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CL初出場の初対戦が配信卓だった男の話

初めまして!真広、改め………

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マツシマ ヒロキです!

元々初めてのCL出場ということで、結果がなんであれ簡単なnoteは書こうと思っていましたが、結果以上に面白い貴重な体験をしたのでここに記します。

内容としては、配信卓周りの経験やそこでのプレイング、逃げで使用したミュウVMAX、元々詰めていたハピナスのリストなどについてです。
配信卓に備えて心の準備をしたい人の参考にもなれたら嬉しいです。

ぜひ興味があるとこだけでも読んでいってください!

※パソコンで執筆したため、スマホでは読み辛い部分があります。
ご了承ください。

波乱の幕開け

僕がシティなどの公式大会に出始めたのは、シャイニースター発売頃。
大型大会もその頃から出たかったんですが、ポイントやら運が足りず、やっと今回のCL福岡でデビュー戦となりました。
友達と会場で合流し、入場列に並んでる時、「マッチングもう出てるみたいですよ」と言われたので早速チェック!

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なんで???

実は今回の大会、予選完走などではなく、密かに配信卓に映ることを目標にしていました。
目立ちたがりなので。

いや、こんな秒速で目標クリアしたプレイヤーいる?

なんも意味が分からず、ただただテンションだけ上がり、友達に連絡しまくりました!

「俺!松丸君とポケカしてYouTubeに配信されるよ!」

どんな豪運なんですかね。1500人ほど枠があったはずなので、大体0.06%くらいでしょうか。
昔からクイズ番組や謎解きが好きだったのもあり、シンプルに松丸君のファンだったので、衝撃の後はとにかく
松丸君とポケカできる!
しかも配信に載る!
と有頂天でした。

でも、もちろん不安もあったので、色々調べたんですが、配信卓関連について詳しく書いているサイトなどが見つからず、始まるまで何をすればよいのか分からず、ドキドキしていました。

僕と同じような思いをするプレイヤーがいると信じて、ここからは配信卓で対戦するまでの大まかな流れを書いていきたいと思います。

①番号の卓に座って待つ

番号自体は抽選なので、シンプルに席を探してそこで待機します。今回は端っこでしたので、もしかしたら席の場所など少しだけ調整はしているのかもしれません。
開会式が近付くと運営の方から「ここは配信卓になりますので、この後移動してもらいます」とアナウンスされます。

②スリーブチェック

それと同時に、「後ほどスリーブチェックを行うのでデッキを出してお待ちください」と伝えられます。
ジャッジの方と運営の方が一緒にスリーブをチェックしてくれます。
ここでのチェックというのは、マークドや傷有無ではなく、公式のスリーブか否か、ですね。
僕は今回海外の公式スリーブを使っていたので確認に時間がかかりましたが、無地のものや日本のものならすんなり終わると思います。
ちなみに、同人スリーブとかだとどうなるんでしょう?知ってる方いたら教えてください。

③移動

開会式が始まるぐらいのタイミングで、荷物を持って移動になります。その際には注意事項の紙も併せて持っていくよう、伝えられました。
運営の方について行き、配信卓まで移動します。

④挨拶とルール説明

ここで松丸君とお会い出来ました。爽やか笑顔でご挨拶、俺もうこの時点で「CL福岡終わっていいな……」とか思ってました。
ジャッジの方にも挨拶をし、大会についてのルール説明(紙に書いてあるやつ)を2人で受けました。また、配信卓でのルールなどもここで確認。
その後は始まるまでフリーだったので短い時間でしたがお話しすることができました。
「いつも謎トレ(1番好き)とか色んな番組で見てます!ファンです!」とお伝えすると、「ほんと嬉しい、それ聞くだけでもう満足です!」と、
「実は配信卓に出るのが目標で、しかも松丸君と会えるなんて、もうそんだけで今日は僕も満足です!」と続けると、「目標叶っちゃいましたね笑」「でも、たくさん勝ってここに来るのも良いですよ」と嬉しい言葉をいただきました。

また、胸にデデンネを入れて説明聞いてましたが

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これにも触れてくれて、「その胸に入ってるデデンネ、可愛いですね!」「相棒なんで連れて来ちゃいました!」「なんかいつでもデデチェンジ出来そうな気がしますね」「手札困ったら、胸からこいつ出して6枚引くんで!笑」とふざけたら松丸君が吹き出したくれたので、個人的に優勝しました。

これ、ただのオタクの握手会レポだろ

舞い上がってたので記憶改竄ありそうですが、こんな感じでした。
その後はジャッジの方も交えて話の流れでペットカメラでリドくんまで見せてもらえちゃいました。リドくん、カメラガン見してた。目合った。

⑤対戦準備

対戦に関して伝えられたことは
・座る場所が上手か下手か
・座ったらヘッドセットを付けること
・持ち物はデッキとデッキケース、それから飲み物(ラベルは全剥がし)のみ、それ以外の荷物は待機場所のテーブルに置いていくこと
・デッキケースと飲み物は対戦卓の下の見えないところに置くこと
・対戦時間は全体とずらして個別で管理
・ジャッジ判断が必要な事案が発生した場合、その都度タイマーストップするため延長時間は発生しない
・ジャッジ2人+VARで裏に1人+対戦相手の5人の疎通が取れてるか事前確認すること

