわからんし・・・。(日本以外の人はWhatsAppが多い気がするんだけどな。。)
特徴としてあと、日本人に限らず、全体的に生徒の年齢は高めです。おっさん、全然違和感ない。なんならブラジルから来たおばあちゃんもいました。(学ぶ意欲すごい!)子供がいる人とは学校どうの送り迎えどうのって話もしたし。元々が移民のサポートってところがあるのかもしれません。ただ、私としては、その方がありがたい。

アジア、中南米からの生徒がメイン

こんなこと誰が想像できたか、いやできない

バンクーバー的には、この手の国から、英語を勉強しに来るのは普通みたいなのですが、ちょっと前まで、「社畜のおじさん」にしてみたら、世界中から来てる!って感じがして、そりゃ新鮮そのもの。ウクライナの子もそうだし、コロンビアって全然知らなかったし(コーヒー?ってくらい)、興味が湧いたんでいろいろ調べちゃいましたよ。コロンビアのおじさんとはWhatsAppのやり取りする仲にまで!信じられないです。これに限らず、韓国だって中国だってベトナムだって、知らないことだらけ。いや~、
世界は広い!自分の生きてきた世界は実に狭い!って話ですよ。留学に来るとこういうのが楽しいことの1つなんでしょうね。(昔海外旅した時も似たようなことを思ったはずなんだけど、きれいサッパリ忘れちゃうんでしょうね)まあ、で、それが?って言われると困るけど。。。いいじゃん、シンプルに知るって楽しいってことよ。

ということで、こんな語学学校がありますって話でした。②では、ただ行くだけだと、どうなのって言う、私なりの「語学学校の使い方」と授業で感じた「おっさんのキャリアも捨てたもんじゃない」ってことなどをちょっと書きたいと思います。


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