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SaShIrAjInA

貴方がいるところがよくって、昨日の事は忘れるから一緒にいてよ。
あの日、刹那の稲妻が咽喉を鳴らして、貴方を誘って、私の永遠を呆気なく奪った。銘々に申し訳なさを垂らして、流されていく。人の姿に模した地獄が貴方と手を繋いで連れて帰ろうとするから、私が懸命の救助。私もあの子が欲しいの、貴女も欲しいのね、きっと私達分かり合えないね。それ以上の良い訳なんて思い浮かばなくて、ごめんね。あの人が泣いてると後ろ指を刺されても、手に込めた力の重さを忘れないでね。

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