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世界の"deathtech""葬tech"に関…

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世界の"deathtech""葬tech"に関するホットな情報を提供。 「誰もが迎える死を、テクノロジーを活用して非タブー化する」がミッション。 国内外のテック系企業、コンサルティング会社などにて、企画、営業、開発など節操なく経験。 40代と死への意識が年々増大中。 親戚は僧侶。

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DeathTechがこれから注目に値するわけ

すべての人に当てはまること。 それは、「1日が24時間であること」、「人はいつか必ず死ぬということ」。 本ブログでは、死に関する課題をテクノロジーにより解決しようとするサービスのカテゴリーとして、海外では"DeathTech"、日本では"葬Tech"とも呼ばれるサービスを紹介します。 米国など海外ではじわりじわりと注目されてきている分野で、"DeathTech"で検索すると、いくつかの技術・テクノロジー系メディアで取り上げられているテーマであることがわかります。 翻って

    • 生成AIで死者復活を中国で実現 -賛否両論-

      いよいよというか、中国で生成AIにより死者をデジタルで復活させたというニュースが発表されました。 このサービスはまさにDeathTechど真ん中ですね。 とはいえ、倫理的にどうなのかは賛否が分かれるところです。 身内の中だけであればサービスとして賛成だけれども、故人・遺族の知らないところで勝手に死者をAIで復活させるとなると問題だという意見が多いのではないでしょうか? 事実、Yahoo!の記事にぶら下がっているコメント欄を確認すると同様な意見を多く目にします。 個人的には

      • TBSで安楽死が特集 -誰にでも訪れる「死」を考える機会に-

        タブー視されるものの、誰にも等しく訪れる「死」。 近年は安楽死に関する書籍なども徐々に増えつつあるものの、TBSの特集は「死」をそれぞれが考える切っ掛けとして参考になるのでは?ということで、DeathTechそのものではないですが紹介します。 「安楽死」に対し、個人的な意見は定まっていないですが、何が何でも「安楽死」を禁じるというのは、私個人としては違うかなという見解です。 アイキャッチ画像:UnsplashのSandy Millarが撮影した写真

        • アフリカでのDeath Tech最新事情

          Today Africaに、アフリカでのDeath Tech最新事情が紹介されていたのでまとめてみました。 要約をChatGPTにしてもらった記事をDeepLで和訳し、それをChatGPTに300字程度に要約してもらったのが次の内容です。 要約にあるとおり、2019年から現在までに10億ドル以上の資金調達をDeath Techで行っているようです。 10億ドルを多いとするか少ないとするかは判断が難しいところではありますが、投資家からの一定の評価を獲得できている点については

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        DeathTechがこれから注目に値するわけ

          最近(2023年12月時点)のDeathTechをChatGPTが紹介

          久しく投稿できておりませんが、気持ちの中では相変わらずDeathTechに関する興味・炎は続いています。単に、継続が苦手な性分なだけです。 さて、2023年はChatGPTがいろいろと世間を賑わした1年だったと認識しております。そんなお騒がせのChatGPTに最近のDeathTechを総括してもらいます。 世界のDeathTech事情を知りたく、英語でプロンプトを下記のように作成しました。 ChatGPTがまとめた最近のDeathTech事情(英語)出力された回答は次の

          最近(2023年12月時点)のDeathTechをChatGPTが紹介

          ChatGPTに"Deathtech"に関する記事を作ってもらってみた。

          最近話題のChatGPT、個人的に熱いツールというかおもちゃというか知的相棒です。 せっかくなので、このところ滞っている投稿を、ChatGPTの協力を得てやってみます。 早速、ChatGPTに次のような依頼を出してみました。 ほんの数秒で答えが返ってきました。 どうですか?「終末期ケア」によった記述という特長がつかめるのではないでしょうか?deathtechが死後も含むかは議論の余地があるものの、「終末期ケアに新興技術が適用される」という記述はすごく筋のよい説明です。

          ChatGPTに"Deathtech"に関する記事を作ってもらってみた。

          アンドフォーアス社が「エンディングテック カオスマップ 2022年度版」を公開

          アンドフォーアス社が、国内初の「エンディングテックカオスマップ」を発表しました(同社プレスリリース)。 大きく「生前」「死後」に分けられ、それぞれ、次のように分類されています(エンディングテックカオスマップ2022年度版)。 ▼生前 終活・相続プラットフォーム エンディングノート・遺言特化 エンディングメッセージ特化 家族信託 ▼生前・死後 葬儀社向けDX ▼死後 葬儀・追悼 オンライン葬儀・追悼 相続 相続税申告 相続登記 DeathTech(デステック)、エンディン

          アンドフォーアス社が「エンディングテック カオスマップ 2022年度版」を公開

          DeathTech関連セミナーコンテンツがオーストラリアから配信

          オーストラリアのメルボルン大学には、DeathTech Research Teamなる研究室があります。 DeathTechを研究しているのは、世界広しといえどもここだけではないでしょうか。 さて、当研究所の主な活動内容は研究所のサイトによると、主に次の2つのようです。 遺体処置方法についての研究 将来の墓地のあり方に関する研究 DeathTech Research Teamが、DeathTechに関するセミナー動画をThe Greater Metropolitan

