見出し画像

コラム Preliminary Sketch AIと遊ぼう 其の壱

 世はまさにAI時代。
 テキスト自動生成のChat GPTや、自動でお絵かき出来るStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)・Midjourney(ミッドジャーニー)という便利なAIサービスの登場は、今までは集団作業でしかなしえなかった事がAIを活用・併用することで少人数のチームや個人レベルで短期間でしかも低予算でプログラミングやアート作品を製作発できる環境が身近になりつつあります。
 近い将来、エンターテインメントは根底から変革してしまうでしょう。私はそんなな勢いをAIに感じています。

 そんなAI台頭の時代に、我々のような昭和生まれの(生まれた頃にはパソコンも携帯も当然インターネットもSNSも無かった)石器時代のロートルが異次元とも言えるこの新しい潮流にどう向き合っていくのか、それが出来るか出来ないかで、ニュータイプではない我々のような旧人類の今後の生き様に繋がっていくいような気がします。

 まあ、ここでは難し話いはさておき、とりあえず自分の古いネタを引っ張り出してきて、其れを叩き台にAIを咬ませてリファインやリメイクする事で、そこから何かしら新しいもの(アニメでも映画でもマンガ・アートetc.)が作れないかな? 
 よくわかんないけど流行りのAIと遊んじゃえ! 
 というのがこのPreliminary Sketchというコラム連載に至った理由です。

大学生時代に描いたマンガ原稿とラクガキノート(表紙の英語綴り間違ってるやん)

 まずは学生時代に描いたマンガ原稿やラクガキ等の残骸からとりあえず一つベースになりそうな作品を選択します。昔の作品は自分にとっては懐かしいのですが、他人様に公開するのは恥部を晒すようでめっちゃめちゃ恥ずかしいです。
 しかしながら今後其れがどんな風に化けていくのか全く予測出来ないのも実は楽しみだったりもします。
 まるで廃屋のような家をリフォームするように、新しいアイデアなどをAIをどんどん活用して継ぎ足していきたいと思います。
 
 それではまずは叩き台として大学生時代に所属していたSF研究会のマンガ分科会の刊行誌で発表した作品を用意します。
 タイトルは『Apocalypse Jam』というサイバーパンク的な未来都市と剣と魔法のファンタジーを合わせたような舞台背景で、おちゃらけの殆ど内容の無い短編です。タイトルはフランシス・フォード・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録:Apocalypse Now』のタイトルをもじっただけのタイトルでしたね……う~恥ずかしいです(笑)

 で、そのまま公開すると恥ずかしさ100パーセントなので、ちょっと手を入れて吹き出しのセリフのみ英文に置き換えていきます。
 ニューラルネットワークで学習する翻訳サービスDeepLを活用しつつ誤訳部分を自分で修正していくので、既にここでもまさにAIとの共同作業ですね(笑)

※日本式マンガなので右のコマから左へと読みます。
Japanese-style manga is read from the right frame to the left.


 とまあ、叩き台のマンガについてはこんな感じで、とりあえず今は横に置いときます。
 ここからは、もしもこんな感じのストーリーを考えるとしたらどんなストーリーになるのか話題のAIチャットChatGPTに聞いていきます。まずは映画脚本という体でやんわりと。

◆質問
映画ブレードランナーやマトリックスのようなサイバーパンク的な未来都市を舞台にした剣と魔法のファンタジーストーリー映画の脚本を考えてください。


◆回答
タイトル:サイバーブレイド舞台は近未来の都市、ネオトキオ。人々は人工知能やサイボーグ技術によって進化し、街は高層ビルや巨大なスクリーンで溢れていた。しかし、一方で貧困層や治安の悪化も進んでおり、都市は二極化していた。

主人公は、剣と魔法を操る女性戦士、レイラ。彼女は、かつての魔法文明が残る地域で修行を積み、自分の力を鍛えてきた。ある日、彼女は命を狙われている男性、ジャックを助けることになる。

