見出し画像

UEFA EURO 2020がついに始まる。


※5223文字

UEFA EURO 2020がついに始まる。昨年の延期を経て実に5年ぶり。
てことで開幕前に色々書いておきたいなと思ったので、気持ちの思うがまま書いていきます。

簡単にいうとクオリティの低いエッセイみたいなものです。



5年ぶりの再会



前回のユーロ2016の時は自分は高校3年生。もうそんな前になってしまうのか。
夜更かししまくって試合を見まくり、寝不足の中で学園祭の準備をやっていたあの頃は本当に楽しかった。まじで自由だった。

本当だったらユーロ2020は去年の開催、つまり自分が大学4年生だった時の開催だったはずだった。(文系の)大学4年といえば人生で一番暇だということで有名。つまり去年開催だったら全試合とはいかなくても、思う存分好きなだけユーロを見まくってウハウハしていただろうに。マジでコロナ許すまじ。

一応社会人になってしまったので、夜更かしして出勤するとかいう無責任なことは出来ません。ただやっぱりサッカーは好きなので、見れる試合、注目の試合をピックアップしつつ、この1ヶ月のお祭りを楽しみたいと思っています。




色々あった前回大会


ユーロ2016、色々ありましたねぇ…

皆さんは何が思い出に残っていますか?


画像1



・グループリーグで(確か)一勝も出来ずに3位通過したポルトガルがまさかの優勝。しかもロナウドは早々に負傷退場しているのにも関わらず。

・ベイル1トップが超ハマって、ベスト4進出を果たしたウェールズ。FKも凄かった。

・初出場アイスランドがベスト8という大躍進。しかもラウンド16ではサッカーの母国イングランドを撃破してしまうという。バイキングクラップは世界で大流行しましたね。

・ドイツVSイタリアでの伝説のボアテング。

・同じ試合、「ノイアーVSブッフォン」という極上のPK戦。こんなにキーパーが目立つPK戦は見たことないかも。そしてなんといっても、このPK戦で伝説になった「シモーネ・ザザ」。彼は今どこで何をしているのだろうか。


ざっと思い浮かぶだけでもこんなに出てきます。


今映像見てきたけど、

・開幕戦パイェのミドル

・モドリッチのスーパーミドル

・シャキリのゴラッソ

・フロレンツィのスーパークリア

とかもありましたね〜


自分がサッカー本格的にハマってから初めてのユーロだったから、その分新鮮で楽しかったし、色々な選手を知れて学びにもなりました。
そして何より国と国がプライドをかけて戦うあの雰囲気に、最高に惹かれました。



▪️今大会のゆるーーーい展望



画像2

※これスペイン語ですね。国旗で頑張って判別してくださいな。


画像3


ここからは今大会について少し。何の雑誌も買わずに、本当に緩く書いているだけなので、本格的なものが読みたい人はそういう記事を読んでくださいね。



・グループA(トルコ、イタリア、ウェールズ、スイス)


 全く予想がつかないグループな気がする。イタリアが優勢に見えるが、ソユンチュ、カバク、デミラルなどDFが充実してきたトルコは堅そう。
 ウェールズもベイルを中心に前大会のような戦いを見せられるか注目。とはいえダニエル・ジェームズやラムジーもいるし、普通に強そうではある。
 個人的にはスイスは少しだけ厳しいのかなとも思っています。

順位予想は1位ウェールズ、2位イタリア、3位トルコ、4位スイスにさせていただきます。




・グループB(デンマーク、フィンランド、ベルギー、ロシア)


 かなりハイレベルで、個人的には注目しているグループ。エリクセン、ホイビュア、デラネイ、さらにシュマイケルが健在のデンマークはダークホースになりそう。
 ロシアもW杯のあれを見てしまうとかなり不気味な存在。プッキ擁するフィンランドも同じく不気味。
 優勝候補にも挙げられるベルギーですが、黄金世代が中々タイトルに手が届いていないというのが心配。加えて前回大会やロシアW杯のようなエデンアザールはもういない。コンパニもいない。ロベルトマルティネス監督の采配も怪しく、早々にコケる可能性もあるかもしれない…

順位予想は1位デンマーク、2位ベルギー、3位ロシア、4位フィンランドで。




・グループC(オランダ、ウクライナ、オーストリア、北マケドニア)


