星野 源 / 日常
身体、心の痛みで辛いことは
ひとの身体の仕組み
自分に備わっている感覚を恨みたくなるほどに
いたい こわい ことがある
社会の中で生きている、生きてきたひとほど
共感してほしい わかってほしい
そう願ってしまう
でも、同じくらいかそれ以上
痛みや恐怖を感じたことのあるひとしか
その一部に共感してはくれない
わかると言ってくれたからといって
そのわかるはあなたの望んだわかるでは
ほとんどの場合同じではない
ひとにわかってもらおうとなんかするより
自分自身が自分のことを見てあげる
自分を責めるのではなくて
いたいよね つらいよね こわいよね
そんなときは落ち込んだり
焦ってしまったり
叫びたくなったりするよね
と、自分を抱きしめてあげる
自分が自分のことをちゃんと見てあげられるようになってくると、他人にわかってもらわなくても
なんてことはないことが何となくわかってくる
自分が自分のことを昔より支えてくれるようになる
家族、兄弟に対する一般的に知れ渡っているような理想像に縛られる必要はありません
家族、兄弟でも合わないひとは合わないものです
自分と二人三脚で生きていければ必ず自分は自分にありがとうと言ってくれるはずです
あなたはあなたと共に生きているのだから
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