●昨日は不覚にも寝過ごしてしまいライブで『あさかラ！』を聞き逃してしまいましたが、radiko premiumのおかげで２時間遅れで聴きました。特急列車なら２時間遅れると特急券を換金してくれますが、寝坊したリスナーは損するばかり。

●雲仙普賢岳の『大火砕流』から29年ぶりにあたる日ということで、それに関する話題が多くなりました。ラジオはこうした『記憶の共有』には一番の媒体です。

●NBCは開局前の前身の一つを『長崎平和放送』といったほどで、開局以来、原爆の記憶を共有する媒体として今でも働いています。また、長崎、諫早の大水害、昨年の佐賀大水害、雲仙普賢岳噴火など、平和で美しい県なのに、実は悲しみも多く、長崎県人独特の情の深さにも繋がっているのだろうと思います。村山仁志アナウンサーの『どんなものも傷つけないよう、とことん気遣う姿勢』も、こんな風土から生まれたんでしょうねえ。

●毎日聴いていると、世界や日本の人権蹂躙にリスナーが厳しい意見をぶつけてくるのもNBCラジオならでは。リスナーと番組が一体になって記憶の共有と未来への伝承をしているように思います。

●これは、日本中のラジオ局が目指してもいいと思います。いや、目指してくれ！

あさかラ！ | NBC長崎放送 | 2020/06/04/木 | 09:00-10:00 http://radiko.jp/share/?t=20200604090000&sid=NBC