見出し画像

音楽ずきな恋愛アナリストが選ぶ、2022年のラブソング

あけましておめでとうございます!

あっという間に2023年ですね。

昨年は、noteが運営するウェブ媒体cakesがサービス終了……。連載していた「初デートの待ち合わせは20時」の全記事は全てnoteに移行、新記事も書く予定です!と宣言してから、早数カ月。

かろうじて、始めた直後にスイーツの記事を書いたものの、その後「初デート〜」の方は記事の再掲を進めていくので精一杯。(書く書く詐欺!!)

なぜ書けていないかは、一つ前の記事で説明したので、よかったら読んでください。

で。

新記事、やっと書きました!

音楽好きな恋愛アナリストが勝手におすすめする今年のラブソングを、印象に残った歌詞も添えて紹介します!!

sayonara's high /Snowy

♪さよなら 今更 込み上げてくる愛
サヨナラズ・ハイ

サヨナラズ・ハイって確かにある。
もうこのタイトルだけで優勝。
いやメロディも歌声も全部好きだけど。

Dilemma /INI

♪逃げ道何度探しても
気づけばいつだって回り回って
僕の城に戻っていく

ホスト以外でこんなこと考えながら女性と会ってる男性がいたらかなりヤバイ。でも客観的に見れば、ずるい男にハマった女性あるあるですね。それをこんな歌詞で表現したのは初めて見たかもしれません。むくわれない恋は麻薬です。

Step Back /Got The Beat

♪Step back 
Step back
Step back
Silly Girl!

女性が女性にマウントを取る内容の歌詞が「古臭い」「女の敵は女、という風潮を助長」などと韓国を中心に世界各国で批判され、炎上した曲。
でも、こういう女性が存在するのは事実だし、そこまで叩かんでも……とワタシは思ったんですが。そんなの気にならなくなるレベルでサウンドとパフォーマンスがカッコ良すぎるというのもあり。
ただ確かに、SMエンタ版アベンジャーズ・女性編、とも言える最強グループの最初の曲として満を持してリリースしたであろう曲に、わざわざこの歌詞?と不思議にはなります。
もしかして、「大事な彼氏に軽い気持ちで手を出されたら腹立つよね、そんな女性の気持ちを代弁したこの曲聞いてスカッとしてね!」とでも思って書かれたのでしょうか……(謎)。
ともあれ恋愛アナリスト的に考察すると、こんな風に「ひっこんでてよ!」と必死になってしまう時点でこの女性は自分に自信がなく、彼のことも信じられない。1年半後に別れます。でもその後、もっと穏やかに愛せて自分らしくいられる相手が現れます!(どういうレビューw)

Natsume /Kan Sano 

♪it's coming... 
「月が綺麗ですね。」

月が綺麗だねと伝えても、それが夏目漱石によるI love youの和訳だと知らない人は、たぶん愛の告白だとは気付かない。
とはいえ、メールやLINEで今日は月がきれいだねと伝えたり、月の写真を送ったり、なんてのは、時代が変わってもやっぱり大事な相手にしかしない。
でも、でも! 女性はそれだけじゃ「私のこと好きなんだ」とは思わないんですよ……!!(握り拳)
詳しくは「初デートの待ち合わせは20時」シリーズをガシガシお読みください!(宣伝)


highlight /nuance

♪会いたい それ以上はない

そんな恋をしていた時期がワタシにもありました。深夜の漫画喫茶で2時間待つとか、あのエネルギーは一体何だったんでしょう。
で、そうまでして会いに行っちゃうような恋って、まぁやっぱり成就しないわけで。本物の愛はコスパがいいって誰かが言っていましたが、ホントその通りだと思います。
(ワタシこのライブ観たんですが良かったです。ただ、こうして動画で観ると、ちょっと歌唱が不安定。Apple MusicやSpotifyなどでは安定したスタジオ音源を聴けます。いい曲です)

As long as you follow /Fleetwood Mac 

♪Now I know I can't lose 
as long as you follow

番外編。2022年11月20日に亡くなった、この曲を手掛け、メインボーカルもつとめたクリスティン・マクビーに追悼の意を込めて。
年を重ねた大人だからこそ紡ぎ出せる、包み込むようなあたたかいメロディ。一方で、「あなたがついてきてくれる限り、私は負けない」という、意志表明のような強い言葉。
ハッ。これ、歌っているのは女性だけど、歌詞は男性の気持ちでは? と今回初めて気がついた。そう考えて改めて歌詞を見ると、すごくしっくりくる。loseやwinて、男性の方がよく使う気がするので。
(こういう話をすると、男はこう女はこう、と決めつけないでと否定的に受け止める人もいるかもですが、男女の感じ方や考え方の違い、というのは傾向として実際にあります。だって生き物として構造が違うから。ただ、だからといって全員が当てはまるわけではもちろんないし、権利や嗜好性などは男女わけへだてなく平等であるべし!と思ってます。そもそもワタシが親の猛反対を押し切ってライターになったのには、人それぞれ生き方も幸せのかたちも一つじゃない、と伝えたかったというのが根っこにあります)


ワタシにしては短めに語り終えましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。どの曲も魅力に溢れているので、よかったら動画も観てみてくださいね。

2023年も素敵な曲と出会えますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?