 他と比べるとちょい渋めなグループかもしれないですね。久しぶりにメジャー大会に戻ってきたオランダは要注目。後ろに特に優秀な選手が多く、安定して勝ち上がりそう。 
 ウクライナ、オーストリアが2位争いするのを、初出場の北マケドニアが虎視眈々と狙う構図ですかね。

予想は1位オランダ、2位オーストリア、3位ウクライナ、4位北マケドニアで。




・グループD(イングランド、クロアチア、スコットランド、チェコ)


 これまた面白そうなグループが。サンチョ、フォーデン、マウントなど若手が次から次へと出てくるイングランドは、黄金時代に突入する予感も。正直優勝候補に挙げたいレベル。ただ、ベッカム、ランパード、ジェラード、スコールズあたりを擁しても上手くいかなかった歴史を見ると少し不安にもなってしまう…
 クロアチアは相変わらず中盤が豪華。モドリッチ、ラキティッチ、ペリシッチあたりは有終の美を飾れるのか、注目です。 
 そして地味にスコットランドが強そう。ティアニーとロバートソンが揃う左サイド、中盤にはマクトミネイやギルモアもいます。イングランドとのイギリス対決は激戦になること間違いなし。

予想は1位イングランド、2位クロアチア、3位スコットランド、4位チェコ。




・グループE(スペイン、スウェーデン、ポーランド、スロバキア)


 実はよく分からないグループ。Rマドリード勢がいなくてDFが少し不安なスペインは安泰ではないかも。
 スウェーデンには(ウイイレで猛威を奮っているらしい)イサク、ポーランドにはみんなお馴染みレヴァンドフスキ、スロバキアも有名どころだとハムシクやシュクリニアルもいて、侮れない。
 全て塩試合になる可能性もあるけど、全て拮抗した好ゲームになる可能性もあるグループ。僕はスペイン推しなんでもちろん注目して見ていこうと思っています。

予想は1位ポーランド、2位スペイン、3位スウェーデン、4位スロバキア。




・グループF(ハンガリー、ポルトガル、フランス、ドイツ)


 とんでもないグループが出来上がってしまいましたね。しかもただ強い国じゃなく、直近のメジャー大会(2014W杯、ユーロ2016、2018W杯)の王者というのが恐ろしい。どう考えても注目度No. 1のグループですね。

 ただ、イタリア、イングランド、ウルグアイ、コスタリカが同居した2014W杯で何が起こったか。サッカーとは分からないものですよね…(とはいえ今回は流石に厳しいと思うけど)

 フランスは圧倒的優勝候補。ただ、ジルーとエンバぺが少し口論しているとの情報も。ベンゼマも久しぶりの招集ということで、何かが起きてしまうような気がしなくもない。ここはデシャン監督のマネジメント能力が本当に問われますね。選手が皆うまく力を発揮できれば間違いなく優勝でしょう。
 ドイツはレーヴ監督が結局フンメルス、ミュラーを招集することに。最近微妙なドイツとはいえ、流石にメンバーは豪華だし、レーヴ監督退任が決まっている今大会はモチベーションが違うはず。若手とベテランが融合して、最後にまた一花咲かせられるか注目。個人的には、ヴェルナー、ハヴァーツ、リュディガー頑張れ!
 ポルトガルは前回優勝時のメンバーよりも何倍もメンバーが豪華になっている。ブルーノ、ベルナルドシウヴァ、ジョタ、ルーベンディアスなどは多分前大会いなかったと思いますが、今では皆ワールドクラスの選手。CR7もご健在。個人的にかなり熱いメンバー構成(だし、ゲームでは度々お世話になっております)。

予想は1位ポルトガル、2位フランス、3位ドイツ、4位ハンガリー。


・トーナメント予想(独断と偏見)


予想をもとにトーナメント組んでみました。

※3位チームから突破するのは4位チームとの差が生まれそうなB、D、E、Fから、ロシア、スコットランド、スウェーデン、ドイツと予想。B、D、E、Fの組み合わせの場合は調べたところこのように入るとのことでした。

画像4


 色々ツッコミどころあると思いますが、僕の予想はこれで。豪華な選手を揃えたイングランドがついに一つにまとまり、優勝するシナリオを描いてみました。
 ちなみに準決勝と決勝がウェンブリースタジアム開催というのもポイント。地の利も活かして、イングランドが悲願のトロフィーを獲得するという予想にしました!


