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24.耳がハイジャックされている

私は自分の持っている時間を自分でコントロールできていない現実に直面している。

いまは25:00

寝る時間がまた遅くなってしまった。


2日前に友達にclubhouseというアプリに招待してもらった。このアプリはもともと起業家が情報交換をするために作られたアプリで、podcast感覚で基本的に誰でも聞ける音声メディアである。

clubhouseの説明はニュースとかによくまとめられてるのが出てるのでぜひそちらを。

このアプリをざっくり説明すると、

①ラジオ感覚で人の話が聞ける
②アーカイブは残らないので全てリアルタイム
③招待制

とりあえず、Twitterとかでフォローしてるビジネス系、デザイン系、アート系の人たちでこのアプリをやってる人たち(知り合い~有名人含め)を40人くらいランダムにフォローしていったら随時ホーム画面にいま流れてるラジオみたいのが出てきた。

まあもともと興味ある分野の人をフォローしていたから、おもしろそうなラジオ番組がいっぱいあるみたいな感じだったんだけど、1時間もしないうちにつかれてきた。


わりと話してる内容がみんな「この時期にやってる人は情報感度高い」「人脈を広げましょう」「フォローしあいましょう」など、私が結構苦手だった大学受験が終わって #春から〇〇大学 知らない人でもフォローし合おう、そして勝手に作られるLINEグループ、入ったら知らない人がたくさんいてみんな無理してコミュニティを広げる感じ、入らなかったらそれはそれで情報弱者になる、ゆえにとりあえず置いてかれないように入っておく雰囲気と似ていた。

この方の気持ち、とてもよくわかる。

聞かないと損した気分になる

ここで困ったのが「じゃあアプリ消せばいいじゃん」が使えないことだ。

やっぱりフォローしてる人は自分の興味関心がある話題を話してくれる可能性もあるわけで、しかもリアルタイムでしか聞けないからずっとアプリで聞き流しをしてしまう。

アレクサなど、身体の聴覚の部分だけ使うサービスは忙しい現代人にとてもトレンドになっている。

だけど、clubhouseの困ったところ、というか私が使ってみて困っているところはハイジャックされた気分になるのだ。

耳がはなせない。

ちょっと気になるけど聞かなくても自分の人生に影響はない話をずっと聞き続けてしまうのだ。


昨日、DAIGOのyoutubeで人間は一番最重要である時間を管理できていないから、まずは自分が1日の時間をどう過ごして、何に一番満足度が高かったのかを測ることが大切という動画を見た。

そこで今日やってみた。

キャプチャjikan

私は最後の大学生の年をバイトもインターンもやらずに24時間自分のものとして謳歌している。

DAIGOが言ってたのは自分の使った時間の中で

①幸せだった活動

②達成感を得られた活動

③人間関係を広げる活動

の3つの割合で時間対効果があったかを確認せよと言っていた。

①の今日幸せに感じた活動は、

1石岡瑛子の展覧会を見に行ったこと

2清澄白河でめっちゃいい昔ながらの駄菓子屋を見つけたこと

3ショッピングで最高にかわいい雑貨を発見して買ったこと

4Dr.Stoneを見たこと


だった。

②の達成感は

1移動時間に英語の勉強を少しでもできたこと

2本を読めたこと

だった。

自分が午前中なかなかベッドから抜け出せずに、ダラダラ過ごしていた時間は改めて”無”であり、SNSを見ていた時間も当然ながらなににもならない。

それどころか、最近自分の時間の管理、睡眠時間の確保を徹底しているので、SNSに可処分所得時間をとられているようでうぅっとなっている。


もっと自分の人生に集中したい。

デジタルネイティブに生まれて、生活の中にインターネットがあふれてるからこそ、アナログなリアルでの人とのつながり、あたたかさ、本の中で自分と昔の人との対話、そういう時間を確保していけるようにしたい。

インターネットとのうまいお付き合いの仕方は、現代社会で生きている人間の必修科目なんだけど、自分で学んで身につけるしかないから大変だよなあと思う。



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