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冷凍自販機が新しい街の人気者に!ECストアも開店した、老舗洋食店キッチンABCの冷凍業態開発の裏側

デイブレイクの「アートロックフリーザー」導入店で、冷凍自販機を展開されている老舗洋食店「キッチンABC」の冷凍業態開拓ストーリーをご紹介します。

キッチンABCのハンバーグ定食

東京池袋に昭和44年に開業した老舗洋食店「キッチンABC」。昔ながらの洋食やボリューム満点で食欲をそそるオリジナルメニューやが、長年愛され続けています。50周年を迎えた洋食店「キッチンABC」が今年新たに立ち上げたのが、特殊冷凍を活用した新業態。昔ながらの味をご家庭で手軽に楽しんでほしいという想いで、冷凍自販機で冷凍おかずの販売を始められました。

冷凍業態をはじめた理由は?

キッチンABCが冷凍業態を始めようとされたきっかけは、コロナの影響と世代交代でした。「お店に中々行けなくなってしまったけれど、キッチンABCの料理が食べたい」とお客様の声が寄せられたことを受け、店主の娘の稲田安希さんが筆頭となり、新しい冷凍業態を開拓。当時は別の会社に勤ていた彼女ですが、創業から変わらない大好きなお店の味を繋いでいくために、実家に戻られたといいます。

”お客様が最終調理者”。冷凍用に調理工程を研究

冷凍商品専用のセントラルキッチン(ABCファクトリー)を設け、デイブレイクの特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を設置。

ABCファクトリー

冷凍自販機用の商品開発をスタートしました。商品開発では、「お客様が最終調理者」という発想で、解凍して一番美味しい状態(お店の味)に仕上がるよう
・野菜に火が入り過ぎないように、加熱時間や野菜の厚み
・ソースの量
・適切な解凍方法
などの研究を重ねたほか、過去の人気メニューの復刻版を登場させ、お店とはまた違った楽しみを提供できるように展開。黒カレー、チキン南蛮、ハンバーグなどの定番メニューと、30年前の懐かしの看板メニュー「にんにく焼肉」が冷凍業態の初代メニューとして完成しました!

2022年8月冷凍自販機スタート!あっという間に街の人気者に

ABCファクトリー本駒込前、南大塚店前、江古田店横、池本だんだん公園横の4拠点に設置されたキッチンABCの冷凍自販機。お店のインスタグラムで発信されて、ファンの間でたちまち話題に。

キッチンABCのインスタグラム

住宅街に設置したことで24時間ご購入いただけるほか、自販機に描かれたキッチンABCのイラストを気に入った子供たちが話題にしてくれたり、お母さんに買ってほしい!とおねだりする微笑ましい様子も見られるそうです。

また、自販機で購入された方がお店の味も食べてみたい!と訪れるようになるなど、お店にも一層活気が。地域の方々との新しいタッチポイントとしても、自販機は活躍しているようです。

新展開!ECストアも11/13開始

冷凍自販機での反響を受け、待望のECストアもオープンされました。
自販機をもっと増やしてほしいという声も多数寄せらる中、オンラインストアの開設は沢山の方が喜ばれたのではないでしょうか。

目の届く範囲で、世界に届けられる。アートロックの可能性

お店の味を大切にしたいキッチンABCは、いくら商圏を広げても"目に届く範囲で"展開したいという考えが強いといいます。

できたての風味、旨味コクを閉じこめるアートロックフリーザーの技術を活かせば、調理の現場は目が届き、お店の味をそのまま、遠く離れた人達にも届けられる。"目の届く範囲"でありながら、届けられる場所はどんどん広がっていくと、アートロックだから実現できる冷凍の可能性を感じていると、稲田さんは仰っていました。

東京池袋で愛され続けるキッチンABCの味が、世界に届く日を楽しみにしています。冷凍で届けるお店の味。是非体験してみてください。

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