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- 英語を学ぶ vol.4 - IELTSと私 前編

前編はおじさん的Tipsと失敗談。後編は全9回の成績推移を公開!

IELTSの概要に関しては、ご存じの方も多いかと思います。英語の試験としては、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)と同様、さまざまな技能が必要とされ、とにかく準備が大変。また、TOIECとは尺度が異なるもの。

IELTS(アイエルツ:International English language testing system)は、世界最大級の受験者数を誇る英語運用能力評価試験です。
留学、海外での就職、移住などの際に英語力を証明するための試験として、IELTSは世界各国10,000以上の機関に採用されています。
IELTSは、英語の環境で、授業についていく、または仕事や生活をしていく英語力がどの程度あるかを測るために考案されました。所要時間は3時間以内で、4つの英語能力(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が総合的に測られます。

ブリティッシュ・カウンシル IELTSとは

OA 5.5 → OA 6.5。 結局6.5で卒業。 が!!

下の方に小さくスコアが・・・

初めて受けたのは7月、進学する最低基準を達成して、卒業回は2月でした。IELTS向けの勉強を始めたのが4月。途中全然勉強できなかった月もありますが、約11か月。7月から、9回(も)受けました。+1回コロナ陽性でキャンセル。締めてなんと、約30万!(カナダは1回330CADしたんです)よい教訓になったなと思うのは・・・

■ 勉強したことは必ず自分の力になる。これは間違いない。
→ ただし、今日勉強したことは、1か月なり2か月して身になり、力が付く。その積み重ね。

ということでした。つまり、コツコツ時間をかけないといけないってことです。一方で、戦略的に大失敗だったなと思うのは、途中2週間間隔でバカスカ受けて、結果は全然よくなかったということ。なんかのウェブサイトで(ザックリ要約すると)受けまくった方がスコアが上がるみたいなのがあって、まあ、そんなに甘くはないです。毎度ほぼ実力が反映されました。

先に、よもやま話を・・・

VancouverのILSCという語学学校が私の受験会場(ほかにもたくさん選択肢はありますが)でした。何回か通っていると、運営スタッフの人とも「あら、また来たの?」みたいな感じで、顔馴染みになって、それで成績が変わることはありませんが、「今回で最後になるのを願ってるわ」なんて言われてちょっと嬉しかったです。その後2回さらに受けたんですが。。
それと、IELTSはGeneral(移民)とAcademic(留学)と2つカテゴリーがあり、私はAcademicだったのですが、受付でカテゴリー別に並ぶんですね。で、その時に、列の後ろの女の子が「こっちAcademicの列よ、大丈夫?」って。
わりぃかよ、おっさんがAcademic受けたらよ、とは言いませんでしたが、確かにGeneralの方には似た感じの方が多かったです。

当日のTipsというか、いくつか・・・

■トイレ!トイレ!トイレ!
尿意の我慢はパフォーマンスに大きな影響があります。特に冬場。なにせ長丁場。説明だなんだも入れると3時間弱、トイレにいけない訳です。(正確には、行けなくはないですけど、その分時間はロスします。)ですので、ギリギリで最後もう1回トイレに行って、すっかりカラッポにしてから試験に臨むことをお勧めします。フィジカルのコンディショニングは結構重要で、前日は酒は控えるとか、当日は朝食はしっかり食べるが、水分は少なくするとか。また、午前の部だと、寝起きの頭を活性化させるために駅まで歩くとか。最後は些末ですが、どのタイミングで、どのトレイで、何をするかとかも考えました。近くのスタバとかキレイなトイレも頭に入れておいて。出すものは出して、試験に臨む。

■ルーティンで平常心に近づける!
メンタルの管理も気を遣いました。中でも、ルーティンってのは、スポーツなんかでパフォーマンスを高めるために取り入れられてますが、試験の時、やってみると、試験に入っていきやすいなと思いました。
こんなおっさんもなんだかんだ、試験直前は緊張がMaxになります。Writingのお題は何かな?とか、Listeningはどのパターンかな?とか考えちゃうと、そりゃ。なにせ、初めての時、出だし(Listening)で頭が真っ白になって、簡単なPart1をボロボロ取りこぼした時のイヤな記憶が未だに甦ります。
なので、それぞれのセクションの開始の合図の後に10秒ほど黙想&深呼吸して、気持ちを落ち着かせて、で、スタートするという方法で試験に入りました。コンピューター版の場合、スタートのボタン押してから時間がカウントされるので、そこは焦る必要はないんです。特にド頭は、不安もそうだけど、今までやってきた一応自信みたいなもの、よしやってやるぜ的な、も混ざって結構ぐちゃぐちゃな状態なんで、こうすると、まずは落ち着いて、で、吹っ切れて試験に集中できるのでよかったです。

■文字サイズは大きく!顔をゴシゴシして目のピント調整!
これは、老眼がわかる人じゃないとわからない話ですが、、、私、コンタクトしてるんですが、「老」眼がちょっと入ってきてて、細かい字はイヤなんですよね。なので、ディスプレイの文字サイズはまず最初に一番大きくしてました。それと、ディスプレイずっと見てると、焦点がぼやけてくることがあるので、そういう時は顔をゴシゴシこすって、目のピントを調整して、試験を続けてました。これはシニアしかわからん話。。。

力は最大限発揮させたいもの

本来は、十二分に力をつけて、自信を持てば、緊張もせず、堂々と試験をやってくればいいって話ですが、なにせそんなタマじゃないものでして。限られた力をどう最大化させるかってとこに頭がいってしまい。。まあ、大学受験みたいな話でしたが、それすら終わると笑い話みたいなもんです。一方、やってる時は、本当に終わりの見えない日々で、それはそれはストレスでしたが、結局終わりは来るんですね。
ということで、卒業までの道のりと、こうしたのは良かったのかなという
エピソードを次回。なお、中身のある当日の過ごし方はこちらが参考になります。


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