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「クリアソート」〔コイネージ【新造語の試み】15-1〕

「『どうすればいいか』を考えること」。

「自分の目的を成すための具体的な行動を思慮すること」。

「設定した目標や眼前の課題をクリアする最善の行動はなにかを、具体的に考え、試行錯誤すること」。


これを意味する言葉、「クリアソート(clear thought)」を新たに造り、そう呼んでみる。

「クリアソート」の対象は「行動」である。

人は皆、仕事・家事・勉学・技芸事などに勤しむとき、大なり小なり"考えている"。「どうすればいいか」を。

その考えの効果性・クリア性が高ければ高いほど、高いレベルの成果を出すことができる。

仕事ができる者とできない者の差は、「どうすればお客さんに商品を買っていただけるか」「どうすれば効率的にタスクをこなせるか」といった具体的な課題について、"どれだけ具体的かつ効果的に考えられているかどうか"の差だといえる。


東大に合格した者は、 

「人一倍努力した」

"それ以前に考えている"のだ。

「どういう勉強の仕方をすれば、自分の成績をより上げることができるのか」ーと。

それは黒字経営を続ける会社経営者しかり。
オリンピックで金メダルをとったスポーツ選手しかり。
偏差値40から慶應義塾大学合格までの道に、生徒を導いた教育者しかり

この人たちは「どうすればいいか」を考えられたから、それを成せたのだ。

天才も、努力家も「初めに思考ありき」。

「この行動をしたら、この効果が得られると考えるが、どうか」

「この結果を得るために、どんな行動をすればいいか」

という効果性思考。

これを表す言葉が存在しないと考えた。

ゆえに、これに「クリアソート」と名づけ、提案してみる。

「クリアソート」は、あらゆる成功の"源泉"であるといえる。


なぜ、先人方は「クリアソート」に相当する言葉を造らなかったのだろうとは、前から不思議に思っていたことだ。

「クリアソート」自体は僕の造語なのでこれでなくてもよいのだが。

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