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映画『君の名は。』ネタバレなしの短い感想。

FacebookのTLであまりにも映画『君の名は。』の話題が増え、いよいよ話題に加われず耐えきれなくなり(笑)私も遅ればせながら渋谷HUMAXシネマズにて一昨日、場所柄平均年齢20代の群れの中、若さに噎せかえる思いで観てまいりました。

ちなみに私は新海誠作品初体験です。

冒頭から流れる楽曲や絵柄で「うへ!合わねえ!ハズレか!?」と思いましたが、ストーリーが進む中で次第に馴染んで行きました。

観終わり、まず感じた事は2011年の東日本大震災が作品の着想になっているであろうことと、さらに興味があったのは、物語の決着は恐らく様々なバリエーションがあっただろうなあと想像出来る中で、今回の決着を選んだ理由でした。

頭に浮かんだのは、以前小説作法を学んでいた頃、知り合った編集者から聞かされた話です。

小説はその時代の現実と逆のものが売れる傾向がある。バブルの時代はハードボイル系が売れ、不景気な時代にはハートフルな作品が好まれる。

−−本作品はやはり「今の時代」を反映したのでしょうか、そうでなければユーザーに受け止められなかったのでしょうか。

あとで聞いた所では新海誠作品で今回の決着は「珍しい」そうですね。

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