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\開催終了/人と地球にやさしい新しい“弔いのかたち”循環葬®トークイベント

DEATHフェスに向けたカウントダウンイベント。今回は、循環葬®を運営するat FOREST株式会社 co-founder / COO 正木雄太さんをゲストにお招きして、人と地球にやさしい新しい“弔いのかたち”循環葬®についてお話しいただきました。こちらのnoteでは、イベントでの内容をピックアップしてご紹介します。


循環葬®とは

コロナ後、一般葬や一日葬を希望する人が減少し、近親者のみで行う家族葬や直葬(ちょくそう)が増えています。

正木さんは2023年夏”循環葬® Return to Nature”を開始されました。
ご自身の親族が希望に沿った埋葬方法ができなかったご経験などから、「自分の人生の終え方を考えたときに、選びたくなるエンディングがない」と感じたとのこと。そこから、具体的なアイディアやサービスが生まれていきました。

正木さんは大阪からオンライン登壇してくださいました

循環葬®は、火葬した遺骨を粉末状にし、土と混ぜ、墓標も何も残さず森林埋葬します。
ご遺骨は、環境アドバイザー監修のもと自然循環しやすい方法でReturn to Natureの森に埋葬され、ご遺骨はやがて樹木の栄養になります。
そして、埋葬後は、森全体がおまいりの対象となるので、ご遺族やお仲間のお墓まいりの時間は「森林浴」や「癒しの時間」にもなります。
また、契約金の一部は、Return to Natureの森の保全だけでなく、国内外で森づくりを行う森林保全団体に寄付され、人と地球に優しいサービスになっています。

近年人気の樹木葬。樹木葬は骨壷を使って埋葬されることが多く、遺骨は自然に還らないとのこと。自分の命が森の命になる循環葬®、新たな葬送の選択肢として選ぶ人も増えそうですね。

循環葬®が運営されている山は、関西でも名高い北摂(ほくせつ)の霊場 能勢妙見山(のせみょうけんざん)の森にて運営され、寺院活用の森を活用されています。能勢妙見山は大阪府と兵庫県の府県境に位置し、アクセスしやすい立地です。森の近況はSNSでも発信されているとのこと、ぜひチェックしてみてください。

循環葬®︎の森の様子

2023年秋 新サービス

循環葬®︎の森にて、ご遺族の〝ケア〟につながる森の小さなお別れ会Forest Gatheringサービスをスタート。
緑に囲まれた森のデッキにて、ご家族や親しいご友人だけでお見送りの時間を過ごします。遺族の心を森林と食事で癒す、グリーフケア(喪失のケア)につながるお別れ会は、ご遺族のリクエストに応えたいと開発されたとのこと。能勢町の地元食材を使ったケータリングサービスを行う「TOGO BOOKS nomadik」をフードパートナーに迎え、心と身体にやさしいお料理を提供されています。

森の小さなお別れ会Forest Gatheringの様子

さいごに

「葬送には感情のケア、グリーフケアの役割があると思う。それをもっとサービスに盛り込んでいきたい」との正木さん。
死を語る文化醸成メディアとしてYouTubeを開設されるとのことですので、こちらもお楽しみに!

ありがとうございました

循環葬®という、新しい埋葬方法がテーマのイベントでしたが、オフライン・オンラインあわせて50名の方にお申し込みいただきました。今回は、参加者のみなさまとのディスカッションの場も多く設け、既にみなさんの関心の高いテーマなんだと実感しました。参加くださったみなさま、ありがとうございました!

第三弾は12/9(土)16:00〜@QWSとオンラインでハイブリッド開催

DEATHフェス カウントダウンイベント「お墓、入りたいですか?」第三弾は、事前アンケートなどでも希望者が多い「海洋葬」について、海洋散骨のパイオニアである村田ますみさんをお招きします。お楽しみに!


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