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マンガ『君と悪いことがしたい』の名言から学ぶ一歩を踏み出す勇気

落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?

マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。

今回は、2024年2月時点、5巻発行・連載中の作品である『君と悪いことがしたい』(©由田果/小学館)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。

『君と悪いことがしたい』は背は高いけど暗くて地味な女子高生が、体が小さいけど気が強く悪そうな笑みを浮かべる「学校一の嫌われ者」の悪役男子と出会い、その不思議な強さに惹かれながら灰色だった日々を大きく変えていく。脇役と悪役の主役になれない凸凹な2人の小さな反逆恋愛劇が描かれた作品です!

少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。

君と悪いことがしたい 名言一覧

小さい頃から悪役に憧れていた。
どんなに石を投げられても信念を曲げない。
弱虫な私はそんな強さに憧れた。

綿谷 まもり

私も悪いことをしようと…!
え、えとそれは…、私も悪役に、なりたくて…。

綿谷 まもり

ほ、本当に知らない人みたい…。というか、こんなに自分の顔見たことあったっけ?ううん、ない。見たって、意味ないから…。自分のことも。自分の気持ちも。

綿谷 まもり

この人は…、私でさえ見ないようにしてた私のことをちゃんと…、ちゃんと見てくれたんだ…。

綿谷 まもり

本気でなくなればいいって思ってました。
でも、「できる」とは思ってなかった。

綿谷 まもり

何もできないって思ったけど、それは違うのかもしれない。私にだって何かできるかもしれない。君が私にしてくれたみたいに。私にだって何か…。

綿谷 まもり

やっぱり私、君と一緒なら、いつもより遠くに行けるみたい。

綿谷 まもり

君が私にしてくれたみたいに、私も置いてけぼりの君を…、見つけたい。

綿谷 まもり

あそこに君の味方が一人もいなかったのが嫌だった。どうしても…、嫌だった。

綿谷 まもり

こんなの、できるわけないのに。誰も期待なんてしてないのに。君がそんなふうだから、馬鹿みたいにまた手を伸ばしてしまう。

綿谷 まもり

あの時も、あの時も。私が強くなったわけじゃなくて、藤くんが軽かったんだ。軽くて細くて小さくて、ガラスでできてるみたい。なのに…、私なんかよりずっとつよい。

綿谷 まもり

一人じゃきっとこの背中越しの景色も、行き場のない手の感触も、怖いのに笑っちゃいそうになる、このドキドキも…。もう、どこを探しても見つからない。

綿谷 まもり

私はどこにいても脇役で…、君にとっても脇役で。それでも…、君の隣にいたい。この気持ちに名前をつけてもいいのでしょうか?

綿谷 まもり

なんだか気持ちがいい…。そうか。これは、自分でやるって決めたことだから?

綿谷 まもり

全然、無償じゃないです。むしろ私の方がいっぱいもらってて、ズルいんです…。確かに強引だし失敗もするんですけど、私なんかには無理って思ってたことも、藤くんが大丈夫にしてくれて、できることが増えていって…、目の前の景色も、どんどん変わっていくんです。

綿谷 まもり

だ、ダメです!
私の世界に「好き」なんて言葉、おこがましいので…。

綿谷 まもり

私は別に、裏切られてませんので!!

綿谷 まもり

悪いことしたって…、私たちを嵌めたって…、そんなことで裏切られたりしません。いつもみたいに私たちのこと笑って、ニヤニヤしてればいいんです!

綿谷 まもり

なんで?
嫌いだから。
他に理由いるか?

藤 奏志

罰は受けてやる。
それでも、嫌なものは嫌なんだよ。

藤 奏志

あれは俺がやりたくてやったことだ。
お前には関係ない!

藤 奏志

謝るな!
今のも、俺がやりたくてやったことだ!!
だから謝るな!!

藤 奏志

は?
じゃあお前は舐められたままでいいのか?
気に食わないなら、腹が立つなら、くやしいなら、怒れ。

藤 奏志

仕返しできたのが泣くほど嬉しかったのか?
お前も性格悪いな!!

藤 奏志

許す…、だと?
なんで俺があいつに許しを請わなきゃならない…!!

藤 奏志

お前もくだらないヤツらから雑用押し付けれなくなって嬉しいだろ?俺たちの野望のためにたっぷり時間が使える。

藤 奏志

今これやってみろ。ぶっつけ本番で上手くいくほどお前は器用なのか?

藤 奏志

俺が証明してやる。
お前ができるってことを。

藤 奏志

大切?他にもっと大切なものがあるだろ。チッ、そんなこともわからない奴はやっぱり馬鹿だ。

藤 奏志

自分が何か言われたわけでもないんだから、いつもみたいにへらへらしてればよかったんだ。

藤 奏志

お前…、悪いことがしたいんだよな?ならもう二度とあんなことするな。自分が我慢したらいいとか…、良いことっぽいだろ!

藤 奏志

どうでもいいこと気にするな…。
お前は、ずっと…、目の前のことに必死だっただけだろ。

藤 奏志

おい。お前どうせ足引っ張るとか勝手に考えてたんだろ。言っとくけどな、俺は最初からお前と勝つつもりだった。

藤 奏志

お前の大事なもんだろ。
簡単にあきらめるな。

藤 奏志

は?
何言ってんだ?
“頑張ったから”ダメじゃなかったんだろ?

藤 奏志

ただし、俺は気にしない。
俺は絶対に、気にしない!!
お前のしたことなんて俺にとっては些細なことだからな!

藤 奏志

関係ないな。勝ったもんは勝った。そのことを俺たちが、ちゃんと知ってるんだからいいだろ。

藤 奏志

知るか…。
おかしいかどうかはっ!
俺が決める!!

藤 奏志

どうせあなたが悪いから。
100対0で。
誰でも騙せると思ったら大間違い。

椿 いちか

あなたの嘘など、大義の前ではなく些事です!

椿 いちか

もうあいつのために悪いことするのはやめる。
どうせ悪いことするなら、気持ちよくやらないと。

星名 圭

よく耐えた、お前たち!もう少しの辛抱だ!いつかこの俺様が必ず、世界を我が物にしてやる!

キングダークネス三世

いかがだったでしょうか?

お気に入りの名言は見つかりましたか?

僕自身、小学生の頃はヒーローもののアニメや特撮などでも悪役に憧れたことがあり、ヒロインのまりもが悪役の仲間想いな思考や世界と取るために叱咤激励する姿に惚れたことにとても共感できましたし、あの頃の淡い思い出が蘇ってきました。

まりもは地味で暗めなこともあり、周囲からいろいろと押し付けられること多い気弱な性格でしたが、藤と一緒だからこそ、2人だからこそ1人では見れない景色や恐怖に打ち勝つ勇気やドキドキを味わえることの大切さを教えてくれるのではないかと思います。

学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『君と悪いことがしたい』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?

内気な性格で目立つこともなく周りに面倒事を押し付けられていたまりもや巨大企業グループの子息でその性格と振る舞いで校内随一の嫌われ者になっている藤たちが、日常の出来事を突拍子もない思考や行動で立ち向かう中で、さまざまな価値観や想いを抱きながらももたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。

それでは今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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