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「集まり」を作ること

僕は「集まり」を作ることが好きだ。

できるならば、色んなバックグラウンドがある多様な人たちであればあるほど面白い。もちろん、専門的な集まりも素晴らしい。学びが深まるし、意外なことも起きる。とにかく、集まれば何かが起きるとおもっている。スタートアップ屋台というイベントを不定期で開催しているが、あのイベントのコンセプトは「面白いと思った人とお酒を飲みながら話して、それを面白がる人たちを集める」ことだ。そうすると、自然と面白い集まりが出来上がると考えた。

集まりを作るときは二つのパターンを考えている。
一つは、難しいことを考えずに集めてしまうこと。具体的には飲み会はあまり深く考えずに喧嘩しなさそうかとかこの人とこの人が喋ったら面白そうだなぐらいで声をかける。ここにはテクニックはそこまで必要がない。もう一つは、集まった人たちが何を持って帰るのかを意識した「集まり」だ。

集まりを作りたがる人は多いが、だいたいは何らかの目標を達成したいから、集まりを作っている。例えば、マッチング数とか名刺の数、商談数とかとか。当然、目標を設計するのが悪いわけではない。だが、なぜ集まるのか?という問いの答えにこれらの目標を置くことは、集まる人たちもそれを望んでいる場合以外、機能しない。

人が集まるのには、目的・理由がある。
誰かが声をかけたからかもしれない。何か学びたいことがあるからかもしれない。同じ趣味の人たちと知り合いたいかもしれない。どれも素晴らしい理由だ。冒頭に書いた通り、集まれば何かが生まれる。だから、あなたの目標もわかるけど、それを横に置いて、とにかく集めてみたり、誰かに何を持って帰るものがあるような「集まり」を作れる人たちが増えてほしい。

集まれば、何かが生まれる。ただのバンドマンだったけど、こうやってスタートアップ業界にいるわけだし。



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