ジャックは、ネオトキオの貧困層のリーダーであり、人々を救うために戦っていた。彼は、この都市を支配する謎の組織「ブラックコア」が人々を支配しようとしていることを知っていた。そして、その組織の手先によって、彼は人工知能によって作られた「サイバーブレイド」という力を持つ剣を手に入れた。

レイラとジャックは、共にブラックコアの野望を阻止するために戦うことを決める。彼らは、ネオトキオの裏側にある秘密の研究施設に侵入し、そこでサイバーブレイドの正体が、かつての魔法文明の遺産であることを知る。

最終的に、レイラとジャックは、ブラックコアのリーダーと戦い、彼らの野望を打ち砕く。そして、彼らは、サイバーブレイドを魔法の力で封じることに成功する。

物語は、レイラとジャックがネオトキオの人々を支え、平和を取り戻すために、新たな戦いに挑む姿で終わる。

 う~ん、なるほどね。どっかで見たような割と平凡なストーリーですが、剣の名前というのをサイバーパンクと関連付けしたり、登場人物像はありかな。   
 ではちょっと質問に「賞金稼ぎ」という項目を追加して再度質問してみます。

◆質問
映画ブレードランナーやマトリックスのようなサイバーパンク的な未来都市を舞台にした剣と魔法の賞金稼ぎを主人公にしたファンタジーストーリー映画の脚本を考えてください。

◆回答
タイトル:サイバーブレード

ストーリー:

近未来の都市、ニューアーク。この街は、現代社会におけるテクノロジーの進歩が極限まで進んだ世界である。人々は、自分自身をコンピュータープログラムでアップグレードし、身体能力を向上させることができるようになった。しかし、それと同時に、犯罪もますます巧妙化し、警察の手に負えない事件が増加していた。

そこで登場するのが、サイバーブレードと呼ばれる賞金稼ぎたちである。彼らは、特殊な剣と魔法を使い、犯罪者を追い詰め、報酬を受け取ることで生計を立てていた。

主人公のジョン・スカイウォーカーは、元警察官であったが、ある事件をきっかけに、自らの正義感を追求するためにサイバーブレードとなった。彼は、かつての同僚であるサラ・コナーと共に、街の犯罪者たちを追い続けていた。

そんなある日、ジョンたちは、新たな依頼を受ける。それは、街を支配する巨大企業のCEOが裏で行っている犯罪を暴くことだった。ジョンたちは、その企業の本社に乗り込み、戦いを挑むが、そこで彼らが目撃したものは、想像を絶するものだった。

企業は、人々の記憶を改変することで、自分たちの利益を追求していたのだ。そして、その裏には、かつてジョンたちが追い詰めた犯罪者の手があった。

ジョンたちは、その事件を解決するために、新たな力を得ることになる。それは、人々の意識にアクセスすることができる「意識の剣」と呼ばれる魔法であった。ジョンたちは、意識の剣を使い、企業の首謀者を倒し、街を救うことに成功する。

しかし、ジョンたちが得た力は、同時に彼らを変えていった。彼らは、人々の意識にアクセスすることで、自分たちの理想を押し付けてしまう力を手に入れた。それは、彼らが求めた力ではなかった。ジョンたちは、自分たちの力を抑える方法を探し、再び新たな戦いに身を投じることになる。

キャスト:

・ジョン・スカイウォーカー:クリス・ヘムズワース
・サラ・コナー:エマ・ストーン
・企業のCEO:マイケル・ファスベンダー

エンディング:

ジョンたちは、再び新たな戦いに身を投じることになる。しかしその戦いは、今までとは違うものだった。彼らは、自分たちの力を抑え、人々の自由を守るために戦うことになる。ジョンたちは、最後に自分たちの信念を貫き、街を救い、人々から英雄として讃えられることになる。

 登場人物に映画で有名な名前が出てきましたね。まあ実際問題それは使えないとして、まだまだ当たり障りない内容を提示してきますね。まあそれがこのAIの特徴でもありますが。
 今回のところはこの辺にして、次回からはもっと叩き台を弄ったり、それにに寄せる感じで質問事項を考えながら絞っていきたいと思います。それとお絵描きAIの準備も。

以下その弐に続きます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?