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笑いの効能

「腰痛ブログなのに、腰痛の話出てこないね。」って言われるけど、「腰痛」への意識はいつも潜ませている。

ストレスをなくすことも腰痛には大事。

なんとなくしあわせな気分になってもらえればと思って書いている。
それが私たちが目指しているホリスティック医療だ。

それでも少しは腰痛対策のことにも触れないとね笑

うちのスタッフ8人中、5人(ドクター2人、衛生士3人全員)が腰痛持ちだ。
しかも若いスタッフ(20代〜30代)の腰痛がひどい。

昨年から朝の準備をする前にみんなで輪になって腰痛体操を始めた。

①大腰筋(上半身と下半身をつなぐ姿勢安定の要となる筋肉)のストレッチ→②0-100体操→③姿勢のバランスを取るためのジャンプ→④足踏み5分

足踏みすると大腰筋が鍛えられ、左右の骨盤の高さが揃い、骨盤を正しい位置に保てるようになり、体幹部のブレが少なくなる。
腰痛持ちに必須のエクササイズだ。
足踏みはいつでもどこでもできるからいい。

ホリスティック医療を習い始めて今年で10年。師に教えていただいたエクササイズのエッセンスを詰め込んでいる。

最近は私が不在の朝も、みんな揃ってやってくれてて嬉しく思う。

5分間足踏みの時に、輪になって黙々と足踏みするのも難なので、最初は私が腰痛に関するいろんなことを話していたが、流石にネタがなくなってきたので、月曜日は、持ち回りで面白い話をするようにした。

大阪出身の勤務医がお笑いの聖地で鍛えたネタでみんなを爆笑させてくれる。

笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌され、それが幸福感をもたらし、モルヒネのような鎮静作用で痛みを軽減する。

また笑うことで体内のナチュラルキラー細胞が活性化し、その結果、免疫力が高まる。

最近は、誰かが「コンビニの卵って本当の卵じゃなくて、「きみぷち」っていう代替食品って知ってました?だからレンジでチンしても固まらずにきれいな半熟になるんです。」というトピックを持ってきてくれたり、「みやすい(易しい)って、広島だけの方言って知ってましたか?」と地域によって意味が違う方言論を語り始めたり、「頑張ろうって上司が言うとパワハラになるって知ってましたか?」なんて世代間の意識の違いを話してくれたり、仕事以外の情報、意識、感性のすり合わせの場にもなりつつある。

腰痛体操をやり始めて、院内の雰囲気が以前に比べて格段によくなっている。

至る所で笑いがこぼれるようになった。

世代の違うあるいは新旧スタッフ間でのきしみも少なくなっている。

腰痛体操がみんなの腰痛を緩和しているかどうかはわからないが笑、その副産物のお陰で腰痛を取り巻く環境が改善されているのは事実だ。

院内の雰囲気は、患者様にも伝わり、患者様も笑顔になる。ひいては患者様の家庭、そして地域、やがて日本の笑顔に繋がるといいな〜

歯科医院で働くスタッフさんたち、腰痛で悩んでいる方が多いと聞いています。

まずみんなで輪になって笑顔で足踏みから始めてみては?






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