 ※スペインにも期待したいんだけど、期待しすぎるとダメだった時に辛いのでこれくらいにしておきました…




おわりに:スペインへの想い


 僕は「日本代表の次に好きなナショナルチームは?」と聞かれたら「スペイン」と即答します。それくらい好きなチームです。好きすぎて、大学1年の時に2週間スペインだけを回る旅行もしましたし、大学の語学ではスペイン語やってましたし、気づいたら国としても好きになっていました(ちなみに今クラブでチェルシーが好きなのも、最初はスペイン人選手がきっかけではある)。

 とはいっても理由は超単純です。ユーロ2008、2010W杯、ユーロ2012と3連覇した当時のスペイン代表、まさに「無敵艦隊」に惹かれたのです。


 イナズマイレブン経由でサッカーは多少好きだった小中学生の自分。ある日友達の影響でPSPの「ウイニングイレブン」を購入してみると、それにズッポリとハマってしまいます。購入したのがちょうど2013、2014シリーズ。強いチームをとにかく好んで使っていた僕は、当時豪華すぎるメンバーを抱えていたスペイン代表を使いまくっていました。
 メンバーが凄いのはもちろん、在籍クラブが圧巻すぎるというのもまた魅力的で。バルセロナ、レアルマドリード所属の選手ばかりで構成され、普段はクラシコでバチバチやりあうチームが、一つの国旗の下に協力してチームを構成しているという、まさにアニメみたいな展開に僕はすごくワクワクしていました。
 特にジョルディアルバ、セルヒオラモス、ピケ、カルバハルで構成されるDF4枚は今でも世界最高だと思っています(現実的にどうかは置いといて)。このバルサとレアルが融合したチーム、本当に好きでした。

画像5


※アルベロアごめん、別に悪気はないよ。



 そしてスペインが大好きになってから迎えた2014W杯はあの有様。ユーロ2016でも振るわずベスト16。ロシアW杯でも開催国にPK戦で敗れベスト16。自分が見始めてから、ほとんどいい成績を収める姿を見ることが出来ず、正直悲しいです。


 さらに今回はレアルからの招集が0。僕が大好きなバルサとレアルの共闘は見れないことに。その分プレミアやリーガで活躍した選手が集まり、また違った魅力を見せてくれることには期待だけど、やはり物寂しさを感じてしまうのも正直な気持ち。


画像6



 直近の親善試合のフォメを引っ張ってきました。要所要所に質の高いワールドクラスの選手は揃っています。特に中盤なんて、この3枚の他にロドリ、コケ、ぺドリ、ダニオルモがいるという。まだまだ黄金の中盤ですな。
 ただDFラインはやや気になるところ。サイドバックはアルバやアスピリクエタもいるため問題なしですが、CBは不安しかない。この2人とエリックガルシアで乗り切れるのでしょうか。しかも両CBが左利きという、中々に気持ち悪い並び。

 前線はジェラールモレノ、オヤルサバル、アダマトラオレなど様々な選手が揃い、こちらは期待。しばらくストライカー不足だったスペインにとっては非常にありがたい。個人的にはトラオレがスーパーサブ的に上手くハマったら面白いのではないかなと思ってます。あとモラタよりモレノを積極的に使ってほしいところ(そして欲を言えばアンスファティがいたらなと思ってしまう)。



 ラモス、カルバハル、ナチョ、イスコ、アセンシオなどがいないのは悲しいし、正直前評判は全然高くないと思いますが、このようにヨーロッパにも応援できる国があるのは幸せなことだなとも思っています。やはりサッカー観戦は当事者意識を持つと楽しみが何倍にも広がる気がします(一方で怖さやハラハラも生まれますが)。

 僕はゴリゴリ日本人だけど、今大会のユーロもスペインを全力応援して、とにかく楽しい1ヶ月を過ごしたいなと思っています。

※推しとは他に注目、応援したい国はデンマーク、イングランド、ポルトガルあたりです。




 簡単に終わらせるつもりで始めたつもりが、つい夢中になって、挙げ句の果てには生意気に全グループの展望とか語っちゃいました。笑
 ただ今回のメインテーマは、実はスペイン代表に対する想いです。これを言語化して整理出来ただけで個人的には満足です。



 それでは、今回はこの辺りで。

 ユーロ2020みんなで盛り上がって、この大会を全力で楽しみましょう!!!




画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?