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VOL.1 インプットを血肉化させる工夫

仕事をしていると、新しいインプットは日々降り注いできます。
そして最近、弊社の新卒社員(Aさん)に自分なりのインプットを血肉化させる工夫を教えたところ、”血肉化サイクル”が一気に回ったので、まとめてみようと思いました。

Aさんが抱えてた課題

Aさんが抱えてた課題は以下の2つです。
・メモする場所がバラバラ
ex.ノート、Trello、GoogleKeep、slackなど。
・学習サイクルを後回しにしてしまう
ex.平日夜に振り返ろうと思うが、他のタスクを優先してしまうなど。

それぞれの課題を解決した仕組みを解説していきます。

課題:メモする場所がバラバラ→”毎日見る場所”で固定し、解決する。

Aさんは、メモする場所がバラバラ(ノート,Trello,GoogleKeep,slackなど)で、インプットを振り返ろうと思った時に、手間がかかる状態でした。
なので、弊社で業務のタスク管理として使っているTrelloに記載場所を固定しました。
また、インプットは1つのタスクとして保存し、コメント欄にすぐに記載するようにしています。

以下は僕の例です。

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結果的に、
・インプットをメモする場所を”毎日見る場所”で、固定することで、振り返りをする際に、どこにメモしたのか忘れることがなくなる。
・いつも上記画像の「振り返り」というタスクが目に触れるので、「インプットをすぐに記載する。メモはTrelloに記載する」という新しい習慣を、Trelloを開く度に毎回思い出せる。
・大量の振り返りをタスクとして切ってしまうと、振り返り=タスク消化として認識してしまいテンションが下がってしまう。コメント欄に記入することで、振り返りを行うテンションを下げずに済む。
などのメリットがありました。

課題:学習サイクルを後回しにしてしまう→いつもは使わないtodoアプリと、ルール化で解決。

▼todoアプリ
Aさんは、振り返りする予定をGoogleカレンダーに入れてましたが、これだと他の予定も入ってるので、アプリで通知が来ても気づかないことが多いです。

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なので、Aさんが今まで使ったことが無い、以下のWunderlistというtodo管理アプリをダウンロードしてもらいました。

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人間はいつも見ない物には、特に目を引かれる傾向があります。
このアプリから通知が来たら、いつも見てないポップアップなので、目を引き、「あ!インプットの振り返りをしないといけない!」という事に気づきやすい状況を作ることが出来ました。

▼ルール化
Aさんは、振り返りを習慣化するために、「毎週土曜日か日曜日に振り返る」というサイクルを回そうとし、失敗していました。
人間は習慣化が苦手なのですが、
・習慣化したい行動の実行期間が空く(ex.2ヶ月ごとに行う)
・ルールが曖昧(ex.明日か明後日に行う)
だと、どうしても忘れてしまいます。
なので、通勤中の電車にて振り返りを、2週間ほど毎日行ってもらいました。
・毎日行うことで、習慣化する頻度を極端に増やした。
・電車に乗る→振り返りを行うという、明確なルール設計にした。
上記を実行したところ、2週間終了後には自分ひとりで学習サイクルを回すことに成功していました。
ちなみに、電車に乗る時間に、Wunderlistからポップアップ通知を飛ばすような設定を行い、必ず1日も忘れないような仕組みにしていました。

情報で溢れてる現代で、このような血肉化サイクルを整えると、人の成長速度は何倍にもなるので大切、という話でした。

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