婚活ビジネス

ノンフィクション見て思ったのはやはりすごいなーって思う。何十万円何百万もかけて理想の相手を追いかける。就活と本当似てる。
結婚相談所もビジネスだ。就活でいう就活塾な感じ。一度大手人材会社のキャリアアドバイザーの方に相談したが、結局自分で探して自分で履歴書書いて、自力で面接対策した企業で働いてる。キャリアアドバイザーの制度が悪いわけではないし、しっかりとしたキャリアの蓄積がある方はそういうシステムを使って転職を成功させることができると思う。
ただみんながみんなキャリアを蓄積してるわけではない。僕もそうだ。むしろ職歴がはちゃめちゃだ。とりあえず正社員でずっといただけだ。
こういう人間が年齢を重ねていったときに行きたい会社が出てきても転職がうまくいかないのが、今回のノンフィクションの登場人物と重なる。
僕みたいな人間は少なくないような気もする。
人生は積み重ねなんだと思った。結婚もその積み重ねの結果のような気がするし、結婚後の生活もそうだ。結婚相談所は結婚させたら終わりなのだ。就活ビジネスも内定が決まれば終わりだ。
結婚相談所で、こういうことを言えとかこれは言うなとか指導が入るが、面接対策みたいだなと思った。確かに対策していって運が良ければ内定だ。会社は最悪辞めればいいけど、結婚してみたら全然言ってることと実情違うとなるとかなり悲劇だ。しかも相手の人生を巻き込んでしまう。転職は自分の合う会社を見つけるために推奨されるし、最終的に自分にあった会社が見つかれば、めでたしめでたしだが、結婚はそんな簡単なイメージがないのがまだ現実的なところだ。世論が変わって理想の人と出会うまで何度結婚してもいーよーってなる時代も来るのかな。
なんにしても結婚相談所のビジネス的なところはすごいと思う。この人はこういう生い立ちだからこういう話をしなさい、こういう話はNGみたいな。
やっぱり自力で探すことが大切なんだと実感した。
武器(容姿、収入、キャリアなど)がないと戦えない。人生を積み上げ、武器を持ってる人は結婚相談所に行かなくても結婚できる。
積み上げがないとどこにでも行ける自由は年を追うごとに減っていくんだなーと思った。

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