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ムーミン谷の哲学 特集番外編

こんにちは、ダ・ヴィンチ編集部のるりです。

「コロナ禍」ということばを聞くようになって、2年が過ぎました。
驚くほどあっという間に、2年が経ってしまったような気がします。
2020年の春、「きっと夏までには落ち着くだろう……」と我慢することになった、
食事や旅行、ふと思い立って、人に会いに行くこと。
この自由が制限された生活は今も続いていますが、こんな時だからこそ心は自由であるために、ムーミン谷の哲学に耳を傾けてみませんか。

弊誌6月号の発売後、特集の一部をWEB掲載することになり、改めて読者の皆さまに今回の「ムーミン谷の哲学」特集をご紹介できれば……と思い、今回の記事を投稿しました。

『ムーミン』は小説、コミックス、アニメ、グッズなど、さまざまなかたちで私たちのそばにいます。
今回の特集では、2020年に新訳で刊行されたムーミン全集の新版9冊について、1冊ずつ紹介。「ムーミン」&トーベ・ヤンソン研究家である森下圭子さんからも、1冊ずつコメントを頂いています。
実は原作小説を読んだことがない……!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ダ・ヴィンチWebでは、特集に掲載している森下圭子さんのインタビューを公開中。
「空気を読まない自由さが読む人に逃げ場を与えてくれる」と、ムーミンやキャラクターたちの魅力についてお話を伺いました。
【記事リンク】
空気を読まない自由さを。今こそ私たちに必要な「ムーミン谷の哲学」
(https://ddnavi.com/interview/986339/a/)

続くインタビューページでは、
ムーミンバレーパークのライブシアターで「スノークのおじょうさん」の声を演じている声優の花澤香菜さんと、プライベートでもムーミンカフェを訪れていたという山下美月さん(乃木坂46)のグラビア&インタビューを掲載。
お二人にとってのムーミンとは、また原作小説のお好きなフレーズなどを伺っています。

ダ・ヴィンチWebでは、弊誌に掲載している花澤香菜さんのインタビューを公開中。
ぜひチェックしてみてください。
【記事リンク】
花澤香菜さんの愛読書! 心に刺さったリトルミイの名セリフとは? 「ムーミン哲学」を語る
(https://ddnavi.com/interview/987140/a/)

小説家が読む「ムーミン」のコーナーでは、
川上弘美さん、日向理恵子さん、堀江敏幸さんによる寄稿を掲載。
ムーミンとの思い出や作家の視点から見た作品の魅力など、とても貴重なお話をお寄せいただきました。ダ・ヴィンチだからこそ楽しめる、とっておきのページです。

他にも、「あの人が選ぶ名フレーズ」コーナーでは
宇垣美里さん、黒木華さん、杉江松恋さん、染谷俊之さん、高山なおみさん、名久井直子さん、美村里江さんなど、ムーミンを愛する各界の著名人と読者の好きなフレーズ&コメントを掲載。
キャラクターへの愛や作品から受けた影響など、それぞれのムーミンへの想いがぎゅっと詰まっています。

識者が注目するムーミンの物語では、
翻訳家の冨原眞弓さん、久山葉子さん、ブックデザイナーの祖父江慎さんのインタビューを掲載。翻訳やブックデザインを通じてムーミンやトーベ・ヤンソンの作品に携わった専門家の視点で、ムーミンという作品についてお話を伺っています。

例えば、『小さなトロールと大きな洪水』を翻訳された冨原眞弓さんのインタビューには、「ムーミンは森の妖精ではない」「もともとは人間とともに暮らしていた」というお言葉が。
もしこの言葉に「えっ!?」と驚いた人がいれば、ぜひ今回の特集を手に取ってみてください。

ムーミン谷に暮らすキャラクターたちは、どんな時でも自他の自由と良い意味での他者との距離感を大切にしています。
今回の特集を通じて、『ムーミン』という作品がなぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか、その魅力をお届けできたらとても嬉しいです。

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