こんなところですね。

個人的に質問したのは
・どこから配信に映っているのか
・その配信開始前後のキューはもらえるのか
でしたが、答えは、
・基本的に席に座っている時は画面に映っていると思って良い
・そのため特にキュー出しなどはない、声だけは映像より遅れて配信に載る可能性がある
とのことでした。

対戦準備を終えてから、いつものジャッジによる水エネいじりや、軽く松丸君と話したりしながら対戦開始を待ちました。
松丸君の目をまっすぐ見つめてみたところ、そらさず見つめ返してきたので、照れちゃって僕が目を逸らしました。顔良いんだわ。目大きいし。

さて、ここからは余談ですが、じゃんけん対策についてお話ししたいと思います。

無謀な心理戦

先行ゲーと言われている現在のポケモンカードでは、実際にじゃんけんの勝利=試合の勝利と言われてもおかしくない動きをするデッキが多数存在します。

そのため勝つために大事なのは、まずじゃんけんで勝つことだと考え、対策を用意してきました。
大学で心理学を勉強しており、じゃんけんの有名な心理現象について少し知っていたため、当日出す手をあらかじめ決めてから大会に臨みました。

初手で出す手・・・パー

指の動きに関するお話ですが、緊張していたり、寒いところだと指がうまく動かせないためグーが出やすいです。また、いきなりじゃんけんポン!と仕掛けると咄嗟の反応で作りやすい手とも言われていますね。
大型大会の初戦ということもあり、みんな緊張しているだろうからパーを出せば勝つ確率が高いと踏んで当日持ち込みました。

パーを出してあいこになった後・・・グー

ムシキングでご存知ですよね、無意識で手を繰り出すと、直前の相手の手に勝ちに来ます。よってパーのあいこの次に出される手、チョキに勝つためにこちらはグーを繰り出します
また、全体を通して、相手に考える時間や情報を与えないために、初手やあいこ後の繰り出しは、自分主導で出来るだけ早めに、手は机の下に隠すなどを意識しました。配信を見てもらえば分かると思います。

グーを出してあいこになった後・・・グー

心理学を学んでいるとかほざきましたが、こんなの誰でも考えれば分かりますし、有名ですよね。なので、無対策の相手にはこれらを通して高い勝率を出す予定でしたが、対策してきている相手にはこのメタが必要だと考えました。

この状況に陥った時、考えられるパターンは2つ
・シンプルに出す手がたまたま被ってしまった
・相手も同じ対策をしている
です。

1つ目についてはあまり考える必要がありませんが、じゃんけんのバトルスタイルとして、同じ手を連続で出すタイプ、毎回出す手を変えるタイプの2種類があります。

パー→グーと来ているなら、相手は同じ手を連続で出すタイプじゃない→次の手はチョキかパーとなります

また2つ目のパターン、相手が同じ対策をしている場合は、グーの次はグーに勝てるパー、それに勝つ手、つまりチョキを出してくると予想出来ました。

そのため、こちらはグーを再度出すことによって、相手の裏をかきながら、運でも高い勝率を出せると考え、このプランとなりました。

さぁ、対策もバッチリ、実際の松丸君とのマッチですが

1.パーVSパー
2.グーVSグー
3.グーVSパー

負けた・・・

もしかして、松丸君も同じシステムを構築してきていたのかもしれません。
そして、僕と2手あいこをしたことにより、3手目の僕の手を読んで、裏の裏をかいてグーをプレイする予定から寸前でパーに切り替えた・・・?!

くだらない余談はこの辺にして、続きの話です。

配信卓の洗礼

後1ですっごいプレミをしました。

ミュウのクワガノン対面は、ベンチバリアを入れたところで置くタイミングがピーキーであり、ミュウ側が勝つルートは、結局ボス連打とオドリドリやメロエッタで調整しながら手札干渉も絡め、相手が一番嫌がるポケモンを倒し続けてどこかで止まることを期待するしかありません。
そのため、ベンチバリア不採用、当たったら仕方がないと割り切っていました。そもそも環境読みが甘かったですね。

他に気を付けることは
・エリカケアでベンチを広げない
・ホーンは常にケア
・リセスタは相手が勝つ1ターン前に使う
・後攻になったらカミツレからサイドをすぐ取りに行く
と、簡単にリスト化していました。

なのにあれです。は????

じゃんけんに負けたことや、切っている対面だったこと、緊張などから急に頭が真っ白になってしまい、メロエッタに貼る予定だったエネをミュウに貼ってしまう、動転してベンチもフル展開してしまい、サイコジャンプのことも完全に飛んでいました。
フュージョンエネを守ってメロディアスエコーの打点を担保しようとなんてしてませんよ?マジでキョダイプレミです。

始まるまで結構リラックスしていると思っていましたが、自分で試合見てみると身体ガッチガチですね。
これが配信卓・・・

詳しくは配信を見てください。
1ターン目のプレミで逆に冷静になり、それ以降はしっかりプレイできたかなと思います。松丸君上手だった!
対戦ありがとうございました!!

