あらすじ

胸に赤ん坊を抱いた老女シヴァガミが大勢の兵士たちに追われた末に滝へ追い詰められてしまい、老女シヴァガミは自らの命を犠牲に赤ん坊を救おうとする。村長の妻サンガに拾われた赤ん坊はシヴドゥと名付けられ成長。
たくましい青年となった彼は巨大な滝の上の世界に興味をひかれ、ついにたどり着く。そこで出会った女戦士アヴァンティカと恋に落ちるシヴドゥ。
アヴァンティカの一族が暴君バラーラデーヴァが君臨する王国と戦い続けていることを知り、自ら戦士となって王国に乗り込んだところ、王国に25年もの間囚われている実の母デーヴァセーナがいること、そして自分こそがマヒシュマティ国の王子バーフバリであることを知る。
バーフバリと王兄の息子バラーラデーヴァのうち、蛮族カラケーヤ族長を討ち取った方を王位に就けると国母シヴァガミは宣言する。
マヒシュマティの王位を掛けたカラケーヤ族との戦いが、始まる。
「バーフバリ」伝説二部作の第１作。

感想など

インド映画らしい華やかな歌とダンス、インドの華麗な大自然の美しさ、舞うようなソードファイトシーンや雪崩に乗じてスノーボードのように滑り降りたりのダイナミックなアクション、クライマックスの合戦シーンでのバーフバリが２本の槍で敵を薙ぎ倒したり矢が雨のように降り注ぐなどのスケールの大きい合戦シーン、豪快で優しく命を大事にするバーフバリの男っぷりやバーフバリを愛する女剣士アヴァンティカやマヒシュマティ国のために非情になれる国母ぶりがカッコいいシヴァガミなど男に負けない女性キャラクターの魅力、王道の英雄伝説をストレートに描いている痛快スペクタクルアクション大作です。