          DeathTech関連セミナーコンテンツがオーストラリアから配信

          2023年に注目したいオーストラリア発のスタートアップに、Bareが紹介

          オーストラリアのビジネスメディアであるhttps://www.smartcompany.com.au/が、"Cultured meat, seaweed and death tech: 10 startups we’re watching in 2023"という特集を組んでいます。 特集の中で、注目のスタートアップの1つに、DeathTech企業のBareが選ばれました。 記事の中で、Bareは次のように紹介されています。 雑ではありますが、訳すと次のような感じです。

          2023年に注目したいオーストラリア発のスタートアップに、Bareが紹介

          イギリスの複業企業Octopus Groupが、Guardian Angelsの買収によりDeathTechへ参入

          ロンドンに本社を置き、投資やエネルギー、不動産業を手掛けるOctopus Groupが、DeathTech企業のGuardian Angelsを買収するとのことです。 ▼記事 Octopus Group moves into 'death tech' with Guardian Angel acquisition Octopus enters ‘death tech’ market with Guardian Angel acquistion Octopus Group ac

          イギリスの複業企業Octopus Groupが、Guardian Angelsの買収によりDeathTechへ参入

          イーロン・マスク(twitter)の判断が、故人のアカウント取扱いのグローバル・デファクト・スタンダードとなるか?

          東洋経済オンラインの記事(マスク「休眠15億アカウント削除」揺らぐ故人の声 ~Twtter上に残る故人アカウントの扱いはどうなる~)によると、twitterのCEOであるElon Muskが、「長期間ログインしていないTwitterの「休眠アカウント」の削除を示唆」していることを紹介しています。 Elon Muskのtwittterによると、たしかに下記画像のように、彼が言及していることが確認できます。 ちなみに、2020年12月時点のtechcrunchの記事(Twit

          イーロン・マスク(twitter)の判断が、故人のアカウント取扱いのグローバル・デファクト・スタンダードとなるか?

          日経テレ東大学で「社会人のための「死」入門【なんで最期に、それ呟いたんですか?】」特集

          タイトルの通り、日経テレ東大学で「社会人のための「死」入門【なんで最期に、それ呟いたんですか?】」という5回シリーズ動画がアップされています。 僕自身、まだすべての動画を観ていないですが、こういう特集があることで、世間の「死」に対する認識が変わるのではないかと期待せずにはいられません。 ぜひ観てみてください。 ぼくも週末観ます。 第1回目:【成田悠輔vs無念の死】社会人のための「死」入門【なんで最期に、それ呟いたんですか?】 第2回目:【成田悠輔✕後悔しない人生】楽しく

          日経テレ東大学で「社会人のための「死」入門【なんで最期に、それ呟いたんですか?】」特集

          フリーソフト「死後の世界」を通じ、死後のデータ取扱について考えてみる

          Yahoo!の記事から知ったフリーソフト「死後の世界」。 Yahoo!が引用した、ITmediaによる元記事「フリーソフト「死後の世界」が19年以上も現役であり続ける理由」はコチラから読めます。 ぼくがまさに欲しいと思っていた、そして提供したいと考えていたコンセプトのソフトです。 正直なところ、「やられたぁ!」と思うと同時に、無料でしかも約20年にわたって提供し続けているところに頭が下がる思いです。 生前の情報を消し去りたい人、亡くなってもデータだけは残したい人、亡くなっ

          フリーソフト「死後の世界」を通じ、死後のデータ取扱について考えてみる

          Wiredが2015年に「死の未来」という特集でDeathTechを既に取り上げ

          ぼくの好きな雑誌のうちの1つである。Wired。 自宅の本棚にある本を漁っていたら、なんと2015年に「死の未来」という特集号を出していたとは。 かれこれ7年も前なので、書かれていた記事の記憶は全くなく、ましてやもしかしたら積読状態になったままかもしれません。 DeathTechを紹介しようという立場としては、この特集の記憶がすっかり抜け落ちていたのは大変恥ずかしい限りです。 ちなみに、2015年の本特集号の概要はまだリンクが残っています。 Wired VOL14「死の未

          Wiredが2015年に「死の未来」という特集でDeathTechを既に取り上げ

          "Deathtech"でGoogle検索1位獲得

          Googleで"Deathtech"と検索してみたところ、まぐれなのか1位に表示されていることを、chromeのシークレットモードで確認できました。 とはいえ、そもそも"Deathtech"の検索ボリュームが世界的に小さいため、価値は決して大きくはないけれども、ニッチなテーマに目をつけてそのテーマの第一人者としてのポジションを築くといういつもの作戦の第一歩としては上々の滑り出しだと自己評価しています。 少しだけ余裕ができつつあるので、海外のDeathtech事情を隔週の頻度

          "Deathtech"でGoogle検索1位獲得

          久しぶりです、ちょこちょこ投稿再開します

          DeathTechへの関心は相変わらず高いものの、諸般の事情により投稿が滞っていました。 少しずつではありますが、世界のDeathTech事情について情報の提供を再開していきます。 さて、今回はFacebook広告で頻繁に目にする、Atlassian社が11/17(木)に開催するAtlassian team tour tokyoを紹介します。 数あるセッションの中で気になったのが16:05-16:50に行われる「お葬式DXで変わる弔い体験とレガシー産業の社内システム」で

          久しぶりです、ちょこちょこ投稿再開します