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大学生活の半分以上を学生団体に捧げた私の経験①

こんにちは!胡桃です。
大学生活も残り2か月あまりとなりました。
今回は、前回の自分の人生のターニングポイントになった、学生団体での経験についてお話しします。
後半では、自分のマネージャー経験について触れていくので、
同じように学生団体でマネージャークラスで頑張っている方の反面教師になればいいなと思っています。



約3年間お世話になったNPO法人での経験

結論

めちゃくちゃいい経験になりました!!!に尽きます。
間違いなく、今の私の人格が形成されたのはいい意味でも悪い意味でもこの約3年間のおかげです。
本気で向き合えば向き合うだけ、周りにいる人々はもちろんですが、
対団体に、対社会に影響を与えたくなる。
自分の成長だけじゃなくて、他者の成長に関わりたくなる。
きっとただバイトと部活だけの生活だったら気づくことができなかったことが数多くあると思っています。
それでは、そんな自分の経験についてお話ししていきます。

概要

若年投票率の向上を目的として活動しているNPO法人で、インターン生期間を含め3年間活動しました。
政治や社会に触れるきっかけを若者に提供することに力を入れており、毎年長期休暇を使って、インターン生を輩出しています。
全国に支部があり、私も地元の支部で活動してきました。

きっかけ

インターンへの参加
参加したのは、1年生の夏休みで、お世話になった先輩に誘われて断りづらかったのが正直なきっかけです。
スタッフとしての活動
元々スタッフになる予定はなかったものの、支部代表にご飯に連れてってもらい断りづらかったこと(さっきと一緒ですね)と、インターン生時代にお世話になったスタッフさんが、また支部で活動すると聞いて、憧れの方と一緒に活動してみたいと思ったのがきっかけです。半年任期なので、半年まずやってみてしんどかったらやめようと思っていました。

1年後期〜2年前期

正直部活やサークル感覚で入ったことに後悔するくらい、責任の必要な業務だと感じました。
学生集客・クライアント営業・イベント企画/運営など、ただなんとなく大学生活を送っていたら経験できないことをたくさんさせてもらいました。
今までは「頑張った」「頑張れなかった」でしか自分を評価できていなかったのが、目標数字達成など目に見える形で成長が感じられることに快感を覚えました。
だから、半年で辞めようと思っていた活動に対して、「もう半年やりたい!」という思いに変わったのだと思います。

2年後期〜3年後期

支部代表への立候補
ただの支部員だった私が、3期目にして支部代表に立候補した年です。
支部で活動したいけど、何かこれといってやりたいことが見つからなかったから、じゃあ、やりたいことのある人の居場所を作ろうと思って、代表選挙に出ました。(支部代表は立候補制で選挙があります。)
晴れて代表になったけど、今までがんがんプレイヤーだった私にとって、マネジメントの経験は初めてで、本当に苦戦しました。
コロナによる影響も緩和され周りもオフラインでの活動が増えていく中で、インターンシップの需要も減っていき、数字としてもうまく伸ばせず、リーダーたちをどう成長させてあげたらいいのかもわからず、毎日泣いてばかりの3か月でした。結局最後まで続けられなくて、途中で逃げ出したのは今思い返しても無責任だと思う反面、クビになったり、減給されたりというのがない状況でマネージャーとして活動できる環境なのは、大学生のうちだけだし貴重な経験だったと思います。

もう一度支部員としての挑戦
支部を辞めて3か月、3年の春にまた支部に戻ってきました。
自分の居場所だと思っていた支部を存続させるために、必要とされるならなんでもやってやろうと思ったし、新しいことに挑戦しまくりました。
自分は、リーダーやマネージャーではなく、そのポジションの人々のファーストフォロワーとして併走するのが得意なんだ、一番パフォーマンスを発揮できるんだと学びました。
1年半お世話になった場所でも、まだまだ支部のため、団体のためにできることがあるんだと気づき、正直今まで活動してきた中で一番楽しい半年間でした。

支部代表への再挑戦
欲を出した結果が、二度目の代表立候補です。
教育実習もある中、もう一度マネージャーをやってみたいと思いました。
結論、やっぱりうまくいきませんでした。
なぜか。

  • ビジョン共感度は高いけど、そこに到達しているイメージやチームで成果を出している状態が見えていなかったから

    • チームなのに個人プレー感があった

  • 私はできるのになんであなたはできないの?というよくない雰囲気がチームにあった

    • その空気は私が作っていた

    • そもそも人によって得意不得意もキャパも違うのに、「私はこんなに色々やってても数字取ってんのに、なんでできないの?全員で追う数字だよ?」ってめっちゃ詰めてた

    • その人が行動したくなる環境を作るのがマネージャーの仕事なのに、熱量でしかモチベを上げる方法を見つけられていなかった。

    • リスクヘッジ(こうすればみんな変わるだろうというヨミ)が甘かった

  • 会話する時間を取らなかった

    • 1人1人の考えを聞く時間を作っているようで作れていなかった

    • ヒアリングして考えたことやその思いを、理想としてそのままにするのではなく、5W1Hのように具体にまで落とせていなかった

  • mtgがビジョン達成のための場として機能していなかった

    • mtgでの目標設定やその振り返りなど、できる限り参加する意味を見出させるように前回より工夫した。

    • それでも出席率が上がらない(優先順位が低い)結果となっていた

上記の反省点が当時の自分の出せる最大限であったこと、当時は気づけていなかったことです。小規模じゃなくて、10人も20人もいる組織を動かす経験ができたこと自体が、全員ができるわけじゃないと思うし、そんな環境があるこの団体がすごく素敵でいいなと思っています。

まとめ

成功経験も失敗経験も多く、もう一度チャンスがあるならやり直したいと思うこともあるし、振り返ってみて未熟だったなと思うこともあります。
でも、そうやって振り返りができていることやそこでの課題を見つけていること自体が1つ成長であり、このような経験をしていなかったら自分の持っている可能性も引き出せる能力も知らないまま社会人になっていたと思います。
「みなさんも学生団体で何か経験してみてください」なんてことは言えませんが、自分を変えるきっかけになりそうなことには、手を伸ばしてみてもいいのではないかと思います。
第2弾もあるので待っていてください。

胡桃

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