断捨離の手がとまった。調子が悪くなった。

気持ちが落ちている。
実は今朝の時点では、高校時代の制服を処分しようと思っていた。
実際は家に帰ってきて、手に取ると、ふと、手放しがたい気持ちに陥ってしまったのだ。
何を考えているのだろう。これ着て棺に入るわけではないのだぞ?
楽しい思い出はあった、はずだ。
掃除や不用品の選別は修行だと思って処分しようと思っていた。
なのにためらいが出てしまう。よろしくない。
クリーニングから帰ってきたままの服を、ハンガーから外す。
制服というのは、高いだけあってしっかりしている。3年も着たのに背中に多少の毛羽立ちがあるくらいだ。
他の服たちに混ぜて、ぞんざいに捨てることはためらわれた。
そのため、ゆっくりとたたんで、別の袋に詰めた。きっと古布回収先ではぐっちゃぐちゃにされるだろう。それでもこの手から離れるその瞬間までは、大事にしておこうと思った。
もしかしたら、気が変わってまた、ハンガーにかかっているかもしれないが。

元パートナーからもらったキャラクターグッズを処分しようと思った。
今でも好きなキャラクターグッズだが、私が持って帰ってきたのは1匹だけだ。他にもいっぱいいたが、それは彼がさみしくないようにと家族を増やすように買い足したものだから置いてきた。
その他にもちょっとしたグッズがあったので、これも思い切ってフリマに出すことにした。
私の手元にあっても、負の感情が沸き起こるなんて、物がかわいそうだ。

調子が悪い。ずっと横になっていたい。
それでも週5日は仕事があるし、今週は土曜日も仕事だ。
人生の中でそんな日もあるさ、と、自分で機嫌をとるしかないのか。

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