最後紙に名前書くところで、松丸君が最初間違えて漢字で書いちゃってて可愛かったです。

マイナステンポ・ミュウVMAX

ここからはポケカの話です。
といっても、3-3なので、大して強くはありません。
こんな感じか~と参考にどうぞ。
元ネタはハイキューです。

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この構築のテーマは

先2からボスを言い続ける
後1からサイドを進める

この2つです。
先行のアドバンテージを最大限に生かした連続攻撃と
後行からでもサイドレースで負けないスピードを生かした
超アグレッシブな構築となっています。

他の一般的なミュウデッキと違う部分について書きます。

1.バトルVIPパス4枚

配信では3枚まで見えましたが4枚入っています。
理由は単純で、ミュウデッキには、とにかくゲノセクトに触れば回り出す、しかし触れなければすぐ止まる、という共通の特徴があります。
デッキが回り出してサイドレースで優位を取れば、システム上、雪道リセスタ以外で捲る手段は少なめと言えます。
その特徴を最大限生かすため、1ターン目にゲノセクトに触る札を全力投入しました。(モンボは検討したが、気まずくなるので解雇)
実際に当日は6試合中5試合でパスが使え、気持ちの良い展開力で試合を進めることが出来ました。
初手の8枚でパスが引ける確率は大体33%ぐらいだと思うので、他のサーチ札やサポートも含めると、そこまでの上振れではないと思っています。

2.メロエッタ

後1からサイドを進めるために採用、パスが使えると、配信のようにカミツレまで繋がってアタックできるケースは多いです。
140で非エク系を取れると、後はVMAXとシステムV・GXで勝ち
210以上出せると、油断した黒馬やザシアン、ミュウなど、Vが多く採用されているデッキに対してとても有利に働きます。
エネに余裕がある時の280も強く、メロエッタに2枚フュージョンエネが付いている時、サイド1枚ゲットと、飛んでくるかもしれない280点ケアの、絶妙に困る2択を押し付けられます。
ちなみに1-3-2で取られるため、サイドレースで優位に立つことは特にありません。ですが、ガノン対面でベンチバリアもあると、ベンチバリアを上手く着地させられればかなり有効ですね。

3.ポケギア3.0

入ってるミュウデッキあまり見ないんですけど、なんででしょう?
個人的には強さしか感じません。
後1カミツレ、先2ボスをするためのパーツであり、手帳と組み合わせて山に残しておけば、リセスタ雪道の対抗策になります。
ミュウは欲しいサポートが確定している場面が多く、基本的にゲノで山を掘ってから、最後のサーチにポケギアを宣言していました。

4.レッドの挑戦

パスが4枚ある都合上、後1ピオニーがあまり強くなく、また、悪対面のウィークガードやグッズロック下でのミュウVMAXなど触り辛いカードを持ってくるために、ピオニーを1枚減らして採用しました。タブレットやリセスタを温存したい時にピオニーしかないと困るのもあり、実は色々な場面で重宝しています。
ポケギアのおかげで、比較的サポートを打ち分けられやすいのも好相性ですね。

5.マオ&スイレン

最近は標準搭載ですかね?グッズロック下でのゲノ縛り解除、スイクンの確定数ずらしなどで使います。
マッドパーティのフウとランみたいな感じですね。
グッズロック対面ではとても大事なので、使った後は、使えるうちに手帳で回収しておきましょう。

6.基本鋼

環境で一番意識するべきは白馬スイクンだと感じていたため、ゲノセクトでテクノバスターを言いやすくするために1枚だけ採用しました。
最初はパス4の都合上、トキワの森を採用していたので相性も良かったのですが、3神系統にエネルギーを与えるデメリットを考慮してうねりになっています。
なんかおしゃれなのでそのままにしています。

動き始めたらブンブンで、とても爽快感のあるデッキでした。
しかしマッチングは
クワガノン×
ドガスバット×
悪バリス○
雪道ゲンガー○
リーフィアファイヤー○
スイクンファイヤー×
と、苦手対面のみを踏む結果に

環境読みではクワガノンが少し減り、白馬やジュラルドンのシェア率が高いと予想していたので、完全に読み違えてしまいました。

メインで使う予定だったハピナスを、黒馬とジュラルドンに勝てないと考えて手放したのが悔やまれます。
黒馬に答えを見つけた、しゅんさん、あむさんの素晴らしい記事に、ハピナスの環境への刺さり具合や、プレイングについては大事なことが全て書かれていたので、ぜひそちらを読んでください。
ほんとは色々書いていましたが、しっかり結果を出したハピナスがいるなら特にいらないなと思ってカット!
リストだけ載せておきます。

2進化ハピィナス

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初見殺し性能が高いのでおすすめですよ。
ピィはラッキーに進化しないし、ラッキーエネはハピナスに進化しません。

ここまでご覧いただきありがとうございました!
少しでも誰かに得のある記事になっていれば嬉しいです。
質問やコメントなどはお気軽にどうぞ!
Twitter(@Dcdv0318)でも受け付けております。

それではありがとうございました!!ででんね~~!(お別れの挨拶)

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