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自動調理自販機のYo-Kai Expressと共同イベント開催!90秒で熱々ラーメン&特殊冷凍とんかつ・寿司をお披露目

シリコンバレー発・自動調理自販機のYo-Kai Express Inc.とデイブレイクで、共同プレスイベントを開催しました!

今年春に日本上陸!話題のYo-Kai Express

Yo-Kai Expressは、ラーメンやうどんなど温かい食事を24時間コンタクトレスで提供できる自動調理ソリューションを展開するフードテックベンチャーです。2022年春から日本での事業を本格始動し、JR上野駅や東京駅(期間限定)、羽田空港、首都高パーキングエリアなどに自動調理自販機を設置。出来立てアツアツの食事を最速90秒で提供できる画期的技術や、お店のような味を実現する高いクオリティが話題を呼んでいます。

お店の味・産地の鮮度をロックし、タイムカプセルのように美味しさを保つ特殊冷凍技術のデイブレイクと、いつでもどこでも出来たての味を再現性高く提供する自動調理ソリューションのYo-Kai Express。食の未来の変革を担う期待のフードテックベンチャー2社が、互いの技術を披露しました。

Yo-Kai Expressとデイブレイクから最新情報を発表

まずはじめに、両代表から互いの事業展開を紹介。デイブレイクからは代表木下とCOO下村が登壇し、自社開発の特殊冷凍機アートロックフリーザーや冷凍技術とともにデイブレイクが極める食材研究データ、コミュニティ活動のファミリー会について発表。そして、人手不足解消や地方創生、フードロス削減など、冷凍技術によって実現可能な未来(解決できる社会課題)を述べました。

デイブレイク代表の木下昌之
COO下村諒

Yo-kai Expressからは、創業者兼CEO アンディ・リン氏と日本事業責任者の土屋氏が登壇。アメリカで新たに設置したサンノゼ空港、ニュージャージー州のアパホテル、大学病院(10カ所)の実績を紹介するとともに、世界的な半導体不足も徐々に解消に向かい、日本にも来年以降設置場所を増やしていく計画を述べました。

左:Yo-kai Express 日本事業責任者 土屋氏、右:CEO アンディ・リン氏

続いて、Yo-kai Expressは日本で展開する新商品を発表。「一風堂」を運営する力の源カンパニーとともに開発した3種「旭川 Miso Butter」「函館 Shio」「信州 Kamo Soba」(イベント当日発売)と、テーブルマークと共同開発したうどん3種「あまから牛肉 Dashi Udon」「みるきいカレー Dashi Udon」「しみしみお揚げ Dashi Udon」(2023年1月発売)をお披露目しました。

途中、力の源カンパニーCSOの山根氏を迎え、開発秘話をコメント。冷凍/解凍するオペレーションを踏まえ、そばの風味を感じていただきながら食感を保つために、そば粉の割合を研究したエピソード等を紹介しました。Yo-kai Expressの新商品に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

右:力の源ホールディングス CSO山根氏

アツアツとんかつを特殊冷凍!ドリップ無しの冷凍寿司も披露

さて、ここからはデモンストレーションです。デイブレイクのアートロックフリーザーは、アツアツの食材を入れても最適な冷凍条件に調節できる機能(スマートフリーズ)が搭載されていて、出来たての品質を安定させられるところが強みの一つ。天ぷらやとんかつなどの揚げ物もサクサク食感を再現できるので、今回はそれを体験いただこうと、とんかつの凍結デモンストレーションを行いました。その場でカラッと揚げたとんかつをアートロックフリーザーへ投入!投入時の芯温は約90℃でした。

アートロックフリーザーで凍結するアツアツの揚げたてとんかつ

とんかつの凍結中に懇親会をスタート。Yo-kai Expressの新商品と、デイブレイクからは冷凍寿司を振る舞いました。

アートロック寿司、とんかつの味は?

冷凍寿司は、アートロックフリーザーで冷凍し、自然解凍(3時間)したもの。全くドリップが出ず色鮮やかで角の立ったネタと、パサつかず白蝋化(はくろうか)も起こしていないシャリ。一体感のある仕上がりに驚きの声が続出でした!

今回提供したお寿司は数日保管した物でしたが、適切に保管すれば数カ月の保管も可能。握りたての品質のお寿司がいつでも食べられるのは画期的だという声もいただきました。

解凍済みの冷凍寿司
凍結完了後のとんかつ

さて、約1時間が経過したとんかつの様子を見てみると、芯までカチカチに。今回はこの冷凍とんかつを、レンジorレンジ+トースターの2種類の解凍方法で提供しました。

解凍したとんかつを召し上がった皆様は、「レンジだけでも十分サクサク!」「2種の差をあまり感じない」「少しだけトースターの方がサクサクしているかも?」など、レンジ解凍の品質を高評価。一般家庭でも揚げ物はトースターをかけた方がサクサクに仕上がると言われていますが、レンジだけでこのサクサク感は凄い!と好評いただきました。

ではなぜ、そこまで食感を再現できたのか?
アートロックフリーザーは、揚げたてを予冷せずそのまま急速凍結できるため、空気中の水分を吸って衣が湿気たり、食材から水分が出ることがありません。さらにアートロックフリーザーは細かい風を多方向から当てるため、衣の立体感をキープ。食材から余計な水分が出ないので、レンジ解凍でも揚げたての1番美味しい状態を再現できるのです。

注目もフードテック、コラボレーションに期待

さて、試食も終わり、会も終盤です。今年お世話になった皆様へ今年の感謝の気持ちをお伝えし、イベントを締めくくりました。ご参加いただいた皆さまからは、それぞれの技術を体験できてよかったというご感想とともに、今後の2社の展開へ期待を寄せる声も。

イベント会場の様子

出来たてのアツアツの料理をどこでも提供する、Yo-kai Expressの"出口"を担う自動調理ソリューション。食材の鮮度、できたて料理の味をとじ込めるデイブレイクの冷凍技術とノウハウ。

革新的ソリューションを提供し、冷凍という共通点を持つ2社のコラボレーションで、新しい何かが生み出されるのではないか?という期待の気持ちも込めて、今回合同イベントを開催させていただきました。具体的な内容はまだ考え中ですが、フードテック業界を盛り上げ、未来の食を豊かにし、食に纏わるあらゆる社会課題の解決に導くために。来年以降、共同の取り組みができたら嬉しいです。Yo-kai Expressとデイブレイクのこれからの展開を、どうぞお楽しみに!

今回のイベントの記事が公開されました!是非ご覧ください

・YouTubeでイベントの模様が紹介されています

・「dig-it.media」では、両社のデモンストレーションのレポートを2本の記事にわたって紹介いただきました!


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