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愛の教育

人が育たない社会になりました。

教育できる人が消えました。
 

教育というと大体、学校教育の勉学の方を思い浮かべる人が多いと思います。確かに日本は教育という分野はほぼ学校の担当のような雰囲気があります。
 
しかし教育は永遠です。
 
もちろん70歳、80歳になってもです。
 
私は27歳のとき17、8歳の従業員を何人か雇用したことがあります。
そこで感じた事がありました。

挨拶ができない事です。


私自身、挨拶は普通にごく自然にしていたので挨拶の教育を忘れていました。
 
それは問題でした。
 
そこで一番問題だったのは挨拶をできない子は人に迷惑をかけることを普通にするということでした。
 
これは困りました。
 
しかし彼らはそれが普通なのです。これが困りました。
 
どういうところで困ったかというと年上の人への配慮、気が使えない所でした。それが一番現れたのが挨拶です。
 
『おはようございます』の言えない従業員、私は当時は教育無知でした。
ですので環境は劣悪でした。
しっかり向かい合って指導する、これが必要だったのですが当時は難しかったです。
 
その世代が作り上げていくこの世の環境は最悪の様を作り上げていき、等々出来上がったのが『自己中心社会』でした。
 
これはまずい、まずかったです。
 
私の年代なんかは悪い子と言われていたのはいわゆるヤンキーでした。ですがこの世代は普通に見える子でも我慢がきかないと文句を吐き捨てたり捨て台詞のように会話を終わらせたり悪い態度を平気で出すのでこっちが気を使ってしまします。
 
本来であれば年下の者が年配の方に気を使い年配の方がしっかり若者の腕を鍛え上げてそしてその職業の伝統を受け継ぎ、また次の世代に受け継いでいくというループを作っていくつもりでした。
 
しかしそれは簡単ではありませんでした。

根気が必要で、またを持って怒ることが必要です。時にはも必要です。必要無いのはプライドかもしれません。
 
今語ったを持つということ、を持つという事は測れませんね。ではどうやって投入したら良いのか?

私も怒って指導したことが3回あります。怒りたくない相手に怒ると虚しいというかおかしな感覚になります。そして泣きたくなります。ですので怒ることを辞めました。信頼関係を築く友達のような関係から始めました。

それがどうなったかというと


今度は慣れが生じ仲良くなり同世代と同じ言葉遣いになったり冗談で構われたりと良いのか悪いのかという状況を作ってしまいました。

そして今はというと
 
 
もっとひどいです。『さとり世代』だの『つくし世代』だのという言葉が出てきて大変です。15年くらい前は一般的な事ができない子もいましたができる子もしっかりいました。今はその絶対数が少なくなって来ている気がします。
 
原点はやはり成長かと思います。
 
 
最初に教育は70になっても80になっても必要と書きましたが教育がないと成長しません。ですので最近年配の方の事故が多いですよね。私も日中運転すると危ない運転は年配の方ばかり今の環境の中ではとてもあの運転では通りません。迷惑かかるドライバーがかなり多いはず


学校教育は小、中、高校、大学で人間の成長は止まってしまいます。

職場に挨拶ができない子が入ってくると困ります。その教育は会社に入ってからすれば良いのでしょうか? 
どこに入っても教育は教育です。
会社、コミュニティ、町内会、ボランティア、スクール、趣味の世界。人間知らないことは教わらないと知りません。
 
この『知らない』ということでトラブルや叱られたりする場面に私はよく遭遇しました。
 
知らないことを頭ごなしに叱ってはいけません。知らないことは教えられなかった誰かが悪いのです。当然本人が知ることができるときに知る事を怠った事もあると思いますが基本は知らなかったのです。
 
ではどうすれば
 
教えなければなりません。を持って教える事です。今はこの教えることがなかなか上手くいきません。がないのです。

耐える世代、ゆとり、さとり、つくしは上手く調和はしません。
 
なぜか?
 
みんな結果からの規制で生まれて来たからです。こうしてはいけない。これはダメだった。ではここを規制しよう。ここの罰則を増やそうとこれでは良い教育は生まれて来ません。学校の先生も今や怖いことが多くて立ち向かえていない状況が多いはずです。もう愛せない大人達が多いのです。


私は学生時代、先生は正しい方だと思っていました。その精神が残り上司や先輩の良い所が見え、吸収し自分のものに出来、経験を積み実績を上げ自信をつけました。
 
もう一度そのように戻るには?
 
教育は愛
 
古いセリフかもしれません。しかし良いのです。戻すには良かったところを見なければなりません。昔の先生や親は『愛』がありました。今はそこが大きな違いかと思います。
 
愛の教育が足りません

愛は測れないと書きましたが測る方法があるとしたら涙だと思います。人は投入すると涙を流します。自分から涙が出ればきっと成功です。

教育の成功です。そこが積み上がっていくとまた同じように愛と涙で教育できる大人が増えていくのだと思います。



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新潟で建築の仕事をしています。地方はハウスメーカーのシェア率が相当数占めています。それに比べ個人の会社は営業で負けています。そんな建築全体の体質も変えたいし地元の大工さんが性能や営業を勉強しHMに追いつく力をつける開発をしています。是非noteを除いて診てご支援頂ければと思います